利回りの高さに注目集まる!ユニットリンク保険は本当に魅力的?

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

利回りの高さに注目集まる!ユニットリンク保険は本当に魅力的?

   

ユニットリンク保険の利回りがどれくらいか確認してみよう

アクサ生命のユニットリンク保険の予定利率は3%とされており、一般の保険の予定利率の0.25%に比べるとはるかに高い利率ですし、「これはいい保険だな!」と感じますよね。

しかしユニットリンク保険は変額保険ですので、保険会社が3%を保証しているわけではありません。

ユニットリンク保険は10種類の投資信託から、どの投資信託を使うか、そして複数の投資信託にする場合は、何パーセントずつ配分するかご自身で決定しますが、どうしたらいいかわからないですよね。

そんな方にご覧になると決定の参考にできる運用実績レポートが、アクサ生命のホームページ「ユニット・リンク保険(有期型) の運用実績レポート」にあります。

ここには10種類の投資信託の運用実績レポートについて月次、四半期、年間で閲覧可能で、おおよその利回りも把握することができます。

ユニットリンク保険の運用実績レポートから利回りを把握してみよう

ユニットリンク保険の運用実績レポート(2019年2月版)では、過去5年間の年率の利回りが書いてあり、多くの方が選ぶ「安定成長バランス型」で3.42%、「積極運用バランス型」で4.60%と3%を上回っていて、この場合には提案の時に渡される設計書の3%の場合で受け取れる金額よりも多く受け取れることになります。

またアクサ生命が出している2001年以降の契約のデータでも、10年以上続けていると3%を上回り、解約しても利益がでています。

ただし運用状況とタイミングによって、毎月利回りは変わりますので、一時的に3%を下回る時期もあるのでご注意ください。

ユニットリンク保険のデメリットは?

ユニットリンク保険の最大のデメリットは変額保険のため元本割れも含めて、受取金額が未確定になっていることで、皆さんが気にされるのは、数年後の解約時、あるいは満期の時にいくらもらえるかわかないことですよね。

また契約から10年以内の解約には解約控除というペナルティがあり、変額ではない積立型の保険で、設計書を見ると契約後数年間は元本割れしていて、10年以上続けるうちに元本以上になっていくものがありますが、その最初の数年間の元本割れ期間を、ユニットリンク保険では設計書の金額には入れていないため、実際に10年以内で解約するとペナルティがいくらかわかりにくい内容になっています。

加えて利回りがいいとはとはいえ、保険機能がある分、投資信託などほかの金融商品での積み立てよりも元本以上にするのは時間がかかってしまいます。

ユニットリンク保険のメリットは?

ユニットリンク保険のメリットは第一に予定利率が高いということは保障額を同じにした、変額ではない積立型の保険に比べて、毎月支払う保険料が安くなり、他の保険よりもお得になります。

そして第二に運用がうまくいく前提ではありますが、運用の成果をご自身が受け取れることです。

変額ではない保険は契約時にいついくら受取できるかはっきりしていて、その金額を保険会社が保証してくれますが、運用がうまくいき予定以上の運用成果がでても、保険会社の利益になります(こうした利益を受け取れる配当付き保険が以前はありましたが、現在はほぼなくなりました)。

ユニットリンク保険の利回りは魅力的!

ユニットリンク保険は利回りの予定は3%ですが、実際にはそれ以上になっていて、10年を超えると払った以上の受け取りを期待できる保険です。

短くても10年は続けることが条件になりますが、積立型の保険としては毎月の支払いをお得に、かつ解約返戻金が払った金額以上にできる可能性の高い保険です。

デメリットでお伝えしたお金を増やす目的だけだと保険以外をお勧めしますが、増やす目的と万が一のための目的であれば、ユニットリンク保険は一つで両方できる魅力的な商品です。

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