コープ共済あいぷらすにも割戻金はある!いくらなのか請求方法も徹底解説
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実はコープ共済あいぷらすにも割戻金はあります!
コープ共済のたすけあいに加入している人は毎年一回割戻金が振り込まれるのでその存在を知っている人が多いのですが、
実は毎年振り込まれないあいぷらすでも割戻金はあります。
コープ共済に限らず共済と保険の大きな違いとして割戻金の存在があります。
割戻金とは共済特有のもので、毎年支払った掛金の中からいくらかが戻ってくる仕組みです。
共済は保険と違い利益を目的としない加入者同士の相互扶助で成り立っている制度です。
そのため毎年集めた掛金と実際に支払った共済金や経費を差し引いた額は割戻金として加入者に分配されるようになっています。
本記事ではコープ共済あいぷらすの割戻金がどのくらいなのかということとどうやって請求するのか?そもそも請求したほうがいいのか?について解説します。
コープ共済あいぷらすの割戻金はどのくらい?
コープ共済あいぷらすの割戻金がいくらになるのかについてですが、毎年金額が決まっているわけではありません。
割戻金は、毎年集めた掛金と実際に支払った共済金や経費の差額になりますので、
大災害などで共済金の支払いが掛け金額を上回ればその年の割戻金はゼロということにもなります。
ただ、現状そのようなことはほぼなく、東日本大震災が発生した2011年も割戻金は支払われた実績があります。
これまでにどれくらいの金額が割戻金になっていたかということですが、あいぷらすの場合支払い掛金額の20%前後です。
例えば月掛金1,000円の場合、毎年2,400円ほどが割戻金となるということです。
コープ共済あいぷらすの割戻金は契約終了まで据え置かれる
コープ共済のたすけあいと異なり、あいぷらすでは割戻金は毎年振り込まれるわけではありません。
経費の削減のためあいぷらすの割戻金については割当日より利息を付けて据え置き、契約満期時に一括して返済するようにしています。
つまり月掛金1,000円で割戻率平均10%、10年満期の場合、契約満期時には24,000円プラス利息分の割戻金が支払われることになります。
なお、利率についてはコープ共済連のHPには公表されておりませんが、
コープ共済連の資産運用方針がローリスク・ローリターンな国債など債券中心なことを考えるとそこまで高くないのではと考えられます。
コープ共済あいぷらすの割戻金請求方法は?
コープ共済あいぷらすの割戻金は、契約満期もしくは解約時まで据え置きですが、途中で請求することも可能です。
割戻金を請求するためにはインターネットでの手続きかコールセンターへ電話で申し出ることが必要になります。
ただ、途中で請求すると利息分がもらえなくなる点は注意してください。
コープ共済あいぷらすの割戻金はすぐに請求するより据え置きのほうが良い!
このようにコープ共済あいぷらすでも割戻金は発生しており、契約満期時に利息を付けて支払われます。
もちろん途中でも請求できるのですが、請求してももらえる金額は微々たるものであることやその分の利息がもらえないことを考えると
契約満期まで待ってある程度まとまったお金にするほうが得策ではないでしょうか?
10年後にちょっとしたお小遣いがもらえると考えておくのが賢い選択ですね。