メットライフ生命にも火災保険はない?その理由とお勧めの火災保険について
目次
メットライフ生命にも火災保険ってあるの?
最近、お客様からよく「メットライフ生命に火災保険はないの?」と聞かれます。
お客様にとっては生命保険も火災保険も生活に必要な「保険」にかわりはないですよね。でも保険会社にとっては全然違うものなのです。
残念ながらメットライフ生命で火災保険は扱えないのです。
それはなぜなのか?そしてメットライフ生命がダメなのであれば、それ以外の保険会社でオススメの火災保険はどこなのかお伝えしたいと思います。
メットライフ生命で火災保険が扱えない理由:損害保険と生命保険
メットライフ生命では火災保険を販売する許可を得ていないのです。
日本で営業する保険会社は全て金融庁の管轄で管理されています。新しい商品も金融庁の認可がなければ販売できないのです。
そして扱う商品の分野によって大きく2つに分けられます。
- 生命保険会社・・・死亡保険、医療保険、がん保険など
- 損害保険会社・・・自動車保険、火災保険、傷害保険、賠償保険など
それまではお互いの分野には参入できないというルールでしたが1996年に保険業法が改正され「規制緩和・自由化」が大きく進みました。
「子会社方式による生保・損保の相互参入の解禁」が実施され今では多くの保険会社が、グループ会社を作ってお互いの分野に参入しあっています。
しかし外資系のメットライフ生命は日本で損保のグループ子会社を作っていない為、日本で火災保険は扱えません。
メットライフ生命の代わりになる火災保険のオススメ
そこで別のオススメ火災保険をご紹介します。
メットライフ生命と同じ外資系のAIU保険会社の火災保険です。
基本的な補償内容は
- 火災、落雷、破裂・爆発
- 風災・雹(ひょう)災・雪災
- 水災
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等、水濡れ、労働争議に伴う暴力・破壊行為
- 盗難
- 不測かつ突発的な事故(破損、汚損など)
となっており必要な補償を選ぶような仕組みになっています。
例えば他の地域に比べて水災の心配が少ない場所では、水災の補償を外してその分保険料を安く抑えることが可能なのです。保険会社によっては自由に補償内容を選べないところもあり、ユーザー目線に立った商品といえます。
特約のオススメ
さらにお客様の希望でつける特約も豊富に揃っています。
外資系らしく自分の好きなようにカスタマイズして、保険料をできるだけ安くしたい人は極限まで安く、それでも必要な補償はきちんと備えることができるのがいいですね。
- 持ち出し家財補償特約・・・建物から一時的に持ち出された家財に損害が生じた場合に保険金をお支払いします。
- 借家人賠償責任特約・・・借用戸室が事故により損害を受けた場合において、被保険者が借用戸室についてその貸主に対し、法律上の損害賠償責任を負担する場合に保険金をお支払いします。
- 類焼損害補償特約・・・建物から発生した火災、破裂または爆発の事故によって、近隣の住宅やそれらに収容された家財に類焼による損害が生じた場合に保険金をお支払いします。
- 個人賠償責任補償特約・・・日常生活に起因する偶然な事故で他人の身体の障害または他人の財物の損壊について、法律上の損害賠償責任を負担する場合に保険金をお支払いします。
- 地震火災費用保険金支払割合変更特約・・・通常、地震が原因で保険の対象が半焼以上となったときにご契約金額×5%の地震火災費用保険金が支払われますが、この特約をつけると支払割合が5%から50%にアップします。地震保険もつけている場合は合わせて100%の補償をつけることができます。
メットライフ生命の火災保険についてのまとめ
残念ながら、メットライフ生命には火災保険は販売されていません。
保険会社によっては扱っていない分野の保険もあるということです。
必要な補償にあわせて保険会社を選ぶ必要があるんですね。火災保険を選ぶ参考にしていただけたらと思います。