学資保険そのものがないプルデンシャル生命で提案される学資向け保険の評判はイマイチすぎる

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

学資保険そのものがないプルデンシャル生命で提案される学資向け保険の評判はイマイチすぎる

   

プルデンシャル生命の学資保険代わりの保険の評判

プルデンシャル生命では学資保険の取り扱いがないため、主に「ドル建て保険」を学資保険代わりに提案されることが多いようですが、その評判はあまり良くはありません。

主にプルデンシャル生命で学資保険代わりに提案される保険は、「米国ドル建終身保険」と「米国ドル建リタイアメント・インカム」が多いようですが、実はこの商品たちを他社競合商品と比較すると驚きの結果になるからです。

今回は、プルデンシャル生命で提案される学資保険代わりの具体的な評判やドル建て保険で学資資金を準備する上での注意点などに簡単に触れ、その後プルデンシャル生命の販売方針について簡単に言及したいと思います。

プルデンシャル生命の学資保険代わりの評判はイマイチ?

学資保険代わりに提案されるドル建て保険をはじめプルデンシャル生命で取り扱っている保険そのものの保険料が非常に割高となっております。

しかし、実際は同じような外資系保険会社であるジブラルタ生命やソニー生命のドル建て保険と比較するとそれほど返戻率という点で良くはありません。

その結果、学資保険向けとしてドル建て保険を提案されて加入したは良いが、その後他の保険会社の同種のプランと比較してみると、その返戻率等パフォーマンスが非常に悪く、契約しなければ良かった、という声も少なくないため、評判をイマイチと判断せざるを得ないのです。

ドル建て保険を学資目的として

プルデンシャル生命に限った話ではありませんが、外貨建て保険を取り扱っている保険会社では、ドル建て保険を学資目的として提案されることが多いようです。

「学資満期金」などが支払われる学資保険とは異なり、ドル建て保険は、「解約」を前提とした「解約返戻金」を学資費用に充てることを目的としています。

保険種類としては「終身保険」や「養老保険」となるため、学資保険にはない「死亡保障」があることも違いと言えます。

これら保険商品を、金利水準の高い米ドルで運用するわけですから、円建ての保険よりも相対的に予定利率が高いため、あくまで「外貨ベース」ではありますが、返戻率が高めなものが多いようです。

学資満期金が自動的に支払われることに対し、ドル建て保険は、契約者の意志で「解約」の手続きを行わなければならない点も注意が必要です。

学資費用を変動リスクのあるドルで準備すること

予定利率は高いとはいえ、外貨建て特有の「為替リスク」があります。

為替レートは常に変動を繰り返しているため、学資資金が必要になる年齢において、日本円でいくらもらえるかわからない、ということがリスクとなります。

ドルのまま解約返戻金を受け取ったところで、ドルで学費を支払える学校であれば良いですが、国内にはそういった学校はありませんので、その時の為替レートで日本円に替えなければなりません。

ドルベースにおいては、高めの利率で解約返戻金は増えてはいきますが、学資資金が必要になるときの為替レート次第では、過度な円高により、大きな損失を被る危険性(リスク)があることは承知しておく必要があるでしょう。

学資資金が不要になった場合

学資保険の場合、学資満期金を受け取った段階で保険は終了となりますが、ドル建て終身保険などの場合には、学資費用の準備が不要になった場合には、そのまま保障を継続できることができます。

あくまで「解約」したときにお金が戻ってくる仕組みであるため、解約しなければそのまま保険期間満了までの死亡保障としても活用することができます。

その際には、解約返戻金は年々増えていきますので、老後資金としての蓄えとして持っておいても損はないので、この点は融通が利くメリットの部分だと言えます。

プルデンシャル生命の保険料はなぜ高い

どの保険商品でもプルデンシャル生命の保険はそのどれもが非常に割高な保険料設定となっています。

そしてその事実を販売員であるライフプランナーも理解しています。

高いとわかっているものをなぜ販売し続けるのでしょうか?

それは、彼らが自分自身の営業力を「安売り」したくないという、ある種プライドのような側面があるようです。

「高い営業力のある人間であれば、高い保険であっても売れる」、そして「高い保険を売れば高い報酬を得られる」という、まあ何とも保険契約者にとってはどうでもいい話なのですが。

他社と「比較」されることを恐れる

ご存知の方も多いと思いますが、プルデンシャル生命の保険外交員であるライフプランナーは、異業界の優れた営業力・営業実績のある人を「ヘッドハンティング」して採用しています。

営業素質の高い人間を選りすぐって採用しているのには、自社の「高い保険料の商品」を販売してもらうためだと言えるでしょう。

プルデンシャル生命のライフプランナーが最も嫌うことは、提案した保険商品を「他社と比較」されることです。

他社の同種の保険と比較されると、驚くほど大きな保険料の開きが明確になってしまい、契約を控えられてしまうからです。

裏を返せば、プルデンシャル生命から提案を受けたら、ぜひ他社の「比較」してみることをおすすめします。

学資保険にプルデンシャル生命を選ぶ優位性はない

為替リスクのある外貨建て保険で学資費用を準備することに対しては、様々な賛否の意見があります。

一概に「良い・悪い」を判断することは難しいでしょう。

しかし、もし外貨建て保険で学資費用を準備すると決めたのであれば、そしてその提案がプルデンシャル生命からのものであったのであれば、そのまま急いで契約をせず、他社のドル建て保険と「比較」をしっかりとしましょう。

契約後に比較をしても、既に保険料を支払ってしまっている状態で現実を突きつけられても、ショックが大きくなるだけです。

それほど、プルデンシャル生命の保険料水準の評判は良くないです。

学資保険そのものがないプルデンシャル生命で提案される学資向け保険の評判のまとめ

他社保険会社と同じ土俵で戦っても、プルデンシャル生命の保険商品はほとんど勝ち目がありません。

プルデンシャル生命は、比較されないように契約を急かしてくるかもしれません。

子供の将来のための学資費用の準備ですから、焦らず、赤ちゃん頃からしっかりと他社と比較をした上での判断が好ましいでしょう。

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