プレミアレシーブの積立利率の推移は上がっているのか?下がっているのか?

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

プレミアレシーブの積立利率の推移は上がっているのか?下がっているのか?

   

プレミアレシーブの積立利率の推移から見て安定しているのは豪ドル建てなんです

プレミアレシーブの積立利率の推移は資産運用で加入されている方には非常に気になるところだと思います。

プレミアレシーブの販売当時の積立利率は米ドル建てが1.76%、豪ドル建てが3.74%と倍くらいの差がありましたが、最近の積立利率は米ドル建てが2.88%、豪ドル建てが2.44%と米ドル建ての方が積立利率が高くなってきました。

米ドル建ても豪ドル建ても一番悪い時で1%台だった時もありますが、実は大きな上下もなく安定しているのは豪ドル建てなんです。

なので今回は、積立利率の推移から見て米ドル建てと豪ドル建てどちらが安定しているのか説明したいと思います。

第一生命がプレミアレシーブは豪ドル建てをすすめる理由

プレミアレシーブは外貨建てなので、もちろん海外の情勢によって金利がかわったりすれば利率にも影響がでたりします。

プレミアレシーブ販売当時から1年ごとの積立利率を比べてみました。

米ドル豪ドル
10年10年
18/09/162.88%2.44%
17/09/162.11%2.76%
16/09/161.37%1.95%
15/09/162.09%2.35%
14/09/161.92%3.10%
13/09/162.75%3.87%
12/09/161.49%3.34%

どうでしょうか。
上記の表だけを見ても米ドル建ての方が上がったり下がったりの幅が大きいように感じます。

そして比較的安定しているようにみえるオーストラリア(豪ドル)ですが、その理由は

  1. 日本より高い金利
  2. 豊富な天然資源・食糧
  3. 比較的良好な財政状況

この3つになると思います。

OECD主要国の政府債務残高でも日本が219.3%、アメリカ107.1%、オーストラリア46.6%と同じ先進国の中でももっとも経済状況が安定しているんです。

プレミアレシーブの積立利率の設定方法

積立利率の設定日(毎月1日および16日)の3営業日前における指標金利(指定通過ごとの国債の流通利回り)の平均値に、最大0.7%を増減させた範囲内で定めた率から、保険契約関係比率を差し引いた利率が、積立利率となります。

※米ドル建の場合はアメリカ国債、豪ドル建の場合はオーストラリア国債になります。

各国の10年国債利回り(2017年6月末の記録)
日本ドイツアメリカオーストラリアニュージーランド
0.086%0.466%2.3037%2.598%2.668%

プレミアレシーブについての良くある質問

「外貨は怖い、よく分からない・・・」もちろん、最初はみんな同じ事を思います。

普段から為替に接している人や、お金の運用を日常からしている人なら別ですが、保険営業員が勧めるので話しを聞いてみたら、まさか保険という名のお金の運用。

しかもこのプレミアレシーブはどちらかというと余裕貯蓄がある高齢者がターゲットです。

私が話を聞いた時にも、もはや保険がメインではないなと感じました。

まだまだ現役世代の人でさえ外貨と聞いただけで、怖いと感じるのに、良く高齢者をターゲットに売り込むなとは思いましたが、正直現代の日本では年金だけでは老後の資金には頼りにならないというのが現実です。

ならもう若年層も高齢者も自分でお金を運用して増やすしかないのです。

外貨運用の中でも、このプレミアレシーブは積立利率の推移からみても、ほぼ安定していますし、積立利率は契約日に決まり10年間運用されているのが評判です。

確かに不安もあるかもしれませんが、このプレミアレシーブは外貨運用の中でも一番安心と安定感があるのではないかと私は思います。

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