第一生命と第一フロンティア生命は何が違うのか?第一フロンティア生命をオススメできる根拠のある理由
第一生命と第一フロンティア生命の違い
第一生命と第一フロンティア生命は、まったく違った商品などを販売しています。
第一生命保険株式会社は持株会社である第一生命ホールディングスの子会社。
現在の第一生命保険株式会社は、持株会社体制移行のために2016年4月に設立された2代目の株式会社です。
また、第一生命は今、DAIGOさんのテレビCMでもおなじみなので、みなさんご存じだと思いますが、一般的な国内生保・損保を取り扱う会社です。
現在の経営理念は、『お客さま第一主義 「一生涯のパートナー」』としています。
そして、第一フロンティア生命株式会社は設立当初は第一生命ホールディングスと損害保険ジャパン日本興亜株式会社の子会社でしたが、2014年に損害保険ジャパンの保有株全てを第一生命に譲渡し、現在は第一生命ホールディングスの完全子会社になっています。
また第一フロンティア生命で扱う商品は全て外貨建保険になります。
要するに、第一生命保険株式会社と第一フロンティア生命株式会社はグループ会社なんです。
第一生命と第一フロンティア生命の扱う商品の違い
第一生命と第一フロンティア生命はグループ会社と紹介しましたが、実は扱う商品は全く違います。
ちなみに第一生命の営業員は数年前からようやく第一フロンティア生命の商品を一部だけ取り扱う事ができるようになりましたが、第一フロンティア生命が第一生命の商品を取り扱える事はありません。
なぜなら、そもそもの保険の販売方法が違うんです。
まず、第一生命の保険といえば、今は「ジャスト」が主力商品として販売され、その他、年金、学資、経営者保険などになりますが、すべて円での取引になり、円での支払になるいわゆる一般的な生命保険です。
そして窓口販売はなくなり全て営業員からの訪問販売になります。
(場合により来店対応している営業所もあります)ですが、第一フロンティア生命の商品は「変額年金保険」「変額定期保険」「変額終身保険」「変額定期保険」の4種類に分けられ、内容は同じでも販売する金融機関によって商品名が違ったりします。
そして全て外貨での取扱です。
また、第一フロンティア生命の営業員からの訪問販売ではなく各金融機関(銀行など)による窓口販売と金融機関の営業員による訪問販売になります。
なによりもっとも違うのは、加入時の「告知」や医師による「審査」があるかないかです。
一般的な生命保険はほぼすべての商品が必ず「告知」「審査」があるのに対し、第一フロンティア生命の販売する保険はたとえ終身保険でも「告知」や「審査」がいりません。
第一生命 | 第一フロンティア生命 | |
---|---|---|
基本的に訪問販売 | 販売方法 | 金融機関窓口販売または各金融機関の訪問販売 |
生命保険、医療保険、年金等 | 商品種類 | 終身保険または年金 |
円 | 通貨 | 外貨(一部円建ての取扱あり) |
あり(年金など一部の商品はなし) | 告知・審査 | なし |
月払い、年払い、半年払い | 入金方法 | 一時払い |
第一生命と第一フロンティア生命の商品加入を考えるならば
取扱商品が全く違うので、比べれる部分があまりありませんが「終身保険」や「年金」のみを考えるのであれば、第一フロンティア生命の外貨建て保険の方が私は絶対おすすめです。
ただ一時払いにはなってしまうので余裕資金があるかないかにもなってしまいますが、「告知・審査」がないのはとてもメリットですし、なにより終身保険で保障を用意しつつ資金の運用もできてしまいます。
もちろん第一生命の商品が悪いという評価ではありません。
今販売中の「ジャスト」は自分のニーズに合わせて必要な保障を組み合わせれる新しいタイプの生命保険で、とても評判は良いです。
ただ、そんな良い商品もあるのにあえて第一生命が第一フロンティア生命の商品を売るという事は、それだけ第一フロンティア生命の商品が良い商品なのではないでしょうか。