コープ共済の「たすけあい」は帝王切開も保障してくれるのか?
目次
コープ共済たすけあいは帝王切開で出産した場合にはどうなるのか?
コープ共済では「たすけあい」という入院・手術・死亡を中心とした共済が販売されていますが、妊娠や出産に備えて加入する方も多いと思います。
せっかく妊娠・出産の備えてとして加入しても、いざというときに保障がされないのでは意味がありませんよね。
そこで、この記事ではコープ共済たすけあいは帝王切開で出産をしたときにきちんと保障されるのかという点にスポットにあてて説明していきます。
コープ共済の「たすけあい」は帝王切開で手術給付金が支払われる
帝王切開が支払い対象になるかは、手術の保障対象を知る必要がありますが、コープ共済では手術保障の範囲を「コープ共済連の定める支払対象手術を受けた場合」と定めています。
コープ共済には手術支払割合表というものがあり、その表に載っていれば保障されますし、逆に載っていなければ保障対象外となります。
帝王切開については「帝王切開娩出術」という名称で明記されており、加入したコースごとに定められた基準金の20倍が支払われることになっています。
例えば、たすけあい「医療コース」のv1000コースに加入していた場合は、基準金1,000円×20倍で2万円が支払われますし、入院した日数に応じて入院共済金も支払われます。
他にも、鉗子娩出術は10倍、子宮外妊娠手術は20倍、流産手術は10倍と手術ごとに倍率が定められています。
コープ共済の「たすけあい」は妊娠中や帝王切開で出産経験があっても加入できるのか?
「たすけあい」で帝王切開が保障されることはご理解いただいたかと思いますが、現在妊娠中の方や、帝王切開での出産経験がある方が加入できるのかは気になるところだと思います。
まず、妊娠中の方についてですが、健康状態については「現在、妊娠中で、かつ、妊娠に関して、健康保険適用の検査、診察、治療、薬の処方、通院 指示を受けていますか? 」という質問項目があります。
そのため、妊娠中であっても、特に異常妊娠・異常分娩で治療などを受けていなければ、該当しないので申込むことができます。
続いて、帝王切開での出産歴については「過去5年以内に、帝王切開を受けたことがありますか?」という質問項目があります。
この項目については「はい」に該当したからといって加入できないわけではなく、加入する条件として下記の2点を承諾すれば申込みが可能となります。
- 申込日から2年以内に開始した妊娠・出産にかかわる入院および手術の共済金は支払われない
- 申込日から2年以内に開始した妊娠・出産にかかわる先進医療の共済金は支払われない
コープ共済の「たすけあい」で帝王切開は保障される!
コープ共済の「たすけあい」は普通分娩の場合は保障されませんが、帝王切開で入院・手術をした場合には保障の対象となり共済金が受け取れます。
また、妊娠中の方でも、妊娠に関する治療を特に受けていなければ申込みできますので、妊娠中の方でまだ保険に加入していない方にはおすすめです。
5年以内に帝王切開で出産した経験がある方については、異常妊娠・異常分娩について、申し込みから2年間保障されないという条件がつきますが加入できます。
帝王切開の出産した時期に関わらず、一律2年間なので、帝王切開をして間もない方は他の保険会社の保険よりも条件の期間が短いのでおすすめです。