コープ共済と都道府県民共済の違いとは?どっちが有利なのか徹底比較

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コープ共済と都道府県民共済の違いとは?どっちが有利なのか徹底比較

   

コープ共済と都道府県民共済はどっちのコスパが良いのか比較してみた

コープ共済と都道府県民共済はどちらも医療と生命の保障を中心にした共済で、月々の掛金が安く保障内容が充実していると言われています。

どちらもお手頃な掛金で請求から支払いまで早く、割戻金もあるなど共通点がありますが、どっちに加入するのがお得なのでしょうか?

今回はコープ共済と都道府県民共済の商品内容を比較します。

どちらがいいか迷っている人は是非参考にしてくださいね。

コープ共済「たすけあい医療2000円コース」

まず、コープ共済の「たすけあい医療2000円コース」の紹介です。

  • 月掛金:2,000円
  • 保障期間:1年ごとの自動更新で65歳まで
  • 入院:日額5,000円(1日目から184日まで)
  • ケガ通院:日額1,500円(ケガ日から180日の通院90日分まで)
  • 手術:2万、4万、8万
  • 死亡:10万円
  • 事故死亡:110万円
  • 住宅災害:3万、15万、30万
  • 先進医療特約:プラス100円で支払限度額1000万円
  • 個人賠償責任保険:プラス140円で上限3億円

都道府県民共済「入院保障」

続いて都道府県民共済の「入院保障2型」を紹介します。

  • 月掛金:2,000円
  • 保障期間::1年ごとの自動更新で65歳まで
  • けが入院:日額10,000円(1日目から184日目まで、60歳~65歳は7,500円)
  • 病気入院:日額10,000円(1日目から124日目まで、60歳~65歳は7,500円)
  • けが通院:日額1,500円(14日以上90日まで)
  • 手術:2.5万円、5万円、10万円(60歳~65歳以上は1万円、2万円、4万円)
  • 先進医療:上限150万円(60歳~65歳は75万円)
  • 死亡:10万円(60歳~65歳は5万円)
  • 個人賠償責任保険:月額140円で最大3億円まで

以上がコープ共済と都道府県民共済の比較です。

コープ共済と都道府県民共済を比較!

それではコープ共済と都道府県民共済の比較をポイントを絞って解説します。

ケガ通院に関してはコープ共済に軍配

都道府県民共済は通院14日以上がけが通院の支払い対象となります。

そのため切り傷など軽度な怪我については支払われにくいのが現状です。

一方のコープ共済は通院1日以上から支払い対象となるため、日常生活の軽いけがから備えたい人はコープ共済の方が良いでしょう。

現役世代の入院手術は都道府県民共済が有利!

続いて入院や手術についてですが共済金の額から考えても圧倒的に都道府県民共済が有利です。

けが入院の支払限度日数が124日とコープ共済より少ないですが、そもそもケガの平均入院日数が一番時間のかかる75歳以上でも40日前後であることを考えると、180日もの支払限度日数は過大であると言えます。

そのため、入院や手術の備えに関しては都道府県民共済の方に軍配が上がります

先進医療はコープ共済

先進医療に関してはコープ共済は特約として、都道府県民共済は主契約の中に組み込まれる形で入っていますが、上限額に圧倒的な差があります。

都道府県民共済については上限が150万円と非常に低く、がんの治療法である陽子線治療や重粒子線治療が200万円~300万円程度必要になることを考えると、都道府県県民共済の保障としては不十分です。

まとめ:ケガの心配がある人はコープ共済、入院や手術の心配がある人は都道府県民共済

このように、コープ共済と都道府県民共済を比較するとコープ共済はケガの保障に強く、都道府県民共済は入院や手術に強みがあるということが大きな違いとして出ました。

日常的にスポーツを趣味として行っていたり、肉体労働などケガをするリスクの高い人はコープ共済、病気での入院に備えたいという人は都道府県民共済を選ぶのがおすすめです。

ただ、都道府県民共済だと露骨に表れていますがどちらも年齢が上がるにつれて保障内容が弱くなります。

あくまでこれら共済は若いうちの保障と割り切って、お金が溜まってきたら終身医療保障に切り替えるのが賢い選択と言えるでしょう。

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