かんぽ生命の解約返戻金はいつ振り込まれる?解約手続きの流れも詳しく解説

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

かんぽ生命の解約返戻金はいつ振り込まれる?解約手続きの流れも詳しく解説

   

かんぽ生命の解約返戻金はいつ振り込まれる?

かんぽ生命の保険を解約すると解約返戻金(読み方:かいやくへんれいきん)が戻ってくることがほとんどですが、いつ振り込みされるのか気になりますよね。

以前は即時現金払いがありましたが現在は即時現金払いはなくて、基本的には即時振り込み(翌営業日)になります。

しかし、契約によっては通常支払いという取り扱いになるので、金融機関によっては一週間ほどかかります。

どちらにしても、振り込み完了の通知がかんぽ生命から発送されるので確認できるといいですね。

今回はかんぽ生命の保険を解約する場合の手続き方法やタイミング、勧誘を受けた時のお話などをしたいと思います。

かんぽ生命の乗り換え問題のニュース

【追記!】
2019年6月24日のニュースでかんぽ生命が不適切な乗り換えを提案していたことが問題になっております。

乗り換えとは、大手国内生保が行う「転換」と同じような認識です。

新しい特約が販売された時期から、既存の保険に特約を付加するだけでも問題ないケースでも新しい保険を提案し、加入させていたとして問題になっているものです。

昔に契約していた保険を解約すれば今まで貯まっていた解約返戻金が受け取れるため、一旦、得した!と感じるかもしれません。

しかし、大体、新しく契約している保険の方が年齢や持病(既往歴)などがあって、今後の保険料が割高になることがほとんどです。

見た目的には保険料が安くなったと感じてもそれは、保障を下げていることになりますので、結果的には慎重な検討が必要です。

もしも、かんぽ生命で保険を解約して新しい保険に入り直そうとしている方がいましたら、十分に注意して解約してくださいね。

解約したら、今までの保険は元に戻すことができませんので!

かんぽ生命の解約の方法

それではかんぽ生命の解約方法について説明したいと思います。

契約者本人が来局する場合の持ち物

  • 本人確認書類(免許証やパスポートなど顔写真があるもの、ない場合は要相談)
  • かんぽ生命の保険証券(無くした場合は申し出で大丈夫、無い場合は証券番号がわかるもの)
  • 振り込み先の口座番号がわかるもの(キャッシュカードや通帳など)

代理人が来局する場合は上記に加えて

  • 委任状(郵便局で用意しているもの、もしくはかんぽ生命のHPからダウンロード)
  • 代理人の本人確認書類

が必要になります。

終身保険を解約するタイミング

かんぽ生命の保険を解約する場合、どのタイミングで解約したら良いのか?と疑問に思う人は多いです。

かんぽ生命の終身保険というものは、一生涯の保障をある年齢までで払い終えてしまうという保険です。

契約当初では、解約返戻金がほとんどありませんが、5年以上加入しているとある程度返戻金がありますし、10年以上経っていれば保障の大きさにもよりますが平均で7割ほど返戻金があると言われています。

細かい数字に関しては、契約時に渡される設計書に解約返戻金が載っているので、しっかり確認することや窓口でいつ解約するのが損をしないのか、など確認をすることが大切です。

学資保険を解約する最適な時期

もし、かんぽ生命の学資保険を解約する場合には、終身保険と同様で契約期間が短いと解約返戻金はほとんどありません。

なので、5年以上経っていればある程度返戻金はあると思うので、設計書で解約返戻金の確認や、設計書がない場合は窓口で契約者が確認することでベストな時期に解約することも可能です。

よく2年経ってから解約してくださいなどと、契約時に言われるかもしれませんが、その理由としてひとつは解約返戻金がまったくない可能性があること、もうひとつは2年以内に解約してしまうと、契約時に契約を行った社員の営業手当ての料金返納があるからです。

かんぽ生命は郵便を出しに行くだけで勧誘を受ける

少し余談になりますが、かんぽ生命はいろいろな場面で勧誘を受けることが多いでしょう。

学資保険の勧誘

私自身、1歳の子供を連れて、上の子の通信教育(小学館の当時はドラゼミでした)を切手がないために窓口に出しにいったとき、「少々お時間よろしいですか?」と40歳くらいの男性に下の子に向けての学資保険を提案されました。

2015年頃に販売していた「はじめのかんぽ」というもので少額の医療保障がついていながら、解約返戻率は100%以上になるということからしばらく検討したことがあります。

ただ、その時はご縁がなくて結局契約には至りませんでしたが、今は、元本割れしてしまう学資保険が多いと聞き、やっぱり入っておけばよかったのかなぁと思いました。

でも、夫のお宝保険の個人年金の返戻率を知っているとなかなか踏み切れません。。(笑)

終身保険の勧誘

また、たしか年賀状か何かを買いに窓口に行ったときも終身保険を提案されました。

担当してくれた人は50歳くらいの女性の方で、返戻率は105%くらいで「銀行に預けるよりは増えますよ!」と勧誘されたのを記憶しています。

その時は子どもを連れていなかったのですが、営業の方の「女性の方は、こういうのでしか貯金できないでしょ?」みたいな言い方が少し癪に障ったので・・・、

ちょっと貯金がてらリスク分散に良いかなと思いましたが、さっさと帰ってきちゃいました。

かんぽ生命って、本当、郵便局に行った時にがっつり勧誘を受けるんですよねぇ、、

たしかに郵便局が近くにあるという安心感は捨てがたいですが、上から目線だったりするといくら良い商品でもげんなりしちゃいました。

解約返戻金を多く受け取るためには

かんぽ生命の終身保険と学資保険の解約返戻金を受けとる際について解説してきました。

両者とも、契約から数年しか経っていないと解約返戻金はほとんどない場合が多いので解約するといくら返金されるかをしっかりと窓口で確認することが必要です。

その場合、契約者でないと詳細は教えてもらえないのでそこも注意が必要です。

またかんぽ生命を解約した場合の解約手続きは、早くて翌営業日に振り込みされ、解約確認のハガキが後日かんぽ生命から発送されるので他人による不正な解約を防ぐために確認を必ず行ってください。

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