ゆうちょの貯蓄型保険とは?加入するメリットとデメリット
目次
ゆうちょで積み立てしたい方必見の貯蓄型保険とは
全国どこでも利用することのできる郵便局で将来の資金作りをしたいと思っている方も多いですよね。
ゆうちょ銀行で取り扱っている定期貯金以外に、積み立てで何かできないの?という問い合わせはとても多いです。
ゆうちょで提案できる商品は、かんぽ生命の貯蓄型保険という積み立てができる生命保険を提案しているので、どんな種類があるのか、加入に向いている人はどんな人か見ていきたいと思います。
ゆうちょの貯蓄型保険ってどんな種類があるのか??
ゆうちょで取り扱っている、貯蓄型保険というのはどのようなものなのでしょうか??
「養老保険」という言葉は聞いたことがありますか?
かんぽ生命では最短10年からの保障を付けて、貯蓄をしながらその10年間に死亡や入院保障をつけることができる養老保険があります。
最短10年からなので、自分のライフプランに合わせて満期(積み立てたお金を受け取る時期)を選ぶことができるので、将来の貯蓄にぴったりの商品です。
ゆうちょの貯蓄型保険はどれくらいの金額で始められるの??
ゆうちょの貯蓄型保険である養老保険に加入したい場合、保険料としてだいたいどれくらい支払うのか気になりますよね。
かんぽ生命のHPや、郵便局の窓口では養老保険のシュミレーションを行うことができます。
例えば、一番始めやすい養老保険(新フリープラン) 10年満期 でシュミレーションしてみましょう。
女性 加入年齢 30歳 の場合
一か月の支払いは9,000円となり、入院や災害の特約を付加した場合だとプラス530円となるので、一か月9,530円となります。
40歳の満期時には、100万円の配当金がおりますが、支払い金額のトータルは1,143,600円となります。
もし、貯金として100万円を10年で積み立てる場合、約8,300円を毎月積み立てることになりますので、少しお金を足すだけで保障も付けられると思うとお得な感じがしますね。
ゆうちょの貯蓄型保険に加入するメリット・デメリットは??
ゆうちょの貯蓄型保険である養老保険のシュミレーションを行いましたが、支払い金額をみて100万円を貯めるのに約110万円支払わなければならないの?と思う人もいるでしょう。
加入のメリットとしては、少額を付加すると死亡や入院・災害の特約を付加できるので、万が一入院してしまった場合でも自分の貯蓄からお金を減らさずにすみます。
それに会社員であれば、生命保険控除を使えるので税金対策にもなります。
加入のデメリットとしては、やはり支払い金額が多くなってしまうという点です。
年齢が若ければ入院するリスクも低いですし、以前は利率もよく貯金で積み立てるよりも保険で積み立てたほうが多く戻ってくるという時代もありましたが、利息もほとんど付かない現状で配当金も期待できません。
ゆうちょの貯蓄型保険をおすすめできる人
郵便局で取り扱っている貯蓄型保険について、メリットやデメリットをみてきました。
ゆうちょの貯蓄型保険はどんな人向けなのでしょうか??
もし、まったく生命保険に加入しておらず、これから何かしら保険に加入したいし、加入するなら貯蓄ができる養老保険がいいなと考えている方にはぴったりの商品であると思います。
しかし、少しでもお金を増やしたい!という方には、現状のかんぽ生命の商品ですと利率も低いので違う金融商品で運用したほうが良いと思います。
人それぞれ、メリット・デメリットとあるので、自分自身がどこに比重を置くのか考えると加入したい商品が見えてくるかもしれません。