ひまわり生命が販売をやめた個人年金保険【貯蓄の勉強】

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

ひまわり生命が販売をやめた個人年金保険【貯蓄の勉強】

   

ひまわり生命が個人年金保険を販売停止

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命には現在個人年金保険の取り扱いがありません。

景気の悪化で運用益がでなくなったのか2014年ごろに新商品から返戻率が低く改定されてしまい、売れなくなってしまったものと考えられるため2016年に個人年金保険の販売を停止したようです。

私も医療保険をひまわり生命で契約していたことから、年金保険も同じ会社でと考えたのですが私が検討し始めたころにはすでに低い返戻率だったので契約はしませんでした。

返戻率がどれくらいがよい年金保険なのか

年金保険は若いうちに契約して、受け取りまでの期間を長期にするほど返戻率が高まります。

他に年金保険を外貨建てにするなどして高い返戻率を実現する方法もありますが、変動するので当然逆に低くなってしまう事もあり得るため、リスクという観点から安全性がおとります。

返戻率の計算方法は、(満期保険金+お祝い金など一時金)÷支払う保険料金×100で算出されます。

今保険ランキングで上位にくる年金保険プランのほとんどは30歳で加入した男性が60歳で年金を10年間受け取る場合に116%~120%です。

100万円預けると一定の期日に116万円支払われるという程度ですが、銀行金利が0%である事を考えると、安全に運用できる金融商品の中でかなりお得といえますよね。

返戻率が115%以下のものも、銀行と比べれば貯金として優秀ともいえますが、その時の年齢で一番返戻率の高い商品を検討するのがおすすめです。

ひまわり生命の養老保険でみる、年金保険との違い

ひまわり生命の商品で貯蓄機能のあるおすすめの保険は、終身保険です。貯蓄型の保険で年金保険に似たものに養老保険がありますが、運用面で考えると全く別物といえます。

養老保険も年金保険も老後の生活のための貯蓄を準備する保険ですが、養老保険には年金が支払われる満期までの定期死亡保障がついています。

この死亡保障分のため満期保険金が払ったよりも少なくなるのが養老保険です。少しでも資産形成してよりお得に貯蓄がしたいときは年金保険か終身保険が効率的です。

ひまわり生命で取り扱う貯蓄のための保険

ひまわり生命には年金保険はありませんが、資産形成のための保険としては5年ごと利差配当付き低解約返戻金型終身保険という長い名前の終身保険がおすすめです。

終身保険は本来契約者が亡くなった時の一時金に備える保険ですが、ある程度保険料を支払うと解約するときに支払われる解約返戻金が支払った保険料を上回る性質をもっています。

30歳男性が加入して60歳で払い込み満了しその時に解約した場合、返戻率は108%前後となります。そのまま据え置いたり保険料を一時払いにするなどすることでより返戻率の高い運用が可能です。

他社の年金保険よりは返戻率が劣りますが優れているのは、もともと医療保険なので3大疾病になったときに保険料の払い込みが免除される特約が付けられる点です。

きちんと死亡保険としても機能し、資産形成も普通の貯金より金利がよいので優秀な保険商品といえます。養老保険も加入年齢を早くしたりすると返戻率が上がる場合もありますが、実際シュミレーションしてみると終身保険の方が保険金の設定も自由度があり、扱いやすいのでおすすめです。

貯蓄のための保険はどれも返戻率がポイント

年金保険であれ終身保険であれ、支払うトータルの保険料と受け取る金額両方を考えて設計するのが大切です。

ひまわり生命が個人年金保険の販売を停止したことからひまわり生命で貯蓄のための保険が掛けられないか?といったらそういうわけではもないので、きちんと保険についての知識を学んで、最適な保険選びをするようにしたいものですね。

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