フコク生命の学資保険を解約すると!?問題点と注意点はここ!!
目次
フコク生命の学資保険を解約する時は!?
フコク生命の学資保険を解約する場合、お客様アドバイザーという対応窓口がありますので、そちらで解約手続きができます。
その際、減額なのか特約解約なのかまたは、保険そのものを解約したいのかによって必要書類が違いますので、理由を明確に伝えることが大切です。
ご家庭の事情などにより、やむを得ずフコク生命の学資保険を解約しなければならなくなった場合に、解約の手続きの仕方や解約しなくても済む方法などを説明していきたいと思います。
フコク生命の学資保険解約手続きに必要なもの
フコク生命の学資保険解約に必要なものは、保険者本人の保険証券(記号・証券番号)が必要になります。
もしも、保険証券を紛失した際は、担当者やお客様アドバイザーに相談し本人確認となりますので、その際免許証などをご準備下さい。
解約の流れ
解約の手続きの流れは、お客様アドバイザーに電話をします。
☎ 0120-259-817
フコク生命お客様センター 受付時間 平日 9:00~17:00(12/30~1/3除く)
その後、ご自身の希望内容を伝え必要書類が郵送されます。
フコク生命の学資保険を減額または特約の解約の場合
必要書類は内容変更請求書、本人確認書類(免許証や健康保険証など)です。
フコク生命の学資保険を払済または延長保険変更の場合
必要書類は払済・延長保険変更請求書、本人確認書類(免許証や健康保険証など)です。
フコク生命の学資保険を解約の場合
必要書類は解約書類、本人確認書類(免許証や健康保険証など)です。
上記のように、変更内容の書類を記入し必要書類を郵送します。
お客様アドバイザーに届いた書類は確認後、お客様契約変更書類として郵送され手続きは完了となる流れになります。
フコク生命の学資保険の解約後の保障はどうなるの!?
何らかの事情によりフコク生命の学資保険の解約をすることがあるかと思いますが、基本は解約をすると保障されません。
ただし「減額」や「払済」した場合は、一部内容が変更になっただけになりますので保障はされます。
そこで注意すべきことは解約した場合、解約返戻金がありますが途中解約した際今まで支払った保険料の総額が少なくなります。
※契約年齢や経過年数によって異なる場合があります。
また解約をしなくても、月々安くしたい方もいるかと思いますが、そのような方は以下の方法により保険料が安くできる場合がありますので、参考までにしていただけたらと思います。
解約をせずに払済にする
払済とは、保険料の支払いを中止し、その時点までに支払った保険料を基に保険金額を再設定します。
ですので、保険料が負担になって支払いが無理そうなときは、払済にすることで保障を受けられるようにしていきます。
ここで、払済にした際の例を紹介していきます。
保険料(払込期間20年) | 保険金額 | 満期金額 |
---|---|---|
月1万円 | 200万円 | 200万円 |
10年間の払込総額保険料120万円 | 200万円 | 200万円 |
保険料払込は停止 | 100万円 | 100万円 |
この例はわかりやすいように単純に計算したものですが、払込期間20年のうち、その半分の10年後に払済にすると、保険金額と満期金額も最初の契約の半分となる100万円となります。
残念なことに10年間の払込保険料の総額よりも保障額の方が下回るため、元本割れといわれる状態になりますが、10年間の200万円の保障を20万円(1年計算だと2万円、1か月計算だと1,666円)で買ったと考えることもできます。
解約をせずに減額する
減額とは、保険金額を少なくし、それに伴って保険料も少なくする方法です。
例えば、満期金額100万円、保険金額100万円、保険料1万円で学資保険を契約しているとします。
これを保険金額50万円に減額すると、保険料を5千円にすることができます。
満期金額については、減額するタイミングや利率などによって変わってきますが、払済にするよりも多くの保険料を支払うことになりますので、満期金額も多くなります。
解約を考えている人は、払済にすることよりも、まずは減額して保険料の負担を抑え、できるだけ満期金額を多くする方法にすることをおすすめします。
解約する場合のメリット・デメリットはあるの!?
解約をする場合メリットは、支払いが減るということや解約返戻金が戻ってくるということです。
デメリットは、今後の保障がなくなるということや解約返戻金が戻ってきても、払い込んだ保険料よりも少ないということがあります。
解約をしてしまうというとデメリットも多いですので、特別な事情がない限りは減額を行うといった対処をすることをおすすめします。
フコク生命の学資保険を解約すると!?問題点と注意点はここ!!のまとめ
フコク生命の学資保険を解約してしまうと、以後の保障はなくなりますし、戻ってくるお金は払い込んだ保険料よりも少なくなってしまいます。
ですので、保険料を負担することが難しくなった場合は、払済や減額を行い、できるだけ損をしないような方法をとることをおすすめします。
保険は長期間保険料を支払っていく必要があり、契約のとおりにいかない時もあります。
そんな場合でも、解約以外の方法によって保障を残すことができますので、まずは担当者と相談するようにしましょう。