ひまわり生命の医療保険は2回目の帝王切開も不担保の条件で保証対象になる!
目次
ひまわり生命の医療保険は帝王切開も保障される?
女性が医療保険を検討されるきっかけの1つとして妊娠・出産というイベントがあります。
妊娠・出産は経験をしてないと健康保険が適用されるのかどうかや、加入している医療保障の入院・手術給付金がいつ支払われるのかなどわからないことが多いと思います。
ひまわり生命の医療保険(フェミニーヌや新健康のお守り)は帝王切開の場合入院日額10倍の金額が支払われますが、注意しなければならない点も多くあります。
この記事ではひまわり生命の医療保険で帝王切開が保障されない場合や、他社の医療保険はどうなのかなどを説明していきます。
これから妊娠・出産を予定している方や、最初の出産が帝王切開だった方はぜひご覧ください。
ひまわり生命の医療保険で帝王切開が保障されない場合
ひまわり生命の医療保険は公的医療保険が適用される手術(自己負担額が3~1割)であれば保障対象となります。
帝王切開になった場合は、公的医療保険が適用されますので、通常は保障の対象となります。
ただし、保険には特定の部位や病気に対して一定期間保障の対象外とする条件付きで加入を認めるケースがあります。
そのため、仮に「妊娠・出産に関しては1年間は入院や手術をしても保障しません」という条件が付いた場合は、帝王切開で出産しても給付金はもらえません。
また、通常妊娠・通常分娩に関しては公的医療保険が適用されないので、ひまわり生命の医療保険では入院も手術も保障の対象外となります。
どのような人が妊娠・出産について保障されない条件付きになるのか?
保険会社では保障がされないことを不担保と言い、まず、現在妊娠中の方は必ず1年間不担保の条件がつきます。
また、過去に帝王切開で出産したことがある場合は、帝王切開で出産後退院した時期によって1年~5年の不担保条件が付きます。
また、妊娠・出産と直接関係なくても、既往歴によって不担保がつく場合があります。
例えば子宮筋腫と診断された方は、発見してからの経過年数や治療状況によっては「子宮」と「妊娠・出産」について保障されないという条件がつきます。
不担保の条件が付く場合は、加入前に必ずこの条件で加入するかどうかを聞かれることになるので、不担保の条件が気に入らなければ、保険の申込をその時点でキャンセルすることもできます。
ひまわり生命では帝王切開をしたことある人は2回目も保障されないのか?
ひまわり生命の医療保険では過去に帝王切開をしたことがある人でも、2回目の帝王切開をした時に保障される可能性があります。
保障の対象となるかどうかは前述した不担保の期間と関係しています。
例えば妊娠・出産の不担保期間が2年間だとすると2年間は保障されませんが、2年経過すると条件が付いていない状況と同じになるので保障の対象となります。
そのため、過去に帝王切開で出産していたとしても問題なく給付金が支払われます。
また、あくまで目安ですが、帝王切開で出産してから5年以上が経過後に申込みをした場合は不担保が付かない可能性が高くなっています。
ひまわり生命以外の会社は帝王切開を保障しているのか?
実は、生命保険会社が販売している医療保険であればほとんどの商品が帝王切開を保障してくれます。
それならどこの保険会社も同じだと思われるかもしれませんが、帝王切開以外の部分をみると手術の保障は公的医療保険連動型か約款所定の手術かによって大きく異なり、
保険会社が同じでも加入した時期によって保障対象が変わる可能性もあります(ひまわり生命でも医療保険2014は公的医療保険連動型ですが、医療保険08は約款所定の手術しか保障しません)。
また、少額短期保険の中には自然分娩を保障してくれるものもあるので、妊娠状況などによって最適な保険が変わってきますので、各保険の特徴は把握しておきましょう。
保険商品名 | 帝王切開 | 吸引分娩 | 自然分娩の入院保障 | 妊娠中の加入 |
新・健康のお守り(医療保険2014)/ひまわり生命 | ○ | ○ | × | ○(不担保の条件付き) |
新CURE Lady(キュア・レディ)/オリックス生命 | ○ | × | × | ○(不担保の条件付き) |
新ABCおかあさん保険Ⅱ/ABC少額短期保険 | ○ | × | ○(妊娠前の加入に限る) | ○(妊娠19週まで可) |
なでしこくらぶ/フローラル共済 | ×(手術保障なし) | ×(手術保障なし) | ○(妊娠前の加入に限る) | ○(不担保の条件付き) |
ひまわり生命の保険で帝王切開を受ける際のまとめ
ひまわり生命の医療保険では帝王切開も保障対象となりますが、過去に帝王切開歴があったり、現在妊娠中の方が加入する場合は、一定期間妊娠・出産に関して保障されないという条件が付き、その期間内は残念ながら保障されません。
帝王切開に関しては、ほとんどの保険会社が保障対象としていますが、吸引分娩など他の妊娠・出産に関する保障まで広げると各社で保障範囲に差が出てきますし、女性疾病を重点保障するオプションも数多く用意されています。
さらに、少額短期保険などでは自然分娩による入院も保障してくれるものもありますが、少額短期保険会社は生命保険会社と異なり破綻したときに保障がすべてなくなってしまうリスクも存在しますので、総合的に判断しましょう。
いずれにせよ、妊娠してからだと保障が制限される場合が多いので、妊娠してから焦って保険を探すのではなく、事前に加入しておくことをおすすめします。