たのしみ未来をみずほなどの金融機関で入るメリット・デメリット
目次
住友生命の『たのしみ未来』をみずほ銀行で加入する意味
住友生命が販売している『たのしみ未来』(5年ごと利差配当付生存保障重視型個人年金保険)はみずほ銀行を含む全国の金融機関で加入ができる、個人年金商品です。
その中で住友生命の商品にも関わらず金融機関で加入する意味はあるのか、あるいはメリットデメリットや困ることがあるのかを詳しく調べてみました。
みずほ銀行の多種目化事業
みずほ銀行は資産運用や証券会社が銀行と同じ場所にあることを売りにしています。
そのため、通常の金融機関の業務以外にも多種目化(預金者に信託を勧めたり、保険をを勧めたりと様々なニーズに応えること)に力を入れています。
扱っている保険商品もニッセイ・ウェルス生命(マスミューチュアル生命は2018年5月31日に社名変更しました。)のみらいの笑顔(外貨建個人年金保険)や第一フロンティア生命の新プレミアギフトM(積立利率変動型終身保険)がありますし、一般的な保険も取り扱ってます。
従来はゆうちょ銀行は郵便業務や・貯蓄・保険などを行っていた事業体系に比較的近いと言えます。
どこのメガバンクも同じようなサービスはありますが、地方銀行などはまだまだサービスの連動性が取れていない銀行も多いようです。
みずほ銀行でたのしみ未来に入るメリットはあるのか
やはり大手の金融機関は複数の保険商品を取り扱っているため、知識が豊富な人材は多くいると言えます。
特にファイナンシャルプランナーや自社の認定アドバイザー制度など知識などのレベル差は少なく『ハズレの営業』に当たることは少ないと言えます。
たのしみ未来をみずほ銀行で入るデメリット
みずほ銀行を含めすべての金融機関は基本的に、全国異動が多い職種です。
そのため保険の『担当者』が異動することは予め、覚悟しておかなければなりません。
ダイレクト型・通販型の保険が増えているので担当者がいなくても保険というものは不便なく加入し続けることができます。
しかし、『新商品が本当に現在の加入者のメリットになる』と判断する人がいない契約を結ぶ可能性が高いとも言えます。
言い方が雑にはなりますが、契約後のフォローは少ないでしょう。
ここが不便 みずほ銀行などの金融機関での保険加入
みずほ銀行をはじめ、金融機関の保険業務は窓口のみのため平日に行かなければ手続きはできません。
有給休暇を取って保険の加入をしにいくのは億劫です。
さらには保険の契約は告知なども含めて、複数回面談をしたり書類の訂正などしたりするので1回で終わらないことも多いものです。
保険代理店など保険屋は仕事終わりに少し会えない?という具合に臨機応変な対応に期待してもいいでしょう。
書類等のやり取りであっても土日には配送は100%されないことも確かです。
さらには保険のことで少し聞きたいことがあっても、休日にふとしたタイミングで電話をかける担当者がいないのも不便です。
たのしみ未来をみずほ銀行で加入するか悩むならば
私は金融機関経由の加入は踏みとどまる考えです。
理由は担当者の勧誘が面倒な時もありますが、保険屋は保険屋です。
保険のプロです。
金融機関はお金のプロです。
絞り込まれたほうが、より詳しい情報や担当者がいることによる安心感は計り知れないと言えます。
そして、金融機関での契約などは契約を取る社員は特に営業成績と給料の変動は大きくないそうです。
逆に、保険屋は契約を取って給料を上げているため、契約はもちろん解約をされないように、なるべく手厚いフォローを心がけているようです。
そのことを考えると、やはり保険屋にお世話になりたいと思う人は多いでしょう。