第一生命のしあわせ物語は評判通り返還率が良くないのか
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第一生命の「しあわせ物語」の評判は
第一生命の「しあわせ物語」は老後、将来の生活の為のいわゆる、個人年金保険です。
又は0歳から加入ができるので、お子様の教育資金準備などにも活用できる保険ですが、返還率で考えると他社と比較しても平均的と思われます。
月3万円くらいの貯蓄を無理なくできる富裕層には評判は良かったのですが、保険料が1万円からの積み立てしかできず、生命保険と一緒に加入するには正直、若年層には評判が良くありませんでした。
ですが平成30年3月21日から商品改定により5000円からの加入が可能になった(ただ、保険料を抑えるという事は、返還率も下がってしまうので、注意が必要です。)ことで、手軽に始める貯蓄としては今の「しあわせ物語」ならおすすめできる商品です。
今回は、第一生命の「しあわせ物語」についてお話したいと思います。
第一生命の「しあわせ物語」のような個人年金保険がどうして必要なのか?
皆さん「年金」と聞くと想像するのは大体「国民年金」又は「厚生年金」だと思います。
老齢基礎年金は、基本的には本人が65歳になったときに支給されますが、その他に一定の条件を満たさないといけません。
そしてたとえ条件を全て満たしても年額は779,300円(月額64,941円)しかありません。
65歳の時に家のローンを返済中、子供がまだ自立してなくて・・・という方は少ないかもしれませんが、例えローンがなくても、子供がいなくても月10万円にも満たない額で生活ができるでしょうか?
A.できません
要するに、国だけの力では、老後の生活を維持できないので、ならば自分でどうにかするしかないのです!
個人年金については、「個人年金保険の勧め!生命保険料控除を使った節税方法」の記事でも詳しく解説しています。
第一生命の「しあわせ物語」で老後の準備をするには
ポイント1 「いつから」「いつまで」の備えがあれば安心?
日本人の平均寿命は伸びてきており、男性・女性ともに80歳を超えました。
60歳を定年とすると20年以上になるセカンドライフに備えてしっかり計画を立てておくことが大切でしょう。
ポイント2 ゆとりあるセカンドライフには「いくら」必要か?
ゆとりあるセカンドライフを送るには、平均的な老後の収入では不足する可能性があります。
自分の老後に自分で備えるためには、セカンドライフに必要な生活資金の不足額を具体的にイメージすることが第一歩となります。
ポイント3 無理なく準備するには、早めにはじめることが大切!
「老後はまだ先のこと」と考えずに、早くから準備を始める事で毎月の負担は軽くなり、無理なく継続できます。
第一生命の「しあわせ物語」の特徴
①保険料払込期間「いつまでに準備するのか」、年金受取開始年齢「いつから受け取るか」、年金受取期間「いつまで受け取るか?」、年金額「いくら受け取りたいか」この4つのポイントについて柔軟に設計できます。
②告知や医師の審査は不要で、簡単な手続きで申し込めます。
③年金の受取開始を60歳以上とするなど、所定の要件を満たすことで、所得控除が受けられます。
(例)年間給与500万円の会社員(独身)が月払保険料1万円の個人年金保険に加入
年間払込み保険料が8万円以上となり・・・税負担の軽減額(所得税+住民税)6,800円
第一生命の「しあわせ物語」の評判を信じるべきかどうか
<60歳まで払い込んで60歳から受け取る>場合、30歳男性で、月32000円の保険料で加入した場合、60歳からの年金額は120.59万円になり、返還率は104.6%になります。
そして「しあわせ物語」が5000円からの加入が可能とはなりまたが、やはり返還率だけで考えると他社と比べても劣ってはいませんが、平均並みではないかなと思います。
第一生命で生命保険を加入済みで、返還率よりは手続きの手間や検討する時間を省きたいのであれば、第一生命の「しあわせ物語」で問題ないと思われますが、すこしでも返還率が良いものに加入をしたいというのであれば、他社を検討するのが良いかと思いますね。
参考:第一生命の「しあわせ物語」が気になっている方におすすめの記事
第一生命の個人年金「しあわせ物語」が気になる方は、以下のような記事も参考になります。
第一生命の個人年金商品が気になる方は
第一生命の評判が気になる方は
第一生命で保険に加入されている方が即刻見直しの検討したほうが良い理由