アフラックエバーハーフは解約の検討と見直しが必要な理由

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

アフラックエバーハーフは解約の検討と見直しが必要な理由

   

アフラックエバーハーフは解約するべき?見直し時のポイント

アフラックの「エバーハーフ」は、60歳や65歳で保険料が半額になるのが特徴の保険ですが、見直しをする場合にこの保険は解約したほうが良いのでしょうか?

結論を先に言いますと、解約したほうが良いと言えます。

保障内容のところでもお話しますが、アフラックの「エバーハーフ」には先進医療の保障がないデメリットがあります。

また、一定の年齢で保険料が半額になる分、その前までの保険料は通常の「エバー」よりも割高になる点も大きなデメリットです。

契約年齢や保険料の払込期間によっては、「ハーフ」の方が保険料の支払総額が少なくなることもありますが、月の負担を考えると少し重荷になります。

最近主流となっている医療保険は、日帰り入院などの短期入院でも5日分や10日分を保障してくれます。

病院の入院日数が短期傾向にある中で、日帰り入院でもある程度まとまったお金を貰えるのは安心できます。

そのため、アフラックの「エバーハーフ」は解約し、最新の医療保険に加入し直す方が十分な保障を受けることができるようになります。

ただし、健康状態によっては新たに医療保険に加入できないこともありますし、年齢が上がっていることで保険料負担が多くなってしまいます。

一概に「見直ししましょう」とは言えませんが、可能な方は見直しをおすすめします。

アフラックエバーハーフの保証内容は?

アフラックの「エバーハーフ」の保証内容について、まずは主契約をご紹介していきます。

  • 疾病入院給付金
  • 災害入院給付金
  • 手術給付金

次に、付加できる特約をご紹介していきます。

  • 特約疾病入院給付金
  • 特約災害入院給付金
  • 特約手術給付金
  • 特約介護一時金
  • 女性疾病入院給付金
  • 形成治療給付金

先程もお話しましたように、がん治療などをする際に行う可能性がある先進医療については保障してもらうことができません。

先進医療にかかる技術料は数百万円もかかることも珍しいことではありませんので、この保障は医療保険に不可欠です。

アフラックエバーハーフ手術給付金はいくらもらえる!?

アフラックの「エバーハーフ」で受け取れる手術給付金は、入院日額の「10倍」「20倍」「40倍」となります。

倍率は手術の程度によって決まり、軽度の手術であれば10倍となり、重度の手術では40倍となります。

どのような手術が何倍となるのかを確認するためには、エバーハーフの約款を見ることで確認できます。

アフラックエバーハーフ女性特約の保証内容

「エバーハーフ」に女性疾病入院給付金特約を付加することで「レディースエバーハーフ」となります。

「レディースエバーハーフ」では、子宮がんや帝王切開などの女性特有の病気で入院した場合に、主契約の入院給付金に上乗せして保障してくれます。

例えば、主契約の入院給付金の日額を5,000円、女性疾病入院給付金の日額を5,000円の場合に7日間入院すると、

  • 主契約入院給付金:35,000円
  • 女性疾病入院給付金:35,000円

の合計7万円を受け取ることができます。

また、形成治療給付金では、乳房切除術などの手術を受けた際に、1回につき10万円を受け取ることができます。

ただし、形成治療給付金では女性特有の病気による手術をすべてカバーしているわけではありませんので、病気によっては手術をしても女性疾病の特約からは手術給付金を受け取ることができません。

アフラックエバーハーフは解約と見直しを検討するのがおすすめ

アフラックの「エバーハーフ」は、60歳や65歳で保険料が半額となりますので、老後の負担を考えれば非常に魅力的な商品です。

しかし、先進医療の保障はなく、入院給付金や女性疾病特約も最近の医療実態にはあまり合っているとは言えません。

もちろん、「エバーハーフ」を解約せずに、必要な特約を付加または不要な特約を解約することでも見直すことができますが、それだけでは心配になる部分もあります。

健康状態や保険料負担にもよりますが、「エバーハーフ」は解約し、最新の医療保険に入り直す方が安心できます。

「エバーハーフ」には解約返戻金もありませんので、解約しても払った分を少しでも回収できるわけではありません。

ですが、逆に言うと、いつでも解約できる商品ですので、ご自身の健康状態や保険料負担をよく考え、見直しが可能であれば新しい医療保険への加入をおすすめします。

 - アフラック生命 , , , , ,