富国生命の一時払い終身保険のメリットと他社商品との比較

富国生命の一時払い終身保険は優位性のある商品

富国生命の一時払い終身保険(5年ごと利差配当付)は、貯蓄性が高く解約までに10年以上据置するなら、メリットのある商品でもあり、健康告知なしで加入できます。

しかしながら、口コミでも人気があった富国生命一時払終身保険は平成29年4月に販売を停止しましたが、現時点で加入済みしている方や検討をしていた方に知っていただきたいと思い、これから説明をしていきたいと思います。

富国生命の一時払い終身保険はこんな人におすすめ

一時払い終身保険は、保障というよりも貯蓄性を重視した保険なので、10年以上使う予定のない預金を持っている方におすすめです。

また、過去の病気によって他の死亡保障には加入できない人が、少しでも家族に残すために活用することも有効な方法です。

ただ、保険料の全額を一回に支払う保険ですので、預金を多く持っている方でなければ十分な保障や戻り率を確保することができません。

預金が少なく、一括で保険料を支払うとことができないという方には「終身保険」をおすすめします。

個人的には、無理のない保険料で必要な保障、貯蓄をしたいのであれば個人年金などで加入し、保険料が高くなる前に保険の見直しをして、納得がいく保障を受けるようにすることが大切だと考えます。

富国生命の一時払い終身保険は契約者貸付ってあるの！？

富国生命の一時払い終身保険は、契約者貸付があり貸付金の利息は会社所定の利率で計算され、1年未満の端数は切り捨てされます。

また、貸付金の金額は会社が定める金額以上であれば、貸付はできますが利息がつきますので注意することをおすすめします。

金融機関でお金を借りるよりは、保険会社の契約者貸付でお金を借りる方が金利も低く、利息が少ないと思いますが長期での返済はできるだけさけ、短期で返すことをおすすめします。

富国生命の一時払い終身保険と住友生命の5年ごと利差配当付終身保険を比較

住友生命の5年ごと利差配当付終身保険は、保険料払込期間は以下の通りです。

• 50歳
• 55歳
• 60歳
• 65歳
• 70歳
• 75歳

保険料払込方法は以下の通りです。

• 一時払い
• 年1回払い
• 年2回払い
• 月払い

また、解約返戻金は低く設定していませんので、戻り率はいいと予測します。

例えば、死亡保険金額が1,000万円の場合保険料払込期間を30年間にしますと、約997万円となり100.3％の戻り率となります。

一時払いになると、払い込む保険料は少なくなりますので、これよりも高い戻り率になります。

富国生命の一時払い終身保険と第一生命の5年ごと利差配当付終身保険を比較

第一生命の5年ごと利差配当付終身保険は、「ジャスト」という商品名で取り扱っており、自分に合った保障を選ぶことができます。

契約時に健康診断などの書類を提出することにより、保険料が割引されるようになっています。

また、保障のなかで終身保険も選べるようになっており、契約年齢が経過することで解約返戻金が増え、相続資金として残しておくことも可能です。

富国生命の一時払い終身保険は貯蓄性が高く優位性！！のまとめ

富国生命の一時払い終身保険は平成29年4月で販売停止しましたが、「一時払い終身保険」は解約返戻金100％を超えます。

そのため、貯蓄や運用を目的に利用するには非常に良い保険商品です。

ただし、保険料の全額を一回で払わなくてはいけませんので、預金がある程度なければすぐに解約してしまうことになりますし、契約者貸付によって利息を支払うことになってしまう可能性があります。

富国生命の一時払い終身保険に限らず、保険に加入する際は、今後のことを十分に考えて契約するようにしましょう。

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