アクサ生命のユニットリンクは年末調整どうする?

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

アクサ生命のユニットリンクは年末調整どうする?

   

アクサ生命のユニットリンク、年末調整は必要なの?

アクサ生命のユニットリンクを契約した場合、年末調整で保険料控除の対象になるのでしょうか。

普通の保険と違い、保険料を株式や債券などで運用するので、その場合どうなるんだ?と思われる方もいらっしゃると思います。

今回はアクサ生命のユニットリンクの保険料を支払っている人に向けて年末調整についてのお話します。

アクサ生命のユニットリンクは年末調整できる

結論から言いますと、アクサ生命のユニットリンクは保険料控除の対象になり、区分としては「一般生命保険料控除」になります。

一般生命保険料控除は死亡保険や貯蓄性の保険が対象になるので、ユニットリンクも例にもれず控除対象となります。

保険料をいくら支払ったかが問題になるので、保険商品が何で運用しているかは関係ないんですね。

年末調整時の保険料控除の考え方

年末調整のとき、生命保険料控除を使う際にざっくりでもいいので、考え方を知っておきましょう。

そもそも生命保険料控除は、国の社会保障でカバーしきれない分を個人の生命保険でカバーできるため、生命保険に保険料を支払っている人は税制上の優遇を設けようというものです。

税金の対策になるので、会社員でも税控除の枠は使った方が良いですね。

生命保険は現在大きく分けて3つの控除枠があります。

1.一般生命保険料控除

ユニットリンクも対象の一般生命保険料控除です。これは死亡保険や貯蓄性のある保険(学資保険など)が対象になります。死亡保険であれば、掛け捨てでもこちらが対象です。

2.介護医療生命保険料控除

介護医療保険料控除は医療保険やがん保険、介護保険など主に掛け捨ての医療分野の保障が対象になります。

3.個人年金保険料控除

個人年金保険料控除は、税制適格特約という特約が付加できる個人年金が対象で要件を満たさないといけません。要件とは
・受取人は契約者か配偶者
・受取人は被保険者と同一
・10年以上払込期間がある
・年金受取開始が60歳以降で、受取期間が10年以上

となります。

簡単に言えば、死亡は「一般」、医療などは「介護医療」、年金は「個人年金」となるので、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。

ユニットリンクで保険料控除を使うメリットとは

アクサ生命のユニットリンクは一般生命保険料控除が対象になるのはわかって頂けたかと思います。

さて、では税制上の優遇をフルで使うためにどうしたらいいのか考えましょう。使えるものは使わないと!ですからね。

控除額などの細かい話は国税庁のHPや、解説しているブログなども多いのでここでは省き、最大限のメリットを受けるコツをご案内します。

ユニットリンクを契約するなら年間8万円以上の保険料を考えましょう

控除額は年間でいくら支払ったかによって変わります。最大が年間8万円以上の支払いで、その場合半分の4万円が控除額となります。この4万円に所得税率を掛けたものが、還付される金額になります。

仮に所得税率20%とすれば、8000円ですね。
ユニットリンクの運用で複利の効果を受けつつ、毎年8000円の還付を受けられるとなれば、投資効果としてもかなり大きいと思います。

ユニットリンクの税効果はおまけ程度に考えよう

税制上のメリットがあるユニットリンクですが、税効果はおまけとして考えたほうがよさそうです。なぜなら、フルで税効果を受けようと思うと、年間8万円の支払いなので、月々6700円くらいかければ税金効果は最大になり、それ以上かけても効果は変わらないということになります。

しかも、ユニットリンク以外に死亡保障や貯蓄性の保険をもっていれば、なおさらすぐに最大値までいってしまいますよね。

かと言って死亡保険はユニットリンクだけ、月々6000円くらいだと保険金額としては2〜300万円といったところでしょう。独身ならまだいいですが、家庭を持つ人には少なすぎる死亡保障になってしまいます。

他の保障とのバランスを考えて、いくら積み立てるのかを考えたほうがいいでしょう。

アクサ生命のユニットリンクの年末調整まとめ

ユニットリンクは変額という投資信託のような運用をする商品です。老後の資産形成に向いている商品ですし、年末調整で税控除の対象にもなるので、メリットの多い保険と言えます。

国の制度は使っていったほうがいいですが、保険はバランスが大事なので無理な掛け方はしないように注意しましょうね。

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