コープ共済あいぷらすと他社のがん保険で告知がゆるいのはどっち?

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コープ共済あいぷらすと他社のがん保険で告知がゆるいのはどっち?

   

他社に比べて告知が優しいと言われるコープ共済。がん保険と比べると?

コープ共済は他社に比べて告知がゆるやかで持病のある人でも入りやすいと言われていますが、他社のがん保険とコープ共済のがん保障であるあいぷらすの告知を比較すると、どちらが優しい保障なのかを確認して検討することをおすすめします。

例えば現在入院しておらず、今後1年以内に入院や手術の予定がなければ加入できるたすけあいV1000円コースやこども向けのジュニア1900円コースなどの告知ゆるやかコースはまさしく病気があっても加入できる優しい保障と言えます。

しかし、実は上記以外の商品(たすけあいの女性コース、あいぷらす、ずっとあい等)だと告知の数は多く、告知のゆるい保障かと言われると疑問です。

この記事では、コープ共済の告知内容を他社のがん保険と比べた結果やおすすめできる人なども紹介します。

コープ共済とがん保険の告知事項を比較!

それでは早速コープ共済のあいぷらすと他社のがん保険の告知事項を比較していきます。

あいぷらすは生命保障を主契約として、がんや入院の保障を組み合わせることが出来る10年満期の定期生命共済と呼ばれる商品です。

今回はがん保険との比較であるため生命保障300万円にがん特約を付帯した場合の告知事項ということにします。

また、他社のがん保険としてはオリックス生命のがん保険ビリーブを比較対象にします。

コープ共済のあいぷらすの告知事項

コープ共済のあいぷらすの告知事項は以下の通りとなっています。

  • 現在、入院中ですか?
  • 現在、医師から入院や手術を勧められていますか?
  • 過去5年以内に、つぎの病気により、医師の検査、診察、治療、薬の処方、通院指示を受けたことが ありますか?(がん、脳卒中、心筋梗塞、肝炎、糖尿病、うつ病など)
  • 過去1年以内に、病気やケガで、医師による検査、診察、治療、薬の処方、通院指示を受けたことが ありますか?(すでに完治している場合は問題なし)
  • 過去1年以内に、健康診断、人間ドックなどで異常を指摘され、「要検査」「要精密検査」「要治療」などの診断を受けたことがありますか?
  • (女性の方のみ)現在妊娠中で健康保険適用の治療、検査、通院指示、診察などを受けていますか?
  • (入院特約を付ける場合回答が必要)女性の方で過去5年以内に帝王切開を受けたことがありますか?
  • 現在、両目の矯正視力の合計が0.6未満ですか?
  • (40歳以上の方のみ)現在公的介護保険制度による要介護の認定を受けていますか?
  • (がん特約を付帯する方のみ)今までがんにかかったことはありますか?

ここでのポイントですが、大きく3つあります。

  • 健康診断にて「要経過観察」の場合は問題なく加入できる。(例えば腹部エコー検査で良性のポリープが見つかり、医師から年に一回はエコーを受けるよう指示があった場合も経過観察となるため告知に該当しない)
  • 子宮筋腫、帝王切開、痔、視力障がいの場合条件付き加入制度が使える。
  • 高血圧、脂肪肝の場合、満30歳以上でこれまで入院していなければ加入できる。

がん保険ビリーブ

続いてオリックス生命のがん保険ビリーブの告知事項です。

  • 今までにがん又は上皮内新生物にかかったことはありますか?
  • 最近3か月以内に以下の病気又は病状で診察、検査、治療、投薬などを受けたことがありますか?
  • 人間ドック、健康診断などで異常を指摘(要検査、要精密検査、要治療)されましたか?

以上の3つです。

なお、二番目で挙げられている病気には以下のようなものがあります。

  • ポリープ
  • 腫瘍
  • 結節
  • 肝炎
  • 慢性腎不全
  • 肺気腫
  • 糖尿病

ここでのポイントですが、大きく3つです。

  • コープ共済と同様、要経過観察となった場合は問題なく加入できる。
  • コープ共済よりも告知に該当する病気の範囲が少ない(脳卒中や心筋梗塞、高血圧は該当しない)
  • 過去3か月以内に上記の病気にかかった場合告知該当なので病気によっては過去5年間の既往歴を問うコープ共済より該当しづらい。

まとめ 一概に比較できないがコープ共済のあいぷらすは他社のがん保険より告知は厳しい

このようにコープ共済のあいぷらすは他社のがん保険より告知が優しいというわけではなく、むしろ厳しいです。

ただ、これはコープ共済のあいぷらすが、がん保障だけでなく、主契約として生命保障の性質も持っているからであり、一様に比較することはできません。

また、保障選びで大切なのは告知事項の厳しさよりも保障内容や月々の保険料です。

健康体ならどんな保険でも問題なく加入できますので、まずはそれらのポイントを比較するようにしましょう。

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