アクサ生命とアクサダイレクト生命の違いとは?メリットデメリットについて
目次
アクサ生命とアクサダイレクト生命は何が違う?
アクサ生命とアクサダイレクト生命はともにAXAグループの生命保険会社です。ただ、別会社なので扱っている商品が違います。
販路としてもアクサ生命はインターネットでも対面でも募集しているのに対し、アクサダイレクト生命はインターネットのみの募集になっています。
アクサダイレクト生命はインターネットに特化することで保険料を安くしたりといった工夫がされています。
ただし、保険は安ければいいってものではないので気を付けてくださいね。
今回はアクサダイレクト生命のメリットデメリットを中心にお話したいと思います。
アクサダイレクト生命のメリットとは
アクサダイレクト生命はインターネット販売のメリットを生かして保険料が安いのが特徴です。同じ条件でアクサ生命とアクサダイレクト生命の医療保険を比較してみました。
条件は入院日額5000円(60日型)+先進医療、終身タイプの終身払いです。
アクサダイレクト生命の保険料
男性 | 女性 | |
30歳 | 1340円 | 1375円 |
40歳 | 1850円 | 1735円 |
50歳 | 2735円 | 2415円 |
60歳 | 4275円 | 3490円 |
アクサ生命(セルフガード)の保険料
男性 | 女性 | |
30歳 | 1608円 | 1653円 |
40歳 | 2163円 | 1933円 |
50歳 | 3023円 | 2548円 |
60歳 | 4348円 | 3533円 |
年齢があがると差が縮まりますが、それでもアクサダイレクト生命のほうが保険料が安いのがわかります。シンプルな保障だけにするなら安い方がいいですよね。
また、特約として三大疾病払込免除特約が付けられるのですが、免除になる条件がアクサ生命のセルフガードに比べるとアクサダイレクト生命の医療保険のほうが緩いです。
アクサダイレクトとアクサ生命の三大疾病払込免除の条件の違い
【アクサダイレクト生命の三大疾病払込免除条件】
悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中で治療を目的として入院
【アクサ生命の三大疾病払込免除条件】
悪性新生物と診断または、急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上の労働制限や所定の状態と診断
アクサダイレクト生命は「入院」が条件なのに対しアクサ生命は「診断」しかも急性心筋梗塞と脳 卒中は60日以上働けない状態が続いたらとなっています。同じグループ会社の払込免除の条件だけでこれだけ違うのでちゃんと調べないといけないですね。
アクサダイレクト生命のデメリットとは?
アクサダイレクト生命のデメリットはインターネット募集であるが故のものがあります。デメリットもきちんと理解して加入を検討しましょう。
デメリットその1:診査
デメリットその1ですが、まずアクサダイレクト生命は診査が厳しいです。
健康状態などの告知というのは保険会社が引き受けの判断をする材料の一つでとても重要なものです。そして診査をする人たちは書かれていることしか判断材料がありません。なので同じ症状であっても、書き方次第で引き受けされる・されないがわかれること もあります。
インターネット通販型は自分で完結するため、どのように書いたらいいのかというアドバイスがもらえません。
また保険会社も相手が見えない状況で判断できない要素(例えば顔色が悪い、言葉がしゃべれない、病院に行っていないが明らかに何かしらの病気が見て取れるなど)があるため、少しでも告知項目に引っかかるものなら過敏に反応してしまうのです。
なので対面なら問題なく診査が通るような病気でも、ネットだと拒否されることも少なくありません。
デメリットその2:給付や保全も自分でやる
給付や保全のサポートが少ないことが挙げられます。保険は何かあったときにやっと役に立つものです。ですが、何かあったときというのは他にも考えないと いけないことが山積みになりがち。保険も請求しないといけない中、対面や代理店経由なら担当に電話一本入れればサポートしてもらえますが、ネットはすべて自分で申告しないといけません。
また住所変更や名義変更なども自分で手続きする必要があります。保険料が安い分自分でやらないといけない部分が多いということですね。
デメリットその3:シンプルすぎる
これは良し悪しですが、特約も種類が少なく、拡張性が低いのはデメリットです。三大疾病の一時金や、入院日額の変更や長期入院などはアクサ生命のほうが柔軟性があると言えます。
アクサ生命とアクサダイレクト生命まとめ
アクサ生命もアクサダイレクト生命もどちらが良いとは一概に言えません。単純に保険 料だけ比較するのではなく、何が心配で保険に入ろうと思うのか考えることが大切です。
ネット上では金額の比較しかできないので、対面で話を聞いてみて選択の幅を広げておくのもいいと思います。