高い評判!住友生命の記念日宣言の本当の顔

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高い評判!住友生命の記念日宣言の本当の顔

   

メディアで評判が悪い住友生命が「記念日宣言」で高評価を勝ち取った!?

保険業をしている人間が聞くと、違和感すら覚える商品アピールに、住友生命ではネットやメディアでは、本当に珍しく評判の良い商品です。

今までの調べてきた住友生命の商品の、評判と実際の評判との差が大きいため、メディアで評判が良いということは逆に違和感を感じます。実際『記念日宣言』という商品とメディアの評価にどのような差が生じているかが気になるところです。

今回はメディアの良い評判の裏側を徹底解説していきます。

記念日宣言はナニ保険?

住友生命が販売している記念日宣言は5年ごと利差配当付き生存給付金付定期保険と呼ばれる保険商品です。基本的な定期保険と違い、死亡してなければボーナスが付いていることが特徴の保険商品です。

ボーナス給付以外に、死亡時の給付金や死亡せずに満期を迎えると満期保険金が受け取れます。

給付金だらけの商品です。特約も住友生命らしく揃えてはいますが、手薄な補償内容の印象を受けます。

掛け捨ては嫌だ!が集まる、損しがちな商品をメディアは高評価

いつもメディアは住友生命の安定志向型商品を酷評しますが、なぜか『記念日宣言』は比較的高評価が多いのが驚きです。ですが、記事のネタとして、給付金の回数など特徴的で書きやすい商品という部分が、メディアウケしているのかもしれません。

「生きてればボーナスが貰える。奥さん、掛け捨てはもったいないですよ」で確かにメディアは話題性を感じるでしょう。

しかし、記念日宣言の見えていない部分を、知らない加入検討者が仮に酷評のサイトで理由を解明する数字の羅列を見ても理解が難しいでしょう。

それが『記念日宣言』の苦情の原因と言えるでしょう。

苦情は通販型か、それ以上。スミセイの『記念日宣言』

住友生命が知恵を絞って作った商品は、スミセイブランドを好む加入者層とは、かけ離れているように感じます。目先の利益で保険に加入する傾向は、スミセイの客層には少ないからです。

しかし、記念日宣言はスミセイの客層からは離れているため、やはり苦情率はトップクラスです。通販型と同じレベルの苦情というのは驚異的だと言えるでしょう。

記念日宣言で見つけた穴は、底が見えないブラックホール

住友生命は老舗の生命保険会社なので、安定志向が高い商品が多い中、『記念日宣言』は驚きがありました。記念日宣言は住友生命の損保系生命保険会社対策の戦略商品と言えるでしょう。

給付金の回数は多いのは確かで、支払われるのも確かです。しかし保険料支払額と給付金を相殺すると、差額はやはり生じており実質、差額は掛け捨て部分となってしまいます。保険商品としては『定期保険』なので保障内容は、あらゆる角度で手厚くないので、掛け捨て部分は保険会社目線でいう『粗利益』と、保険屋としては思えてしまいます。

満期で継続に関しても医療系特約を付加すると、更新が仮にできたとしても、更新時の年齢で保険料は算出されてしまいます。医療保険など特約で補える部分も、特約付加はせず別で加入するべきです。別々で加入をすれば、結果として保険料は増えていくので「割高保険を設計してしまうきっかけになりかねない」という、ブラックホールを持っている保険商品だと認識する必要があるようです。

評判が良いからこそ、住友生命が売ってはいけない記念日宣言

総評として、今回はメディアが比較的良い評価を付けている、商品の裏側をお伝えしていきました。

売りやすい商品、売れる背景は分かりますが、新人に「ボーナス付きの定期保険がある」と言い回らせる営業スタイルは、『スミセイバリュー』や『住友生命の評判』を落とすことになる、ということに、住友生命自体が気づかなければならない、と言えるでしょう。

そして、メディアの意見はしっかり加入者が信憑性を確認した上で、保険に加入することが絶対条件です。

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