住友生命の解約返戻金はいつ返ってくるのか
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住友生命で1日でも早く解約返戻金を受け取りたい、いつ受け取れるのか
住友生命は非常に加入契約者数が多い生命保険会社のため、非常に多くの保険料を預かり運用しています。
その中で、万が一自分が、保険を急遽解約する必要があるほど経済的に不安定になってしまった場合『いつお金が振り込まれるのか』と不安になると思います。
今日はそんな、保険に加入した後の解約返戻金の支払いについてお伝えしていきます。
住友生命の解約返戻金は基本的に4〜5日
住友生命のような大きな生命保険会社でも、基本的に4〜5日で解約返戻金は振り込まれます。
『4日〜5日もかかるのか』と思いますが、かんぽ生命(ゆうちょ系)は1週間を目処としています。
しかし、もっと早く実際支払いがされるという日本生命などは2営業日後には振り込まれるという話も聞いたことがありますので、早くも遅くもない平均的な日数だと言えます。
住友生命だけでなく金融庁が解約返戻金の期日を定めている
金融庁では生命保険は解約返戻金の支払いは5日以内の支払いを原則としています。
その理由に関しては契約者保護の観点のほか、解約返戻金も保険会社は一つの運用資金のため、故意に支払いを遅らせて利ざや(運用利益)を少しでも取るという考えはよくないという考えで捉えている保険関係者もいるそうです。
解約返戻金が5日以上振り込まれないことも多々ある
解約返戻金が5日以上振り込まれないことは、比較的可能性として高いです。
原因は実は解約返戻金の請求者側にもあります。
書類の不備はもちろん、解約返戻金を請求する時間帯によっても住友生命は変わってきます。
そして、ゆうちょ銀行は振込の都合で1日追加される場合があるそうです。
ちなみに最も誤解が多いのは解約返戻金を請求した気になっているだけで住友生命側で『受理』されていない日数は含まれないのも重要なポイントです。
住友生命に書類が受理されて5日
これは、前述の金融庁の指針にもあるのですが、5日以内の支払いがボーダーラインとされていますが、あくまで『解約返戻金の請求意向』が確認できてから5日間です。
そのため住友生命であれば、最短で解約返戻金を受け取りたい場合は窓口に行って、担当者と対面して書類の手続きをすることをお勧めします。
万が一住友生命が解約返戻金を払わない場合
まずあり得ないのですが、生命保険会社各社に解約返戻金を遅延させた場合にも決まりがあります。
解約返戻金を解約したいと申し出を受理してから5日以上経っても支払わない場合は、保険契約者に対して解約返戻金の支払い遅延金を『利息』という方法で支払う責任が生命保険会社にはあります。(解約返戻金の一種のペナルティというような認識ですね。)
住友生命の解約返戻金はいつ振り込まれるかは、請求者次第の面もある
簡単に言えば解約返戻金は請求側が間違った請求やイレギュラーな対応をさせない限り住友生命は5日以内に解約返戻金をいつでも支払ってくれるということです。
ここまで金融庁の眼が光る中で、住友生命も会社の価値を落とさないためにも解約返戻金は請求された場合、1秒でも早くお返ししたいというスタンスなのは間違いありません。
逆に解約返戻金の請求者側が書類の記入漏れなどで遅れてしまうことのほうが、実際は多いようです。
そのため、急いで解約返戻金を必要としている時こそ、振り込み時間を気にするよりも落ち着いて必要な処理を済ませましょう。
また、住友生命のライブワンなどに加入している方で解約返戻金がいくらなのか?という確認を行いたい場合は、スミセイコールセンターに電話するか、担当者に聞く、契約した当初の提案書を参考にするなどがいいでしょう。