住友生命のバイタリティ(保険料864円)は追加すべき?まさかの割増リスク
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住友生命のバイタリティ(vitality)のお値段は
バイタリティを住友生命が販売を始めて、「スミセイはすごい!」と加入する人や、「日本初の取り組みなんです」という言葉を評判と捉えて加入する人などそれぞれいると思います。
しかし、住友生命のバイタリティはスタンダードのバイタリティを付加しない状態より864円一律で高いのをご存知でしょうか?
そしてそのバイタリティ制度で保険料がさらに高くなるということを今日はお話していきます。
保険料864円払って30%オフを目指す
今住友生命のバイタリティは、全支店支社の全力売り込みラインナップに盛り込まれています
簡単に言えばバイタリティは健康だと住友生命が健康だ!と毎年言えば保険料は最大30%安くなり、健康状態が悪化している!と判断すれば保険料が上がるというなんとも斬新な制度です。
しかし、バイタリティを付加することによって月額864円支払うことになります。
年間10,368円を自分の身体に投資して保険料の引き下げのために必死になる、というのがバイタリティの本当の顔だと言えます。
そもそも高い住友生命の保険は30%引かれても『ちょい高』
住友生命は元々国内の老舗生命保険会社として、『スミセイバリュー』があり、支店支社・従業員などの経費が莫大なため、保険料も高いと言われています。
損保系生命保険会社で6,000円、通販系ダイレクト系で4,000円ほどの医療保険がスミセイだと10,000円する。と保険代理店を経営する方も言っていました。
実際保険内容は充実させることはできるそうですが、商品構成が難しく莫大な数の特約に「何の保険に加入できているのかわからない」という意見がウエブ上でも散見されています。
簡単に約3割引いても割安感を感じる人は少ないと言えます。
仮に健康状態が悪くなった場合の割り増しについて
住友生命のバイタリティは健康推進・応援という聞こえはいいですが、仮にもブルーというレンジに自分の健康状態になれば2%保険料が上がります。
どんな理由であれ中断がバイタリティはできないので、有無も言わさず「不健康になりたいのか」とペナルティの保険料2%割増をされてしまうのです。
健康を維持でも保ち運動をし続ける、健康に日々意識をすることが働きざかりには難しい保険だと言えます。
そして、そもそも割増された保険料は貯蓄運用されるわけではなく、掛け捨ての保険になります。
より高い健康意識がある方にはおすすめ
住友生命の商品でバイタリティを付加できるのはプライムフィットとドクターgoの2つだけですが、その2つの商品に非常に惹かれて、今から健康に生きる!と心から決意した方のみバイタリティの加入をするべきだと言えます。
というのも、健康であればもともと高めに設定されている保険料が割り増しになってしまうためかなり家計に負担がかかることは否めないためです。
そういった保険料よりも自分の健康を維持するためのモチベーションとして使われる方にはすごく向いていると考えています。
少なくとも、「今皆さんバイタリティで保険料30%オフを目指しています。」と言われても、本当に健康を維持できるのか、できなかった時には何か良い方法がないのか担当の方によく確認した上で契約されることをおすすめいたします。