新ながいきくんのおたのしみ型にはどんなデメリットがある?

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

新ながいきくんのおたのしみ型にはどんなデメリットがある?

   

新ながいきくんのおたのしみ型にデメリットってあるの?

新ながいきくんという、郵便局で取り扱うかんぽ生命の終身保険商品の中に、おたのしみ型タイプがあります。

おたのしみ型ってどういう意味だろう?と思う方も多いと思います。

ここでは窓口では教えてくれない、新ながいきくん おたのしみ型のデメリットを書きたいと思います。

新ながいきくん おたのしみ型 とは?デメリットはあるの?

新ながいきくんのおたのしみ型は、簡単に言うと将来のためにかんぽ生命で年金のように積み立てをしながら、入院保障や死亡保障は一生涯続くという商品です。

何がおたのしみかというと、自分が積み立てたお金が満期として一括で受け取るのではなく、死亡保険金の5分の1ずつ5年おきに4回に分けて受け取れるという点です。

途中で亡くなってしまったときは、残りは死亡受取人に渡ります。

一見、メリットばかりのように思えますがもちろんデメリットもあります。

新ながいきくん、おたのしみ型 デメリット~お金が必要になったときは~?

一昔前までの金利が良い時代だと、積み立てた金額より多く受け取りができるというのが新ながいきくんのメリットでしたが、金利が低い現在は払込額のほうがもちろん多くなります。

急にお金が必要になったとき一気にお金を受けとることができないので、解約したり貸付を行ったりする必要があります。

貸付を行う場合は、一定の利息がかかりますので返せる見込みがないと払込が更に多くなってしまいます。

これはかんぽ生命に限ったことではないかもしれませんが解約した場合は、返戻金はありますが当初受け取る予定だったお金より少なくなってしまいます。

新ながいきくん おたのしみ型 デメリット~入院保障~

新ながいきくん終身保険のメリットは、払込が一生続かないので、加入時期に応じては年金生活になったときの支払いはありません。

しかし、保険というものは常に変化していきます。

今の特約は民営化前の特約と違って、外来の手術や入院初期費用として5日分、上乗せされる特約もありますが、まだ通院治療はついていません。

今は短期の入院や通院で治すことが多いですし、このような治療方針が何年後にも同じとは限りません。

死亡保障とセットになっているので、特約だけを新しい特約に変えるということは全商品ができるわけではないのです。

新ながいきくん おたのしみ型 デメリット~死亡保障~

おたのしみ型は一時金を4回に分けて受け取れます。

裏を返すと、死亡保険金を死亡受取人に渡さず、自分で受け取るということなのです。

なので一時金を受け取るたびに死亡保障は減ってしまうのです。

新ながいきくん おたのしみ型 デメリット~掛け金~

かんぽ生命の商品でよく言われる言葉は、掛け金が高いということです。

一時金が戻ってきますが、掛け捨て部分もあります。

利回りがあまりよくないうえに、掛け金のわりに保障金額も民間企業に比べると低いかもしれません。

かんぽ生命 ながいきくん おたのしみ型 デメリット~まとめ~

かんぽ生命のおたのしみ型は、年金の代わりに一時金として死亡保険金を受け取れることや特約をつければ保障が一生涯という点はとても良いと思います。

しかし、保証を重視する場合は掛け金の割には入院保障が手薄いかもしれません。

インターネットで保険が比較できる今、窓口で相談できるというところも加味して検討するとよいと思います。

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