持病がある子供は告知がゆるいコープ共済に加入するべきなのか?

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

持病がある子供は告知がゆるいコープ共済に加入するべきなのか?

   

コープ共済は持病がある子供向けの共済を販売している!

コープ共済が販売している「たすけあい ジュニア20コース」には全部でプランが3つ用意されています。

J1,000円コースとJ2,000円コースは通常の子供向け共済ですが、J1,900円コースは持病がある子供でも加入しやすいように告知項目がゆるやかです。

また、申込み前に発症していた病気であっても共済金の支払い事由に該当した場合は、給付の対象となります。

ただし、申込日から1年間は期間に応じて、下記の通り共済金が削減される可能性はあるので、注意が必要です。

 お申込日から入院開始日までの経過期間 支払率
 90日以内 疾病入院共済金の30%
 91日~180日以内 疾病入院共済金の50%
 181日~365日以内 疾病入院共済金の70%

 

コープ共済の持病がある子供向け共済の告知項目は?

「たすけあい ジュニア20コース」のJ1,900円コースは告知がゆるいとされていますが、なんと告知項目が2つしかありません。

他の保険会社が販売している告知緩和型医療保険の告知項目は3~4つが多いので、それと比べると非常に加入しやすいと共済だと思います。

実際の告知項目は下記の通りです。

  • 現在入院中ですか?
  • 医師から「今後1年以内の入院または手術」をすすめられていますか?

上記の2つに該当さえしなければ申込みができるので、アレルギーがあるこどもでも、病気通院している場合でも加入できます。

他社は持病がある子供向けに告知緩和型の保険を販売している?

残念ながら告知が緩やかな医療保険は20歳以上でないと加入することできないので、子供が19歳以下の場合は、そもそも検討することもできません。

そのため、持病がある子供のために保障を持ちたいのであればコープ共済一択になります。

ただし、通常の医療保険は0歳から加入できる場合が多く、持病があっても特定の部位が保障されないという条件付で加入できる場合があります。

持病は一定期間保障されませんが、他の病気は保障されますし、保険料は通常と変わらないので、長い目でみるなら一般向けの終身医療保険に加入することをおすすめします。

持病がある子供はコープ共済の「たすけあい」に加入し続けられるのか?

持病がある子供時代に「たすけあい」に加入したとしても、保障がすぐに終わってしまったら意味がないですよね?

コープ共済の「たすけあい ジュニア20コース」の保険期間は名前の通り20歳までとなっていますが、20歳以降は健康状態にかかわらず別のコースで65歳まで継続できます。

さらに、65歳以降でも85歳まで保障される「プラチナ85」に加入することによって継続することができます。

それでも一生涯保障を続けることはできないので、既往歴がある方は共済や保険以外で老後の医療費を確保することを考えなければなりません。

コープ共済の「たすけあい」は持病がある子供におすすめできるか?

コープ共済の「たすけあい ジュニア20コース」は、持病がある子供でも加入できる数少ない商品です。

ただし、乳幼児や未就学児は自治体からの援助を受けることができ、医療費がほとんどかからない場合があります。

その点を踏まえると無理に子供の時から告知はゆるやかなタイプの医療保険に入って、高い保険料を支払い続けなくても良いように思えます。

生まれつき体が弱かったり、先天性の病気がない限りは、まずは通常の医療保険の審査を受けてみて、部位不担保が付いたとしても、そちらに加入することをおすすめします。

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