第一生命のブライトwayの解約返戻金がほとんどないのはなぜ?
目次
第一生命のブライトWayの解約返戻金が少ない理由
第一生命のブライトWayの解約返戻金は思ったよりも少ないものです。
生命保険は解約したら解約返戻金があるから大丈夫と思っている人が多いのではないでしょうか?
その考えがそもそもの間違いなんです。
生命保険には掛け捨てというわれる特約が多く、支払事由がもっとも多い医療特約が良くある例です。
そして死亡保障の多くも今はほとんど掛け捨てが多く、ブライトWayはその代表と言ってもいいでしょう。
要するに第一生命のブライトWayは、主契約の終身保険以外はほとんど掛け捨ての為、解約返戻金がないんです。
第一生命のブライトWayとはどういう商品なのか
簡単に説明すると、
主契約(終身保険)+一時金保障(3大疾病「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」・要介護状態・身体障害状態など)+医療保障
これがベースになります。
あとは好みで特約を付加し契約者のニーズに合わせられるし、なにより組み合わせにより保険料を簡単に調整できる事から契約者にも営業員にもわかりやすい商品になっており、爆発的に売れていました。
そして売り文句は「生きていくための保障」です。
ちなみに代表的な特約は「アシストセブン」「アシストセブンプラス」「インカムサポート」「レディエール」「アクセル」「先進医療」「払込免除特約」これだけ覚えれば、どんな新人の営業員でも何も考えず売ることができるんです。
第一生命のブライトWayの代表的な契約例
・契約年齢30歳 ・口座振替(月払) ・保障充実割引(3500万円ランク適用)
保障額・保険料の内訳 | 保障額 | 保険料 |
---|---|---|
終身保険(主契約) | 1万円 | 24円 |
アシストセブン | 1000万円 | 3,660円 |
アシストセブンプラス | 100万円 | 396円 |
インカムサポート(10年有期年金) | 年金額120万円 | 2,945円 |
定期保険特約 | 1800万円 | 4,320円 |
新総合医療特約D(H22)60日型 | 日額1万円 | 2,790円 |
8大生活習慣病入院特約D120日型 | 日額1万円 | 570円 |
先進医療特約 | 付加 | 57円 |
合計 | 14,762円 |
※30歳時以降10年間の月払保険料14762円のうち、保険料払込免除特約部分の保険料は824円です。
この内容だったらまだ良い保障の例です。(終身保険である保障額にはびっくりするかもしれませんが、、この機会にご自身の保障内容をチェックしてみることをお勧めします。)
なぜなら「アシストセブン」「アシストセブンプラス」「インカムサポート」が付加されており、これらは掛け捨てという部類ではなく積立部分があるので、まだ解約返戻金は高いです。(もちろん契約後数年はほとんど解約返戻金はありません)
ただ、一番保険料が高い定期保険と医療特約は「掛け捨て」になります。
要するに第一生命のブライトWayの保険料の半分以上は解約返戻金がない保障なんです。
第一生命のブライトWayの解約返戻金は低いが解約するべきなのか
第一生命の営業員の善し悪しにもよりますが、おそらくブライトWayを契約した人は保険料を安く抑えるために終身保険を削り、「生きるため」と営業文句を言われアシストセブンやインカムサポートの保障を多くとり保険料の調整をしたのではないでしょうか?
でも良く考えて下さい。
確かに大きな病気になった時の一時金は必要かもしれませんが、第一生命のブライトWayはこの長生きの時代に80歳までしか契約更新ができない特約なんです。
もちろん一時金も大事ですが、解約返戻金が高く更新のない主契約の終身保険の保障も多くした方が良くないですか?
もしご自分の契約されているブライトWayの内容が掛け捨てばかりなら、なるべく早いうちに見直した方が良いのではないでしょう。
そして同じ掛け捨てにするならなら、医療保険は若いうちに更新がない終身型タイプにかえるべきだと思います。