かんぽ生命の養老保険は解約すると損をする??

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

かんぽ生命の養老保険は解約すると損をする??

   

かんぽ生命の養老保険を解約したら損になる?

かんぽ生命の養老保険は契約期間が10年からと長いので、加入時には10年くらいあっという間という思いで加入したかもしれなかったですが、途中で解約したくなることもありますよね。

しかし、解約という言葉を聞くと大損をするのではないかと思いがちですが、かんぽ生命の養老保険は解約した場合には解約返戻金があるので、全額ではありませんがお金が戻ってきます。

加入時になかなか解約のことは聞きにくいですし、考えてはいないと思いますので解約した場合、どのようなメリット・デメリットがあるのか考えたいと思います。

かんぽ生命では2019年6月末頃から、不適切な保険販売があったとして問題になっています。

もしかしたら、遠く離れた親御さんも昔から付き合いのある方から、高額な保険商品を契約しているケースも考えられます。

心配でしたら、一度、保険証券を見直しされる、または郵便局に相談に行くことをお勧めします。

それではかんぽ生命の養老保険を解約した場合のメリット・デメリットなどについてお話していきましょう。

かんぽ生命の養老保険を解約した場合のメリットは??

かんぽ生命の養老保険を解約した場合のメリットとしては、以下の3つがあります。

解約返戻金がある

加入後すぐに解約した場合はほとんどありませんが、契約期間が長いほど多く戻るので契約後2年以降であれば解約のタイミングとしては良く、平均的な解約返戻金は7割といわれています。

支払いがなくなる

解約をする人の多くは支払うことが困難になってしまうというパターンなので、今後の支払いがなくなります。

新しい保障を検討できる

仮に30年養老保険に加入していたとすると、30年の間に必ずといっていいほど保険内容は変化しますので、その時代にあった生命保険に加入しなおすことができます。

かんぽ生命の養老保険、解約した場合のデメリットは??

かんぽ生命の養老保険を解約した場合のデメリットは以下の3つがあります。

解約時のデメリットをよく考えたうえで本当に解約するべきなのかをよく考えることをおすすめします。

契約期間が短いと解約返戻金がほとんどない

支払い金額も少ないので、解約しても2年以内はほぼ戻ってきません。

保障が終わってしまう

養老保険は契約している時には、入院や死亡保障が付加されているので、そういった保障がなくなってしまいます。

新しい保険に加入することが難しい場合も

養老保険に加入したときは健康であったかもしれません。

しかし、薬を飲み始めたり疾病で入院してしまうと、かんぽ生命の加入には審査が必要なので新しい保険に加入することが難しい場合もあります。

かんぽ生命の養老保険の解約手続きに必要なものとは??

色々考えた結果、かんぽ生命の養老保険を解約することにします。

その場合、必要なものは何でしょうか??

  • 本人確認書類(免許証、パスポートなどの顔写真付き)
  • 保険証券
  • 解約返戻金を受け取るための口座番号がわかるもの

以上が、契約者本人が手続する場合に必要なものですが、代理人の場合は上記に加えて委任状(窓口で交付、かんぽHPからもダウンロードできます)と代理人の本人確認書類です。

手続きがすぐできれば、お金の振り込みは翌営業日になります。

過去には現金で即時払いもできましたが、現在はキャッシュレスのみです。

かんぽ生命の養老保険、解約しても良さそう!

かんぽ生命の養老保険を解約した場合の、メリット・デメリットを考えてきました。

養老保険のメリットとしては、貯蓄性があるということなので解約した場合でも解約返戻金があるのも養老保険のよいところです。

健康状態が良好で、支払いが厳しくなっているのであれば解約をして安めの掛け捨てタイプの保険に加入することもできますし、契約したからといって、ずっと続ける必要はないと思います。

解約は損になるのではないかと思いがちですが、ずっと掛け捨ての保険に加入していたなどと考え方を変えれば、そんなに損をしていないかもしれません。

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