メットライフ生命のフレキシィが評判いい理由をプロに聞いてみた
目次
メットライフ生命のフレキシィが評判いい理由とは?
私の知人はメットライフ生命のフレキシィと言う医療保険に加入していますが、沢山ある商品の中でプロのFPの方からも評判の良い医療保険です。
その時アドバイスしてもらっていた内容が素人目線とはちょっと違って、やっぱりプロ目線は違うなと感心させられたようです。
まず言われたのが「昔と比べると病院が実施する治療内容が変わってきているのでそれに合った保険に変えていかないと、昔ながらの保険ではどうしても対応しきれない部分が出てきます。」との事。
「今の治療内容に合っているし、詳しく見ていくと保障の範囲がすごく広いのでそれが評判のいい理由ですね。」なんて話もあったので次の章以降で詳しく解説していきます。
医療現場の変化とは?
まず先程の医療現場の変化ですが一番大きく変わったのは手術の仕方ではないでしょうか?
内視鏡手術と言うのは腹腔鏡(ふくくうきょう)と呼ばれる胃カメラの様な器具を使って手術をします。
二酸化炭素ガスを注入し、ふくらませることで手術に必要なスペースを確保し、CCDカメラの映像を見ながら外科医は作業をします。
カテーテル手術と言うのはカテーテルと呼ばれる細いビニールチューブを手足の動脈から血管の狭窄(きょうさく)部まで導き、血管を広げて血流を復活させる手術で共に体に負担の少ない手術の代表です。
これによって劇的に入院日数が短くなり、逆に通院治療のウエイトが増えています。
入院日額が厚い保険だったとしてもそこで受取れる保険金はあまり多くならないので、それよりも「短期入院」「一時金保障」「大病時の保険料免除」などを重要視している方が増えてます。
次の章ではそれらに対応する具体的な特約を見ていきましょう。
短期入院に備える「短期入院定額払特則」とは?
短期入院定額払特則とは「10日以内の入院でも一律10日分の保険金をお支払いする」と言う特約です。
2~3日で退院するようなケースもありますが、その場合日額1万円の保障があっても受取れるのは3万円です。
高額療養費の制度を使っても支払いが足りないって事になってしまいます。
高額療養費制度についてはコチラの記事で詳しく解説しています。
関連記事:医療保険の考え方を教えます!保険代理店の方に聞いたお話
ですがこの特約を付けていれば3日の入院でも10日分(10万円)は受取れますので、治療費を賄うことができます。
長期入院に備える「七疾病入院延長給付特約」とは?
短期入院とあわせてセットしておきたい特約がこの七疾病入院延長給付特約です。
いくら入院が短期化しているとはいっても、中には長期化する病気もあります。
例えば脳血管疾患などはその代表例で、後遺症が残る事も多い長期化しやすい病気です。
その様な重篤化する可能性のある七つの病気の場合入院給付金を日数無制限で支払いますという特約です。
七疾病はがん(悪性新生物・上皮内新生物)、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、肝疾患、腎疾患となっています。
これがあると万が一の長期入院も安心です。
三大疾病に備える「特定疾病一時金特約」とは?
FPの方曰く、このメットライフ生命のフレキシィの一番評判のいい特約がこの特定疾病一時金特約だそうです。
三大疾病になった時に一時金がもらえる特約は昔から一般的にありましたが、支払われる際の条件が結構厳しい物でした。
過去の三大疾病に備える特約の適用例
心臓の病気は「急性心筋梗塞」のみが対象で60日以上の就業制限と言う診断書が必要だったり、脳血管の病気も「脳卒中」のみが対象で言語などに重い障害が残らないと支払われないという内容でした。
ですから保険金請求しても「その状態ではお支払いできません」となってしまうケースが多かったようです。
現在のフレキシィの三大疾病に備える特約の適用例
ただフレキシィはかなり条件が緩くなっていて、がんは診断確定、心疾患と脳血管疾患は所定の手術を受けるか20日以上の継続入院で保険金が支払われるようになりました。(*上皮内新生物の場合は支払保険金額は50%)
病気の範囲も大きく変わっていて
心疾患
急性心筋梗塞以外にも狭心症や心筋症、不整脈、心不全など2種類から37種類に対象の病気が増えました。
脳血管疾患
脳卒中以外にも脳動脈炎や脳動脈の閉塞・狭窄など31種類から64種類に対象の病気が増えました。
がん疾患
更に給付回数も以前は1回払って終了だったのが、1年に1回を限度に5回まで払われるようになったのでがんは特に再発転移にも対応できるようになりました。
保険料の支払いに困った時の「三大疾病保険料払込免除特約」とは?
次に三大疾病になった時にそれ以降の保険料の支払いが免除される三大疾病保険料払込免除特約です。
適用になる条件はほぼ一時金特約と同じですが、こちらは上皮内新生物は対象外になっていますので注意が必要です。
やはり大きな病気をすると今まで通りに仕事を続けられないケースが多いようで、復職後も「時短勤務」や「転職」を余儀なくされる事があるようです。
そうなると収入も下がることが予想されるので、保険料の心配をしなくていいのは助かりますよね。
三大疾病保険料払込免除特約に関する改定とは?
2019年4月に三大疾病保険料払込免除特約に関する商品改定がありました。
その改定と言うのが「保険料払込免除」の特約を付けている場合に今までは他の特約を一切つける事ができなかったのですが、一部の特約を除き付けられるようになったと言うものです。
一部の途中で追加できない特約と言うのは
- 短期入院定額払い特則
- 健康祝金特則
の2つの特約です。
この2つの特約は契約時につけなくてはいけない特約なので、そもそも途中でつけられないんですね。
因みにこの改定は4月以降に契約した場合はもちろんですが、過去に契約していた場合にもちゃんと適用されます。
ただ注意しなくてはいけないのが特約追加する為には新規に契約する時と同じように「告知」をしなくてはいけないので健康でなければ特約追加できない事もあります。
メットライフ生命のフレキシィが評判いい理由とは?まとめ
今回お伝えしたメットライフ生命のフレキシィの評判がいい理由はパっとパンフレットを見てもわかる話ではなく、じっくり説明を聞かないと見えてこない部分だと思います。
どうしても素人は見積もりを見て、保険料が高いとか安いとかってところが気になっちゃいますよね。
でも実際病気になった時には、本当に使える内容の保険に入っておいた方が良いに決まってます。
単純に保険料や素人の口コミだけで保険は決められないから難しいですよね。
是非、保険を検討するときは素人とは違った、鋭いプロ目線の意見も参考にしてみてはいかがでしょうか?