第一生命の終身保険を解約したときのメリットデメリット

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第一生命の終身保険を解約したときのメリットデメリット

   

第一生命の終身保険の解約を考えた時は

第一生命の終身保険を解約したいと考える方は、まず、設計書、証券等に書かれている解約返戻金の額を確認しましょう。

加入時期、加入商品によって利率にかなりの差があり、自分が思っていた程、解約返戻金がなかったりします。

そしてそれより問題は、解約しようと考えている終身保険が本当に全て終身の保険かどうかです。

実は第一生命の過去の商品の特徴上、終身保険と表記があるのにもかかわらず終身の死亡保障はほんのわずかで中身の殆どが定期保険なんて事もあります。

今回は第一生命の終身保険の種類と解約する際に気を付けていただきたいことなどをお話したいと思います。

第一生命の見直しや解約を検討されてる方は「第一生命で保険に加入されている方が即刻見直しの検討したほうが良い理由」の記事も参考にしてみてください。

第一生命の終身保険とは

ブライトWay5年ごと配当付終身保険。6歳から70歳まで加入できる終身保険
悠悠保険U男性専用。3歳から70歳まで加入できる終身保険。
エスコートU女性専用。3歳から70歳まで加入できる終身保険。
TIME U40歳から75歳までが申込できる終身保険。保険料払込は終身。
堂堂人生5年ごと配当付更新型終身移行保険
順風人生定期保険特約付き終身保険
順風ライフ定期保険特約付き終身保険

ここ数十年の終身保険で言えば上記くらいでしょう。

これらの商品は、死亡・高度障害が一生涯続く点、終身保障を年金としての受け取りに切り替えるのも可能な点が特徴です。

エスコートU、悠悠保険U、TIMEなどは利率も高く死亡保障は終身ですが、順風人生・順風ライフなどは終身保障は50万~300万くらいが平均であり、ブライトWayに関しては終身1万円が主契約という内容の保険もあります。

なので、解約返戻金目的で解約しようと考えている人は一度良く確認してからが良いと思われます。

多くの人は自分の保険内容を把握していないのが現状です。

第一生命の終身保険は貯蓄として考えてはいけないのか?

第一生命の終身保険は、所定の要件を満たしていれば、終身保障にかえて老後資金として年金受取を選択できます。

子どもが独り立ちするときまでは死亡保障として、子どもが巣立ち定年退職後は年金として準備できるなんて、なんて良い話と思われがちですが、実際は保障額がすべて年金として貰えるわけではないので、いざ貰おうとしたときに金額を見てがっかりするのではないでしょうか。

そして設計内容にもよりますが、順風人生や順風ライフは安さが売りでしたので、割高になる終身保険の部分は多くの契約が100万~200万くらいで抑えられています。

要するに貯蓄になる終身部分は保障全体の1割~2割程度の為、貯蓄とは言えないと思います。

第一生命の終身保険の解約を考えるタイミング

結論から言うと、第一生命の「終身保険」は「貯蓄」にはあまり向いていません。

特約の定期保障部分や三大疾病保障、収入保障などは掛け捨てとなるため、申し込み内容によっては70歳を超えてからの返戻率が悪かったり、特約は「更新型」のため、定年退職後など収入が減ってから特約部分の保険料を支払うのはとても難しくなります。

ですが70歳以前に解約をしたからといって「返戻金が高い」という生命保険ではありません。

純粋に終身の死亡保障と考えているのでしたら良いと思いますが、いずれ解約したり年金にかえたりと貯蓄として考えているのであれば、できる限り早く「保障」と「貯蓄」を切り分ける必要があると思います。

第一生命の簡単に解約をしてはいけない終身保険

もう販売はしていませんが、第一生命が「ミリオンU」という商品とその後継型の「グランロード」という一時払い終身保険ですが、この2つだけは解約をすすめません。

なぜなら予定利率が圧倒的に他の終身保険より高いからです。

加入時期の予定利率にもよりますが100万円から加入できる商品で、約3年で元本割れをしないと言われ、即売り止めになるほどの商品でした。

貯蓄の為に加入したのならもちろん使いたい時に解約をして返戻金を受け取って良いと思いますが、5年ごとに配当金があるので、解約するタイミングは10年後からと言われています。

第一生命に限らず終身保険を解約するときの気を付ける点

契約からの年数と保障内容にも左右されますが、基本的に終身保障には解約返還金があります。

しかし解約した時に受け取る解約返還金の金額は一時所得になります。

受け取った時はお金が増えた気になるかもしれませんが、その後税金を払わなくてはならない事実もある事に注意が必要です。

参考:第一生命の解約を検討されている方におすすめの記事

現在加入している第一生命の解約や見直しを検討されている方には、以下のような記事もおススメです。

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