アクサ生命ライフプロデュースの運用実績とは?利益が期待できる商品なのか

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

アクサ生命ライフプロデュースの運用実績とは?利益が期待できる商品なのか

   

アクサ生命のライフプロデュースの運用実績はわかりにくい?

アクサ生命のライフプロデュースは、万が一の保障もしっかりあるし、積立もできていい保険ですと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかしアクサ生命のライフプロデュースは他の保険ではあまり似たものがなく、また内容も複雑でわかりにくいとよく言われています。

類似の商品がなく、複雑な内容を説明しにくい商品性で、実は取り扱っている保険営業員の中にも、理解しきれないことからお客様に販売していない人もいるようです。

そうした保険ですから、運用実績を把握しようとすると、商品以上に理解しにくいのではないかなと思いますよね。

この記事では、運用実績がわかりにくいと言われているライフプロデュースについて詳しく紹介します。

運用実績の前にアクサ生命のライフプロデュースとはどういう商品なの?

ライフプロデュースはいったいどういう保障なのかというと、被保険者に万が一の時に契約した金額を一定の期間中毎年、遺族が受け取れる保険です。

そこに変額の積み立ての機能を加えて、運用を行うことで、解約、満期の際に受取金をもらえるようにしています。

これだけなら類似の商品もありますが、

  • 運用期間中に保障額(いざという時、遺族が受取る金額)を増減させることができる
  • 同じ保障のまま毎月の保険料を増減させたり、一時払い込みを停止し、その後再開したりできる
  • お金が必要な時に積立金を一部引き出すことができる

というように一般的な保険にはできないことがあり、保険のプロの目やお客様からも好評を得ているようです。

アクサ生命のライフプロデュースの運用実績はどう?

ライフプロデュースの運用実績はライフプロデュースの契約がない人でもアクサ生命のホームページ「ライフプロデュースの運用実績レポート」からご覧になることができます。

最新の運用レポートに、販売開始後の運用している投資信託の値動きが書かれており、ライフプロデュースの販売開始直後にリーマンショックが起きて大きく下げる時期もあり、その後回復してスタート時を超えるようになりました。

そうした時期も安い価格で投資信託を買っていく商品のため、10年続けている方は当初の想定していた積立額よりも実際に積み立てられた金額は多くなっていて、ライフプロデュースの運用実績はとても良い内容になっています。

アクサ生命のライフプロデュースの運用実績なら大きな利益があるの?

それならば、ライフプロデュースは大きな利益を出せる可能性の高い商品のように思えますよね。

しかし実際に満期時、解約時に払った額よりも利益を大きく出せるかと言われるとあまり期待できない商品なのです。

どうして期待できないのかというと、ライフプロデュースは万が一の時の大きな保障があり、受取額や毎月の保険料を状況に応じて簡単に増減させられる商品と先ほど説明しました。

そうした商品性のため保障にコストをかけているため、実際に運用に回る金額が毎月の保険料よりも大幅に少なくなり、保障額が大きめで毎月の保険料は少なめに設定した場合、保険料の40%強を保障のコストに充てています。

アクサ生命のライフプロデュースは運用実績の点でオススメできない!

条件によっては40%以上を運用に回せないとなれば、毎月1万円の保険料でも運用するのは6000円以下になってしまい、1.5倍の値上がりでようやく元本の1万円近くまで増やすことができる状態ですから、利益を出そうとするのは非常に難しい商品です。

もちろんアクサ生命のライフプロデュースは万が一の保障が大きく、遺族のためになること、保障の見直しや保険料の支払いを柔軟にできることはメリットです。

しかし資産形成の運用として考えると、経費が大きくなりますので、増やすことを目的とするなら他の金融商品を検討されてみた方がいいと言えます。

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