かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」のデメリットとは?

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かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」のデメリットとは?

   

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」 今までの特約との違い、デメリットは?

かんぽ生命の新しい医療特約である、「その日からプラス」

2015年10月以降~2017年9月までにかんぽ生命に加入した方は特約の変更が可能になります。

民営化後のかんぽ生命の特約「その日から」と2017年10月から発売された「その日からプラス」の違いはどんなところなのでしょうか。

今までの特約となにが違うか、メリットとデメリットを合わせて案内したいと思います。

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」の デメリット~入院保険金~

新特約の「その日からプラス」は入院初期費用ができたことにより5日分が上乗せされます。

例えば、2日入院し1日3000円の入院保障をつけている人とすると

  • 旧特約「その日から」入院特約→3000円
  • 新特約「その日からプラス」→3000円+入院初期費用15000円(3000×5日分)なので18000円

が受け取れます。

短期間の入院で考えると受け取りが変わってきます。

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」のデメリット~手術~

旧特約「その日から」では、会社所定の手術倍率(40倍、20倍、10倍、5倍)を適用しています。しかし40倍の手術をすることはほとんどないのです。

そして長期入院一時保険金があり、120日の入院に対して、特約金額に応じてお金がおります。

「その日からプラス」の手術保険金は一律20倍、新設された外来の手術は一律5倍、放射線手術は10倍となります。

なので重症で重い手術をしたり長期入院となってしまうと受け取り額が変わってきてしまいます。

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」のデメリット~比べてみると~

現在はもし入院した場合でも、長期間入院することは希です。

そして白内障などの手術の場合は、日帰り手術であったりします。

なので現代の医療にあった保険は短期入院に備えが必要だと考えますが、特約の支払い額が上がってしまうことがあります。

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」に切り替える時期とデメリット

もし、今かんぽ生命の特約「その日から」に加入しているとして、「その日からプラス」に切り替えるとします。

いつでも切り替えることは可能ですが注意すべきことがあります。

一つめは告知が必要なので、健康状態が加入時のように良好でないといけません。

二つめは、特約金を二重に支払わなければいけないため、その月と翌月の分を支払う必要があります。

ここで重要なのが1日に特約切り替えを行うと、前月分の特約金は後に返金されますので、二重に支払いすることはありませんが、これは、郵便局側からあえて言うことではありませんので、知っておくとかなりお得になります。

かんぽ生命の「医療特約その日からプラス」~まとめ~

かんぽ生命の新特約、「その日からプラス」は現代の医療保険に合わせて新たに新設されました。

民営化後の特約である「その日から」と大きく違う点は、入院初期費用ができたことで初日に5日分上乗せで入院保険金が降りること、外来の手術や放射線治療にも対応できるようになったことです。

しかし、長期間入院した場合に降りる長期入院一時保険金や大きな手術をしたときに降りる保険金がなくなりました。

加入時期によっては特約を切り替えることも可能ですし、若年層であれば現在の特約より安くなることもあります。

1日以外で、特約を変更すると1ヶ月分多く支払いが生じてしまったり、特約金額が高くなってしまうことがデメリットと考えられます。

もし入院などしたときにもらえる保険金を考えれば、これからの医療に見合った保険に変更することも一つの考えかもしれません。

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