アフラックのウェイズ、学資保険としては今は悲惨!利率が低く使えない理由
目次
アフラックの学資保険代わりに発売されたウェイズはどうなのか?
インターネットで学資保険を検索すると今でもアフラックのWAYS(ウェイズ)がヒットすることがあります。
現在はアフラックのWAYS(ウェイズ)は学資保険として販売されていません。
どういう経緯でアフラックWAYSは学資保険として販売されなくなったのか、すでにWAYS(ウェイズ)を契約した方はどうすればいいのか?
今回は、アフラックWAYSの商品性や学資保険としての機能が果たさない理由、現在、WAYSに加入中の人に向けてお話していきたいと思います。
アフラックのウェイズはどういう商品だったのか?
まず、アフラックのWAYS(ウェイズ)とは低解約返戻金型終身保険と呼ばれる終身保険です。
厳密に言うと、アフラックのWAYS(ウェイズ)は学資保険ではありません。
しかし、当時は死亡保障も一生涯保障されて、返戻率(利率)も学資保険と同じくらい高かった(100%は超えてきました。)ので非常に人気があったんですよ!
そして学資保険と違ってアフラックのWAYS(ウェイズ)は満期という考えがないため、大学に入学しなかった等、学資金を必要としなかった場合に長期的に運用ができる多様性のある貯蓄型終身保険でした。
アフラックにお金を預けておけば銀行の利率より高い金利でいつまでも増え続けていくというところが気に入られていたようです。
アフラックのウェイズは学資保険として存在しない
2018年現在もアフラックのWAYS(ウェイズ)自体は販売されていますが、学資保険代わりとして保険を組むことはできません。
理由としては、以前のように10年や15年で短期で払込む(10年、15年の短期払契約が販売停止に)ことができなくなり、60歳払など長期払しかできなくなったからです。
短期で払い込むことによって高い返戻率を誇っていたウェイズですが、現在では学資保険としては事実上使えないということになります。
さらに返戻率が元となる予定利率も大幅に引き下げされたことにより、アフラックのWAYS(ウェイズ)を貯蓄目的で加入する人はほぼいなくなりました。
なぜアフラックのWAYS(ウェイズ)の利率は下がってしまったのか
予定利率が大幅に下がった原因は予定利率の元となる国債の利回りを国の施策によって下げられたためです。
マイナス金利が始まってから昨今の日本の銀行で貯金しても利息がつかないという原理と同じです。
この低金利政策はしばらく続くので、アフラックのWAYS(ウェイズ)が学資保険として復活する可能性は極めて低いでしょう。
現在アフラックのウェイズを契約している人はどうするべきか
すでに学資保険代わりとしてアフラックのWAYS(ウェイズ)に加入した方は解約するべきでしょうか?
結論から言うと、絶対に解約するべきではないです!
なぜならば現在、ウェイズのような返戻率は他の商品ではないからです。
さらにアフラックのWAYS(ウェイズ)は低解約返戻金型であるため、払込をしている途中に解約すると今まで支払ってきた保険料の6~7割しか戻ってこないという商品です。
契約当初ならばほとんど返ってきませんので、元本割れしたくない方は払込が終わるまでできる限り続けるようにしましょう。
アフラックの学資保険代わりに発売されたウェイズの評価はどうなのか?まとめ
アフラックのウェイズは現在は学資保険代わりとして契約できないレアな低解約返戻金型終身保険となりました。
いわゆる「お宝保険」と呼ばれる保険ですね。
現在学資保険を検討している方は、販売されているアフラックの夢みる学資保険か他社の学資保険を検討しましょう。
ソニー生命の学資保険やオリックス生命の低解約返戻金型終身保険RISE(ライズ)が返戻率の高さからオススメです。
ぜひ検討してみてください。