プルデンシャル生命の家族収入保険は家族の生活を支える!具体的な保険料とは
目次
プルデンシャル生命の家族収入保険
外資系保険会社のプルデンシャル生命では少し特殊な保険を扱っています。
その名も解約返戻金抑制型家族収入保険です。
この保険は定期保険となり、死亡した場合や高度障害状態に該当した場合に年金が受け取れるという保険になります。
一般的な死亡保険の場合、死亡したら〇〇万円というような記載ですが、この「家族収入保険」の場合、年金による受け取りが可能になるわけです。
家族収入保険という名前から、被保険者が死亡してしまった場合の家族の収入に充てることができたり、高度障害状態の場合は何かと物入りになったり働けなくなったりするリスクを保障するというものであることがおわかりいただけるかと思います。
個人年金や死亡保険ともまた違った特徴があるのが家族収入保険ですね。(商品性として似ているのが、保障型学資保険の養育年金がイメージに近いです。)
解約返戻金抑制型家族収入保険の内容は?
- 被保険者が死亡時には年金受取人(家族)に家族年金をお支払い
- 被保険者が所定の高度障害状態になった場合は被保険者に高度障害年金を保険期間満了時までお支払い
- 所定の高度障害状態になった場合は高度障害年金に加え、高度障害療養加算年金をお支払い(年金月額の50%を乗じた金額を高度障害年金に上乗せして被保険者が毎年生存判定日に生存している場合に限り)
- 年金の受け取り方は年金受取時に3パターン(全額「年金」で受け取り、全額「一時金」で受け取り、一部を「一時金」、残りを「年金」で受け取り)から選択
プルデンシャル生命家族収入保険は得するのか?
やっぱり保険に加入するときに気になるのがこの保険は得するのか?損をするのか?といった金銭的なところに注目が集まると思います。
ちょっと以下に例を出しますので、得か損か見てみたいと思います。
35歳男性(保険期間65歳、払込期間65歳)・年金月額30万円
保険料は年払いで149,010円、月払いで12,990円(一年のトータル155,880円)
保険料の払い込み総額は年払いで4,470,300円、月払いで4,676,400円
万が一、45歳時に死亡した場合は30万円×12ヵ月×20年で7200万円の総額が受け取れます。
またもしも64歳11か月で死亡または高度障害状態になった場合でも、最低支払保証期間が2年に設定されているので30万×12ヵ月×2年で最低でも720万円を受け取れることができます。
解約返戻金についての記載が乏しいですが、解約返戻金抑制期間が65歳までとなっているので65歳以上になっても支払った保険料すべてが保障に消えるわけではありません。
ただ、支払った分以上は残念ですが返ってはこないでしょう。
損益分岐点
以上の例から、プルデンシャル生命の家族収入保険は65歳未満で亡くなる場合は確実に支払った金額以上のお金を受け取れますが、65歳より長生きをすると支払った保険料以下の解約返戻金しか残りません。
漠然とお金だけで考えたら64歳より長生きするのは損と感じますが、この家族収入保険は家族のために加入する保険ですので、働き盛りの世代や子育て世代には安心を買うという意味でよい保険商品ではないでしょうか。
そもそも保険は損益で考えてはいけない
ここまで得か損かという部分をクローズアップしてきましたが、保険において損益で考えることはナンセンスです。
もちろん、保障はあるには越したことがありませんが、保障を得ようと思えば、高い保険料を払わなければならず、保険料を抑えるには保障を手薄にするしかありません。
人間、生きていて、この歳で亡くなってしまうだろうと考えながら生きるわけではないので保険は「もしも」に備えるということになります。
プルデンシャル生命の家族収入保険の注意点
高度障害状態になった場合で保険期間満了前に死亡された時には引き続き、高度障害年金を家族が受け取れます。
ただ、高度障害療養加算年金だけは一年に一度ある生存判定日に生存していないと支給が打ち切られます。
プルデンシャル生命の家族収入保険をオススメしたい層
プルデンシャル生命の家族収入保険にオススメなのは奥さんが専業主婦のサラリーマンや自営業の方ですね。
やはり働き盛りにご主人が亡くなるというのは奥さんの心労が計り知れないと思います。
しかし、一家の大黒柱が亡くなって当面の生活費は遺族年金などでなんとかできてもお子さんが小さい場合などは生活費以外にも大学資金など教育費がかかりますよね。
いつかは働きに出ると思っている奥さんでも今まで無職だったり、子供の保育園が見つからなかったりとすぐ働きに出れない可能性もあります。
そんなときにこの家族収入保険に加入していれば、当面の生活費はおろか子育て費用も準備することができますよね。
あと特に自営業の方は遺族年金では遺族基礎年金しか受け取れないないので、プルデンシャル生命の家族収入保険を検討してみる価値はあります。
プルデンシャル生命以外の家族収入保険はジブラルタ生命・ソニー生命
プルデンシャル生命以外にも家族収入保険という名前ではジブラルタ生命(代理店では販売を停止しているようです。)・ソニー生命が販売しています。
また名称は違えど、メットライフ生命やマニュライフ生命、アクサダイレクト、東京海上日動あんしん生命など、様々な保険会社で収入保険を販売しているんですね。
最近では収入保険についてCMが流れる機会が多くなり、たくさんの方が収入保険について興味があるようですね。
実際問題、長生きできても長生きしている間、ずっと働けるか?といったら現実問題難しいわけで、いざ働き盛りに脳梗塞で倒れて寝たきりになる可能性もあるし、と様々なリスクを考えると収入保険を検討するのもよいかもしれません。
すべての保険会社を一人で検討するには時間が足りない
ここまで説明したようにプルデンシャル生命の家族収入保険のような保険は非常に多くの保険会社が取り扱っています。
中には代理店方式を採らない保険会社もあったりして、全ての営業員に最初から話を聞いていては時間がいくつあっても足りないものです。
私自身もかなりの時間を割いて、ネットで保険について検索したりしましたが結局、一番効率が良かったのは様々な保険を取り扱っている保険のプロに保険相談をしてしまうことでした。
やはり生業としているプロの話は的確で無駄がないため、その利点を最大限に生かすためにも最近ではスキマ時間に相談ができる保険相談アプリに注目をしています。
このアプリでは現在加入中の保険内容の診断や新規保険契約についてを自宅に居ながら、匿名で相談することができます。
複数の担当者とアプリ内メッセージを介してやり取りするため、相性の悪い人や威圧的な人などは即効ブロックできますし、何より『オンリーワンでナンバーワンの担当者』に出会うことを可能にしてくれます。
そんなアプリ(App Store / Google Play両方で配信中)「パシャって保険診断」はレビュー平均4.2点と非常に評判が高く、レビューでも匿名で相談できることで理想の保険に出会えたと高評価でした。
最高の担当者に出会い、さまざまな保険について勉強したい方は是非、一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
また従来型の保険相談窓口である「ほけんの窓口」は利用者が非常に多く、テレビCMも頻繁に行っていますよね。
それ以外の保険相談窓口のメリット・デメリットをまとめた記事を作成しました。
最高の担当者に出会えば保険で幸せになれる【保険窓口比較記事】
プルデンシャル生命の家族収入保険のまとめ
プルデンシャル生命の家族収入保険は子育て世代や働き盛りの世代に打ってつけの保険になります。
【ただし、最近では「働けなくなった時の保険」として各保険会社から多く販売されていますので、この限りではありません。】
特にお子さんをお持ちの方だと、急に大黒柱を亡くされたらお金の心配や子育ての心配等、悩みが付きませんよね。
そんなときに精神的に金銭的な部分だけでも楽にしてくれるのが家族収入保険です。
やっぱり保険は損得勘定では計れないものがあって、人生いつどうなるのか?想像はつかないけど最低限、今できることを検討することが大事です。
もしもこの家族収入保険をよりお得に必要な保障を得たいと考えるならば、どの年齢でも年払がオススメです。