ジブラルタ生命の医療保険のメリット・デメリット
目次
ジブラルタ生命の医療保険
テレビCMなどを行わない分、知名度に劣るジブラルタ生命。
しかし、アメリカ最大級の保険会社プルデンシャルグループの一つであり、ドル保険などを多く扱っています。
特に、短期入院で10日分お支払などは非常に合理的な医療保険と言えます。
今回はそのジブラルタ生命の医療保険はどの様な特徴があるのかメリット、デメリットについてご紹介します。
ジブラルタ生命の保険料
ジブラルタ生命の医療保険は他社に比べ決して低料金と言うわけでは有りません。
- 終身保障終身払い、入院日額5000円、手術給付付き
- 30歳男性:2165円、50歳男性:3940円
30歳女性:2445円、50歳女性:5000円
上記を見ると他者に比べ3割程度割高になっています。
特に高齢の女性に対し、保険料が高くなる傾向があり、50歳女性では入院日額と保険料がちょうどイコールになっているのであまりお得感を感じる方は多くありません。
しかし、下記の様な良い特徴も持ち合わせています。
入院日数が1日でも10日分の保険金を給付
日帰り入院には対応できませんが、短期入院が一般化されてきている今日、一泊以上の入院に対して10日分の保険料が受け取れることは非常にメリットがあります。
例えば入院日額5000円のプランで1日入院した場合50000円の入院給付金を受け取れます。
入院初期加算給付金特約がある
他社には無い特約の一つに入院初期加算給付金特約というものがあります。
この特約をつけると入院してから30日の間、割安で入院給付金を増やすことが出来ます。
これはジブラルタ生命が短期入院に対して、多くの給付金を支払うことを考えた結果と言えます。
5大疾病生活習慣病特約
これは普通3大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)の場合、入院給付金を上げる特約なのですが、ジブラルタ生命の場合、その範囲が広く設計されています。
「がん・糖尿病・心疾患・高血圧疾患・脳血管疾患」の5大疾病をカバーしており、特に糖尿病の入院について加算できる特約は希少といえます。
特定損傷特約
骨折・脱臼・腱の断裂で治療を受けたときに5万円を給付される特約になります。
骨折の給付はニッセイなどにもありますが、スポーツをやっている人にとって腱の断裂も出るのは非常にありがたい保障です。
ジブラルタ生命のデメリット
短期入院に強みがある医療保険であるため、短期入院こそお金が大して掛からないのではと考える人にとってはあまり不向きかもしれません。
保険に対する意向は人それぞれ
お金に対する価値観が人それぞれなのと同じように、どのような保険を必要と感じているのか、という考えも人それぞれです。つまり、本当にその人に最適な保険は一人一人異なります。
その点、保険偏差値を使うと、加入中または加入検討中の保険が自分の意向をどのくらい満たしているのかを知ることができます。
本記事中でも取り上げたジブラルタ生命の短期入院に対しての保障に関しても、「短期入院では出費が少ないため、給付金も多くなくとも大丈夫」という考えの方もいらっしゃいますし、逆に「少しの入院でも手厚く保障されるのは安心感がある」という考えの方も多いのが実情です。
このように、保険に対する考え方は多種多様であるということができます。
「保険偏差値」では、保険に対してどのような保障内容を望んでいるのかという意向部分を、実際の保障内容がどこまで満たしているのかを数値化し、偏差値という形で保険を「見える化」することが可能です。
世間一般的な水準から見たときのあなたの「保険の買い方」がどのくらいの立ち位置にいるのかを把握することができるのです。
一人で保険選びをしていると、何を基準にしていいのかわからなくなってしまうもの。「保険偏差値」のようなツールを有効活用することで、自分の保険の中で「何が足りないのか」を明確にすることができます。