三井住友海上あいおい生命の収入保障保険は売り止めするほどよかった!現行の商品は?
目次
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険は売り止めされるほどよかった
かつてあいおい生命では非常に人気の高かった収入保障保険は合併の影響で売り止めになりました。
三井住友海上あいおい生命は2011年にできた比較的新しい生命保険会社で、あいおい生命は三井住友きらめき生命との合併で誕生しました。
その際に売り止めになってしまった人気商品が新収入保障保険なんです。
今回はそんな売り止めになってしまった新収入保障保険の内容と現行商品&LIFE 新総合収入保障保険の将来性についてお話したいと思います。
売り止めになった『収入保障保険』とは
売り止めになったあいおい生命の『収入保障保険』は保険設計によって、掛け捨ての収入保障保険を低解約返戻のような仕組みを活かして返戻金を受け取ることができる商品でした。
長い間保障を得ながらも返戻金を受け取れる点で安心感があり、当時あいおい生命が販売を売り止めするというニュースが出たときには、増税前の駆け込みのように加入者が増えるほど人気が高かったです。
具体的には保障シミュレーションは80歳前後にして、払込は定年を考える当時の60歳〜65歳に設定して保険設計をしていたようです。
こういった保険設計にすると、身体の変化が出やすい80歳前後までしっかり収入の保障があり、遺族年金などと合わせると家族への経済的保障が生まれ、払込を60歳にしておけば、収入が少しずつ落ちてくるタイミングに保険料の支払いが終わることができたということです。
この設計の特徴では、60歳で支払いが終わったタイミングで解約をしてもそれまでの保障を得ていたのにも関わらず払込保険料の返戻率が比較的多かったのが、最大のポイントでした。
三井住友海上あいおい生命の現在の収入保障保険どうなのか
三井住友海上あいおい生命が現在販売している収入保障保険の現行保険は&LIFEシリーズの『&LIFE 新総合収入保障保険』です。
特に&LIFE シリーズは医療保険で人気が高く、&LIFEシリーズ同士の組み合わせが相性も良いです。
&LIFE 新総合収入保障保険と他社の売り止め事情
最近の低金利化が売り止めの最大の要因と言えます。
金融庁は2017年に標準利率を0.25%にしたことで、貯蓄系・資産形成の保険は保険料の値上げをしなければならなくなりました。
生命保険会社は特に個人年金系の値上げに伴い、資産形成の効果が薄れてしまったため、売り止め商品も次々と増えていきました。
そこで2018年は代替え提案をし始めたのが収入保障保険と外貨保険でした。
三井住友海上あいおい生命の現行『収入保障保険』の売り止めの可能性は低い
今までは医療保険+逓増定期という組み合わせが定番でしたが、資産形成が期待できない今の経済情勢で医療保険+収入保障という組み合わせが一番どの生活にもマッチしやすいと言えます。
さらに、三井住友海上あいおい生命の『&LIFE 新総合収入保障保険』は最近『&LIFE 新総合収入保障保険(収入保障保険)』から商品名が変更され、商品の保障範囲が拡大されニーズに合う保険設計がしやすくなったという背景もあります。
実際『&LIFE 新総合収入保障保険』に関してはⅠ型〜Ⅲ型に分かれており、Ⅱ型Ⅲ型の生活障害年金・生活介護年金・特定就労不能障害年金へと保障範囲が拡大されています。
そんな保障範囲を広げた商品を現在も三井住友海上あいおい生命の代理店営業マンはドンドン売り込んでいます。
なので、あいおい生命は三井住友きらめき生命との合併で売り止めになってしまった、新収入保障保険のようなことには当分ならないと言えます。
そして、新収入保障保険よりも保障内容が良くなっているため、売り止めされたからと継続だけを考えるのではなく一度保障の見直しをしてみてはいかがでしょうか。