変額保険のバリアブルライフとユニットリンクの違いは?選ぶ決めてはファンドか運用益の引出し

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

変額保険のバリアブルライフとユニットリンクの違いは?選ぶ決めてはファンドか運用益の引出し

   

ユニットリンクとバリアブルライフは投資入門の変額保険

株や投資信託などに興味を持っていても、よく分からなくて怖いので手を出すには抵抗感があるという方に、投資入門として変額保険を提案されることがあります。

その中でもアクサ生命のユニットリンクとソニー生命のバリアブルライフは、よく似た商品として比較検証されることが多く、どちらを選んだらよいか分からないという方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、この2つの商品の相違点とそれぞれの特徴について解説していきますので、迷っている方は参考にしてみてください。

変額保険とは

変額保険は、払い込んだ保険料の一部を株や債権・不動産などで資産運用し、その運用実績に基づいて死亡保険金や解約返戻金・満期保険金などが変動する保険です。

投資信託要素が入っている保険ということで、保険の中ではかなり異質ですが、保険という性質上死亡保険金には最低保証が定められています。

また、将来インフレになった場合は、保険金額や解約返戻金が共に増えていきますので、普通の保険より大幅にお得になる可能性があります。

アクサ生命のユニットリンク

アクサ生命のユニットリンクは、円建て月払いの有期型(養老保険)の変額保険です。

ユニットリンクのメリット

特別勘定(運用先)のレパートリーが豊富で10種類あり、運用実績も他社よりも秀でています。

投資の基本は「長期・分散」と言われていますが、ユニットリンクは平準払い(毎月払い)のため時間分散の効果が働く「ドルコスト平均法」を活用できるので、投資の基本をおさえた商品であるといえます。

また、満期金の受取方法は3種類用意されており、終身保険に変更するか、年金受取りにするか、一時金受取りにするか好きな方法を選べます。

ユニットリンクのデメリット

契約後10年未満の解約には解約控除金(ペナルティ金)が発生するため元本割れするリスクがあります。

また、運用結果が悪かった場合には、満期金や解約時に得られるリターンが元本割れするリスクがあります。

ソニー生命のバリアブルライフ

ソニー生命のバリアブルライフは円建ての有期型(養老保険)と終身型の2タイプある変額保険です。

加入の際は、オプションA(積立機能重視)とオプションB(保障機能重視)のどちらかを選択します。

バリアブルライフのメリット

解約返戻金を増やしたい場合はオプションA、死亡保障を増やしたい場合はオプションB、といった契約者の状況に合わせた選択ができます。

運用が良かったとき、プラスになった金額を途中で引き出すことができます。(運用益の引き出しが可能)

終身型の場合、期間が決まっていないため運用の実績に合わせて解約することができます。

バリアブルライフのデメリット

ユニットリンクと同様ですが、契約後10年未満の解約には解約控除金(ペナルティ金)が発生するため元本割れするリスクがあります。

運用結果が悪かった場合には、満期金や解約時に得られるリターンが元本割れするリスクがあります。

また、商品が複雑すぎてパンフレットを見ても分かりづらいという口コミがあります。

ユニットリンクとバリアブルライフのまとめ

ユニットリンクとバリアブルライフの大きな違いは、契約期間中の運用益を受け取る機能があるかないかです。

せっかく投資入門で変額保険を契約するのであれば、運用の利益分を引き出せる機能のあるバリアブルライフのほうが、投資の楽しさは実感できると思います。

運用実績のシュミレーションは数字で表しているだけのものなので、実際にお金を受け取った時に初めて投資の面白さが分かるのではないでしょうか。

いずれにしても、有期型の変額保険は、出来るだけ契約期間を長くし、解約しないことを前提に投資を楽しむ気持ちで加入すると良いと思います。

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