全労済キッズ保険は通院に対応している?詳しく解説!
目次
全労済キッズ保険は通院に対応しているのか?
全労済キッズ保険(正式名称:全労済子供の総合保障キッズタイプ/キッズワイドタイプ)は通院に対応しているのでしょうか?
子供は未発達な器官も多く、ちょっとした風邪でも合併症や炎症などを起こしやすく、通院のたびに医療費がかさむこともしばしば。
今回は全労済キッズ保険の通院保障に関して、詳しく解説していきます。
全労済キッズ保険は事故での通院を保障している
全労済子供の総合保障キッズタイプでは通院日額2,000円の共済金が支払われます。キッズワイドタイプは通院日額3,000円です。掛金も安く、キッズタイプは月掛金900円、キッズワイドタイプは月掛金1,600円で加入できます。
しかし、この場合の通院保障は「事故や不慮の事故」での通院だけが対象です。病気での通院には対応していないため、キッズタイプやキッズワイドタイプだけでは、子供の病気に対する備えは不完全だということを頭に入れておきましょう。
全労済キッズ保険でカバーできること
全労済子供の総合保障キッズタイプとキッズワイドタイプは病気での通院保障はありませんが、子供の万が一をカバーしてくれる低価格の共済保険商品です。通院がないからと言って、加入を渋る必要はありません。通院保障がなくても病気や怪我に対して以下の保障が充実しています。
※キッズタイプ/キッズワイドタイプ
- 入院日額5,000円/10,000円(病気、事故、不慮の事故)
- 入院中の手術1回につき10万円(キッズワイドタイプのみ)
- 長期入院最高60万円※60日以上、180日以上、270日以上各20万円ずつ(キッズワイドタイプのみ)
- 骨折、腱の断裂、関節の脱臼(一回のみ)50,000円/65,000円
病気や怪我に対するリスクへの備えとしては十分な金額です。
地方自治体によっては、子供の医療費助成があります。医療費補助があるからといって共済金が支払われなかったり、減額されるということはありません。共済金を入院中の消耗品や、通院時の交通費などに充てることも可能です。
自治体毎に医療費助成の制度は異なっていますので、詳しい情報は自分の住んでいる自治体の役場などで聞いてみるといいでしょう。それから加入を検討してみてはいかがでしょうか?
全労済キッズタイプに合わせて加入できる医療安心タイプとは?
全労済キッズタイプは掛金が安いため、他の共済保険商品と組み合わせて加入するというのも一つの手段です。例えば、月掛金2,300円の「医療安心タイプ」と、月掛金が半分の1,150円で加入できる「医療安心H(ハーフ)タイプ」はキッズ保険に合わせやすい共済保険商品です。
この医療安心タイプも、病気での通院は保障していませんが、通院での手術(日帰り手術)には対応しています。医療安心タイプは日帰り手術でも入院手術と同額の60,000円の共済金が支払われます。また、先進医療にも対応しており、高額な先進医療手術であってもほぼ全額カバーできます。
全労済キッズタイプ+医療総合保障を付けた方がお得?
全労済キッズタイプの月掛金900円に医療安心タイプHの1,150円を足しても月掛金2,050円とかなり安いですね。しかもどちらの共済保険からも共済金が支払われるため、わざわざキッズワイドタイプ1,600円と医療安心タイプ2,300円の3,900円に加入しなくても、十分な保障があるのは嬉しいですね。
保障の幅を広げるために、キッズタイプ月掛金900円と医療安心タイプ2,300円を組み合わせても3,200円という安い掛金で、子供の万が一に対応できるというのも嬉しいポイントです。
全労済キッズ保険で病気の通院は対応していない
全労済キッズ保険の通院保障に関してまとめてきました。全労済キッズ保険だけでは病気での通院が保障されません。また、医療安心タイプといった総合医療保険でも病気の通院には対応していないのが現状です。
万が一の事を考えると、通院での日帰り手術や、先進医療に対応している医療安心タイプは加入しておいて損はありません。子供が健康でいることが一番ですが、いざという時に医療費の負担が大きくなるのを防ぐためにも、全労済のキッズ保険や医療保険を検討してみてはいかがでしょうか?