明治安田生命のダイヤモンド保険ゴールドを解約してはいけない理由
目次
明治安田生命のダイヤモンド保険ゴールドは養老保険
明治安田生命のダイヤモンド保険ゴールドは定期付養老保険と言われる保険で、主契約は養老保険です。
養老保険とは、保険期間中に死亡した場合の死亡保険金と、保険期間が満期になった場合に受け取れる満期保険金が同じ額という特徴があります。
1990年代のバブル期によく販売されていた保険で、当時は利率も高かったことからとても人気の保険でした。
ダイヤモンド保険ゴールドは、主契約の養老保険に定期保険特約（死亡保障）や入院保障特約を付加して独自の保障を組み立てるのが特徴です。
そしてこの保険に加入している人は、解約せずに継続する方がおすすめですが、今回はなぜ解約しない方が良いのかについて理由を説明していきます。
ダイヤモンド保険ライフは定期付終身保険
ダイヤモンド保険ライフと似たような生命保険にダイヤモンド保険ゴールドという保険がありますが、こちらは定期付終身保険です。
主契約の部分が、終身保険なのが最大の特徴で、一生涯の死亡保障を得られるため、養老保険のように満期時に満期保険金を受け取る保険ではありません。
そして、このダイヤモンド保険ライフもゴールドと同じ理由で解約せず継続すると良いでしょう。
ダイヤモンド保険ライフについては、「明治安田生命のダイヤモンド保険ライフを解約してはいけない理由を解説」でも詳しく紹介しているので参考にしてください。
明治安田生命ダイヤモンド保険ゴールドを解約しない方が良い理由
明治安田生命のダイヤモンド保険ゴールドは、バブル期に販売されていた保険でとても利率が良く、現在の保険では考えられないほど魅力的な商品なので、解約するのはもったいないです。
現在でも養老保険は販売されていますが、利率が良くないためダイヤモンド保険ゴールドと保険金を同じにして比較すると、保険料が倍近く高い場合もあります。
このため、ダイヤモンド保険ゴールドなど、「ダイヤモンド」と名のつく保険は、明治安田生命の職員に乗り換えをすすめられても慎重に検討する必要があるでしょう。
現在販売されている円建て保険は元本割れする可能性がある
現在でも明治安田生命では円建ての養老保険が販売されていますが、満期まで保険料を支払うと元本割れを起こしてしまいます。
養老保険は本来、貯蓄目的で加入するものですので、加入する意味合いは薄いといえるでしょう。
外貨建ての養老保険には為替リスクがある
円建ての他にも、米ドルや豪ドルで投資して運用していく外貨建て養老保険も販売されていますが加入する際は気をつけましょう。
これは円で払い込んだ保険料を、米ドルや豪ドルに変換して保険会社が運用していくもので、円建てよりも高い利率が期待できます。
しかし、円からドルに変えるときや、受け取り時にドルから円に戻す時に、為替の相場によっては損をする可能性も。
このため、思ったよりも保険金が増えていない場合や、場合によっては損をする可能性もあるので注意しましょう。
明治安田生命ダイヤモンド保険ゴールドの特約部分に注意する
ダイヤモンド保険ゴールドを継続する上では、特約の保障部分が古いタイプのものになっている可能性があるので注意が必要です。
特に医療特約に入院の免責期間がついていないか確認してみましょう。
現在は5日以上入院するケースも増えており、日帰り入院のケースもあるので、入院給付金に免責期間（4日など）がついていると満足な給付を受け取れない可能性があります。
このため、特約の部分はできる限り解約をし、新しく違う保険に加入するなどして保障を準備するのもおすすめです。
明治安田生命ダイヤモンド保険ゴールドはお宝保険なので継続がおすすめ！
明治安田生命のダイヤモンド保険ゴールドは、利率が高く「お宝保険」と言われているため、できる限り解約せずに継続しましょう。
その際に継続するのは、主契約の養老保険のみで、特約部分は外してもらっても問題ありません。
ダイヤモンド保険に加入している、もしくは加入した覚えのある人は、今一度どのような内容で加入しているか確認してみてください。