富国生命の学資保険のデメリットは?最大のデメリットは十分に理解しよう
目次
富国生命の学資保険のデメリット
富国生命の学資保険は、不景気の中、多くの保険会社が学資保険の利率を下げていたときに継続して貯蓄型学資保険を続けて販売していた保険会社だそうです。
しかし、そんな富国生命の学資保険にはデメリットはないのでしょうか。
今回は富国生命の学資保険のデメリットについて自分なりに考えたポイントをお話します。
富国生命の学資保険のデメリット1
富国生命の学資保険みらいのつばさにはジャンプとステップという学資金の受け取り方法を選ぶことができますが、ご自身が受け取りたい時期に保障が受けられない可能性があります。(ジャンプは入園、入学ごと、ステップは大学進学時など)
最近ではあまり聞かなくなりましたが、万が一お子さんが中学浪人など設定した時期に進学しない可能性もないわけではありません。
ただこれは、じっくりとご自身やお子さんが必要になると考えられる時期に学資金を多く受け取るように設定すれば問題はありませんし、この学資保険以外にもお金を用意しておけばよいでしょう。
富国生命の学資保険のデメリット2
富国生命の学資保険には一時払いがないことはデメリットになるかもしれません。
ただ、全期前納を行うことで一括で保険料を払うことができます。
一時払いの良いところはより受取率が高くなることですが、全期前納でも毎年所得税の控除が受けられるなどのメリットがあります。
富国生命の学資保険のデメリット3
富国生命の学資保険のデメリットは、貯蓄型であるので保障がないことです。
これはお子様の入院などの医療保障もそうですが、契約者(保護者)に万が一のことがあった場合に育英年金などが受け取れません。
ただ、契約者に万が一のことがあった場合は保険料の払い込みは不要で祝金や満期保険金は満額受け取れます。
富国生命の学資保険のデメリット4
これは富国生命の学資保険だからというわけではありませんが、学資保険の保険料として払っているお金を自由に出し入れできないということがあります。
契約者貸付金制度によっていくらかはまとまったお金として借りることができますが、銀行に貯金していた場合でしたら借りるという概念ではないですよね。
そして、お金を借りるという前提なので、利息が付いてしまうのもネックなポイントです。
富国生命の学資保険のデメリット5
これが最大のデメリットかもしれませんが、富国生命の学資保険の満期は22歳であることです。
大学入学時に受け取れるプランや入園・入学ごとに受け取れるプランなどがありますが、基準となる満期は22歳なので、学資金としてまるまる使えるわけではないので注意が必要です。
富国生命の学資保険の個人的見解
富国生命の学資保険は長い間貯蓄型を販売し続けているという信頼感があります。
そして、兄弟割引などがあるので兄弟が多い方などはよりお得に学資金を増やすことができるでしょう。
デメリットもよくある他の保険会社の貯蓄型学資保険と同じような感じですので、それほど気にする必要はありません。(利率等は違いますが)
ただ加入する場合にはきちんとその保険商品のデメリットも理解することが大事ですよ。
いくら加入前に返戻率を気にしても結局、学資保険を解約してしまったら多くの場合は払い込んだ保険料よりも少ない金額しか手にすることができなかったら意味がありませんもんね。
まとめ
今回は富国生命の学資保険のデメリットについてお話しました。
富国生命の学資保険の最大のデメリットは満期は22歳ということです。
一番お金を使う時期(大学進学等)に学資保険で貯めていた分、まるまるすべてが使えないのは少々心もとないですよね。
加入を検討される方は必ず、必要保障や必要金額等をじっくりと計画を練って契約することをおすすめします。