いつが加入時?オススメのドル建て終身保険の3社を徹底比較
目次
ドル建て保険を検討する方、増えてます
急激な円安変動によってドル保険を見直す方も多かった、2017年。
為替に左右されるドル保険は果たして3社で比較するとどの位の違いがあるのか、ドル終身保険を今回は比較してみます。
保険料・返戻率のランキングを数字のみで判断したい方は【永久保存版!】米ドル建て保険ランキング【2017年度】もあわせてお読みください。
ドル建て保険のメリット、デメリット
ドル建ての保険の最大のメリットは「予定利率が高い」ことです。
これによって円建ての終身保険よりも優位に設計出来るだけではなく、為替によっては大きく利益を上げることが出来ます。
しかし、逆に支払の保険料・保障額・解約返戻金がその時の為替によって変動するため、円安で支払い・円高で円現金化すると損をする可能性があります。
円でいくら戻ってくるか?でドル建て保険を比較
では外貨建ての終身保険を扱っている主要3社で、商品の比較をして見ましょう。
30歳男性で健康体の方が、保険金10万ドル(60歳払込)の終身保険に加入している場合
保険内容 | 総支払保険料 | 60歳の時点での解約返戻金額 | 60歳の時点での返戻率 |
---|---|---|---|
ソニー生命 139.10ドル | 50,076ドル | 55,350ドル | 113% |
メットライフ生命 148.00ドル | 53,280ドル | 57,333ドル | 107% |
ジブラルタ生命 157.1ドル | 56,556ドル | 57,410ドル | 101% |
以上となります。(執筆当時)
ドル建てで有名なプルデンシャル生命は、兄弟会社であるジブラルタと同列とお考え下さい。
(2017年更新)
プルデンシャル生命のドル建て保険の詳細を知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
ジブラルタのドル建て終身保険に関して詳細を知りたい方はこちらをご参照ください。
ソニー生命のドル建て終身がオススメという意見もインタビューしたところありましたので、評判を知りたい方はぜひご覧ください。
メットライフのドル建ては利率変動型
上記3社の中で、メットライフだけが利率変動型となっている為、毎月利率が変動しています。
更に設定利率が3.5%を下回っていないため、このままの利率の水準で推移した場合には、返戻率が120%程度になる可能性があります。
これは、返戻率だけでみれば、ソニー生命を超える可能性があります。
(2017年更新)
メットライフのドル建て・外貨建て保険の、過去の商品改訂も含めた情報について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
メットライフのドルスマートの過去の利率について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
メットライフのドルスマートの内容について知りたい方はこちらをご参照ください。
メットライフのドルスマートの評判・口コミについてはこちらをご参照ください。
円安の時ドル建て商品はオススメされなくなる
2014年は急激に円安に変動した一年で、最終日終値は120円を超えました。
このような円安のときには、ドル建ての商品は円換算の保険料が上がるためオススメしない会社が多くなりました。
しかし実際はどうなのでしょうか。
円安に向くとドル商品がダメになってしまうのでしょうか?それ以外にリスクはないのでしょうか?
次回検証をします。