届くしあわせの口コミはなぜ少ないのか?ゆうちょ銀行の姿や加入者の意識に由来する

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届くしあわせの口コミはなぜ少ないのか?ゆうちょ銀行の姿や加入者の意識に由来する

   

届くしあわせの口コミが少ない理由

『届くしあわせ』とはゆうちょ銀行の窓口販売でのみ取り扱っている商品です。

ゆうちょ銀行は全国に24000以上の店舗を抱え、インフラの一つとなっている身近な存在の銀行です。

しかし、そんな24000以上ある店舗で販売されている『届くしあわせ』は非常に口コミが少なく、検討している方は不安や疑問が解決されないと思います。

今回はそんな『届くしあわせ』の概要と口コミについてお伝えしていきます。

届くしあわせとは

『届くしあわせ』とは三井住友海上プライマリー生命がゆうちょ銀行の窓口専用商品として作った保険商品です。

具体的な保険内容は、変額個人年金保険でパッと見ると非常に『数字感』が良い印象があります。

民営化されて顧客満足度を意識しているのだな、と感じるのですが具体的に加入者はどんな魅力を感じで加入しているのでしょうか。

『届くしあわせ』の魅力・メリット

  • 基本保険金額は年金の原資や死亡保険金として100%を保障。
  • 運用成果を一括で即受取ることができる。
  • 1年後から年金で受取ることができる。
  • 積立期間は10年~20年、1年単位で選択することができます。

これだけ読むと円建てである変額保険なのでリスクは低く、生活環境に応じて個人年金を上手に運用しながら活用することも、相続することもできる。という万能商品です。

ではなぜ、届くしあわせの口コミが少ないのかが気になってきます。

『届くしあわせ』の少ない口コミ

  • 『届くしあわせ』は解約すると損するけど銀行に預けておくより良い
  • 『届くしあわせ』の説明を聞きに行ったが、自分の資産を話す場所とは思えないまる聞こえのブースはプライバシーのかけらもない
  • 中途解約したら0に近い解約返戻金だった
  • 変額個人年金保険って何?と聞いたら「ちょっとリスクはありますが、増える可能性もある保険です。」と答えられた。

あまり多くの口コミを調べることはできませんでしたが、上記のような口コミがありました。

確かに皆さんの想像するゆうちょ銀行はほぼオープンスペースしかない状態だと思うので、その場で1,000万円単位の会話をするのは少しプライバシーの配慮がありませんよね。

『届くしあわせ』は貯金感覚

変額個人年金保険と聞くと、高額な運用原資を上手に増やすというイメージがある中で『届くしあわせ』はなぜか、フワッとしているイメージです。

フワッとしている原因としては、『100%を保障できるだけのリスクしか選ばない』ということだと言えます。

100%を保障する=リスクを取らない=大して増えない

というサイクルがあるからこそ、貯金感覚の加入者が多いのでしょう。

保険商品なので、保障内容はありますが、契約者本人も貯金感覚で加入している加入者が多いので、それほど敏感に口コミや評判を検索したり発信している商品ではないのかもしれません。

また、保険事故(保険金請求をする時)があった際は『個人年金』商品なので『遺族』が請求することが多いため口コミになりにくいのだと言えます。

『届くしあわせ』の保険としての口コミが少ない

『届くしあわせ』は口コミだけで考えると、個人年金として利用している人は比較的少ないと言えます。

『届くしあわせ』は貯金感覚で個人年金をしているという加入者が多く、さらに変額保険かどうかなど気にしていないというのが口コミから読み取れます。

メガバンクや外資系生命保険会社とは多少『個人年金』のニーズが異なることは、ゆうちょ銀行に行くと空気で感じ取れるものがあります。

『届くしあわせ』の口コミは今後も増えにくく、個人年金自体が保険商品としてメリットが少なくなっている市場のトレンドを加味すると貯金感覚での加入くらいが良いのかもしれません。

そして、他の生命保険会社の動向を比べると、『届くしあわせ』自体の販売も改定を重ねるうちにゆうちょ銀行自体も変額個人年金(しあわせの便りやハッピーロード)の販売を停止する可能性もあると言えます。

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