住友生命のプライムフィットの評価は『即見直し』
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住友生命のプライムフィットを評価して見直し対策
住友と生命のプライムフィットという商品は1UPをより進化させたオーダーメイドで保障内容を組み立てることができることが魅力といわれていますが、正直、保険が判らない人には即見お直しの評価をお伝えしたいです。
パンフレットなどの資料を見ても、未来デザインや1UPを進化させた生活保険といっても、同じような名称で違う保険であったり、正直、分かりづらいことでしょう。
今回は、プライムフィットについての個人的な評価についてお話したいと思います。
住友生命のプライムフィットを本当に理解できて加入している人がいるのか
住友生命のプライムフィットは、組立保険と呼ばれる保険で通常は『医療保険(終身)+特約』というようなスタイルなのですが、プライムフィットは、ありとあらゆる形態の保障内容を組合せて一つの保険商品として完成します。
簡単に言えばオーダーメイドに近い保険商品と言えるでしょう。
オーダーメイドと言えば聞こえはいいですが、保険期間がプライムフィットという商品内で混在することも多く、膨大な数の特約で保障内容が重複しているかどうかすらもわかりにくいです。
また、尚且つアカウント型の保険を組み合わせている場合などは貯蓄が支払い保険料の数%満たないという契約プランもあり得るということです。
住友生命プライムフィットを加入していたら解約もあり
私が生意気にもこの住友生命のプライムフィットを評価するとしたら、少し損をしてでも保険に詳しくない方なら全て解約してしまった方がいいレベルの商品だと思っています。
極端な例で言えば、65歳満了の医療保障系が満期になり、80歳で積み立て部分が100%を超える分岐で、さらに支払い免除特約などが付いていない。わからない特約が複数ついている場合などは一度全て解約しても良いと私は考えます。
保険は『何のために、どんな時に備えているかが明確に分かっておく必要があります。』
何かあったときに、複雑な保険設計で保険金請求ができる状態だったのにしなかった。あるいは保険料を払い続けていた。
となっては、プライムフィットに対する保険が必要になってしまうと言えるからです。
プライムフィットと1up、未来デザインの関係
住友生命では保障内容や特約の有無でペットネームが変わり、それらの保障があるものにどんどんペットネームを追加して呼ぶようになります。
ペットネーム | 保障内容 | 特約・保険商品名 |
---|---|---|
未来デザイン | 必要保障額の逓減保険 | 新介護収入保障特約・逓減型 |
1UP(ワンアップ) | 就労不能保障 | 生活障害収入保障特約 |
プライムフィット | 資産形成・老後保障なし | スミセイの特約組立型保険 | ライブワン保険ファンド[06] | 保険ファンドの資産形成 | スミセイの利率変動型積立保険 |
ダブルステージ | 終身の死亡保障 | スミセイの新終身保険 |
ライブワン未来デザインと書かれていれば、ライブワンというアカウント型保険(保険ファンドを利用する保険の名称)に新介護収入保障特約・逓減型が付加されたもの、ライブワン未来デザイ1upとあれば、アカウント型保険に新介護収入保障特約・逓減型と生活障害収入保障特約が付加されたものと考えていいでしょう。
またプライムフィットスクエアライン1UPというのは法人向け保険で、ライブワンの未来デザインに生活障害収入保障特約・固定型を付加するとスクエアライン1UPという愛称で呼ばれるようになり、非常に複雑で難解です。。
プライムフィットの中途解約の損はどう埋める
住友生命のプライムフィットは比較的高額な保険商品になりやすいです。
特に大手国内生命保険会社というブランドバリューと、人件費、ビルや販管・教育など莫大な経費をかけている会社です。
その経費はもちろん、加入者・契約者のためというのはもちろんですが、会社の保守にも使われています。
プライムフィットに加入して数年程度であれば、ダイレクト型や損保系生命保険会社の医療保険で必要な保障だけを契約することで解消できるでしょう。
貯蓄は保険商品だけで検討するのではなく、投資信託などの金融商品を活用するなどすれば数年間のロスは十分取り戻せます。
住友生命のプライムフィットの評価は『即見直しを』
ダイレクト型の保険などと比べ、約2倍ほどの保険料を支払う価値を見出せるのであれば、住友生命のプライムフィットに加入していいと私は思います。
しかし、実は保障内容もわからず『おまかせ』で加入していたのであれば、見直しだけでもしてみるべきだと評価させてもらいます。
想像以上に保険料を下げることができたり、より良い保険との出会いがあると思います。
もちろん、住友生命のブランド力・信用力に魅かれている方も多くいますが、見直しは自分の人生を守る一つの手段として行うべきだと言えます。