明治安田生命のベストスタイルは掛け捨てだから必要な保障を準備できる
目次
明治安田生命のベストスタイルは掛け捨ての保険
明治安田生命のベストスタイルは同社の主力商品で、貯蓄性がない掛け捨ての保険です。
今回の記事では、明治安田生命のベストスタイルの評価はどうなのか、またメリットやデメリットに関してもまとめてみました。
「掛け捨ての保険はもったいない」と感じているの方に読んでいただきたい内容となっているので、是非最後までご覧ください。
明治安田生命のベストスタイルはなぜ掛け捨ての保険なのか
明治安田生命のベストスタイルが掛け捨ての理由は、ベストスタイルのコンセプトがその人にとって必要な保障をしっかり準備するということだからです。
なぜ掛け捨てじゃないと必要な保障が準備できないのか、その理由は現在の低金利の状況では、保険に貯蓄機能を持たせると十分な保障のある商品開発が難しいからです。
保険の仕組みとして、保険会社が契約者から預かった保険料を運用で増やすことにより、貯蓄機能を持った保険を開発できます。
実際に一昔前の金利が高かった頃、保険は貯蓄性も兼ねたものが主流で、貯蓄と保障を兼ね備えた保険を販売しても保険会社は十分な利益を得ることができました。
しかし、現在日本は低金利の時代で、保険会社は貯蓄と保障を兼ね備えた保険を販売するのが難しくなってしまい、保障性の保険は掛け捨てが主流となっています。
掛け捨ての明治安田生命ベストスタイルは評価が賛否両論
では明治安田生命のベストスタイルの評価はどうなのかというと賛否両論です。
なぜなら、ベストスタイルは優れている点と注意すべき点が明確に分かれているためです。
加入を検討する際は優れている点と注意すべき点をしっかり確認した上で加入しましょう。
ベストスタイルの優れている点
明治安田生命のベストスタイルは、個人に合った必要な保障を準備するというコンセプト通り、保障が手厚い点が優れています。
ベストスタイルで選べる特約の数は20種類以上で、以下の4つのカテゴリに分かれています。
- 病気ケガへの備え
- 重い病気への備え
- 就業不能・介護への備え
- 万一への備え
このうち、病気への備えに分類される「入院治療保障特約(Ⅲ型)は、入院や手術をした場合に支払う治療費の自己負担分が全て保障され、重い病気への備えの「がん治療保障特約」は、がんが再発した場合でも保障されます。
またベストスタイルに付加できる特約は、新しいものも随時追加されており、最近は「給与サポート保障特約」という病気やケガで働けなくなった場合の特約も販売されました。
明治安生命のベストスタイルで気をつけべきる点
ベストスタイルで気をつけるべき点は、
- 加入内容が複雑になる可能性がある
- 保険料が割高になる
の2つあります。
1の理由としては、選べる特約の数が多いため、自分では保障を選びきれない、かつ契約しても保障内容を覚えきれず理解できない可能性があります。
2に関しては、明治安田生命の保険は他の保険会社に比べて、総じて保険料が割高であり、10年毎に訪れる更新のたびに保険料が上昇していくことが理由としてあげられます。
ベストスタイルがこのような仕組みを採用しているのは、明治安田生命が営業職員によるアフターフォローに力を入れているのが理由です。
なぜなら、商品内容を複雑にすることで営業職員のサポートというモデルが成立し、その営業職員を雇っていく人件費があるため、保険料が高くなっているからです。
掛け捨ての明治安田生命ベストスタイルの保障内容を考慮して検討しましょう
掛け捨て保険である明治安田生命のベストスタイルには以上のような特徴があるため、このような方にオススメです。
- 保険のことはあまり詳しくないので、職員にサポートしてもらいたい
- 多少高い保険料を払ってでも、手厚い保障を準備したい
しかし上記のような方でも自分でしっかり内容を理解してから加入するのはとても大切です。
自分にあった保障内容をしっかり検討することで初めて、掛け捨ての保険で必要な保障を得ることができます。