コープ共済は子供の中耳炎でも共済金が支払われるの?その基準は?
目次
コープ共済は子供の中耳炎にも対応できる?
子供に多いトラブルの一つ・中耳炎。
中途半端な治療によって繰り返し起こりやすいと言われている中耳炎ですが、コープ共済には中耳炎を保障してくれる制度(コース)はあるのでしょうか?
今回は、子供の中耳炎に対応した保障をはじめ、共済金の支払い基準や子供のトラブルによる支払い事例などを詳しくご紹介します。
コープ共済には子供の中耳炎の保障がある
コープ共済には0歳の子供から加入できるコースに手術の給付があるため中耳炎の手術の内容によっては給付が受けられる可能性があります。
仮に0歳の男の子が加入する場合の掛け金や保障内容は以下の通りです。
①「たすけあい」ジュニア20コース
・保障期間:0歳~19歳まで
・月掛金(J2000):1,000円
・保障内容:入院・通院・手術・長期入院・事故後後遺障害・死亡(病気・ケガ)・重度障害(病気・ケガ)
②「ずっとあい」終身医療
・保障期間:終身
・月掛金:1,215円(加入年齢によって異なる・0歳、終身払いの場合)
・保障内容:入院・手術
「中耳炎で共済金がもらえるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、2つのコース共に手術の保障があるため、子供の中耳炎の手術の種類によっては共済金の支払いが可能です。
子供は風邪を引いた時になど中耳炎を併発することがありますし、何度も繰り返し起こしてしまうことも多いものです。
そんな中耳炎の手術にも保障があるというのはとても嬉しいですね。
子供の中耳炎の場合、コープ共済には支払いの基準がある
中耳炎で共済金が支払われることは前述しましたが、コープ共済の場合、中耳炎に関する共済金の支払いには条件があります。
それは鼓膜チューブ挿入術(チュービング)を行ったかどうかということです。
鼓膜チューブ挿入術(チュービング)とは、鼓膜に小さな穴を開け、シリコンチューブを留置することで、中耳の換気を改善させるための手術です。
繰り返し中耳炎になるような場合や、滲出性の中耳炎の場合は、この手術が適用されます。
チューブは2年ほど留置され、異常がなければ取り外しが行われます。
この鼓膜チューブ挿入術(チュービング)を行わず、通常の鼓膜切開だけでは共済金の支払い対象にはなりません。
この支払いの基準には注意が必要です。
コープ共済で子供の中耳炎以外に支払われる事例は?
子供の中耳炎でも基準によって共済金の支払いがされることは前述しましたが、その他にはどのような支払い事例があるのでしょうか?
実際の支払い事例をいくつかご紹介します。
①虫垂炎(盲腸の切除手術)
②歯科の手術(顎変形症に対する手術)
③スポーツ中の怪我(靭帯損傷による筋肉での靭帯形成手術)
④骨折(プレートやネジでの固定)
このように、子供ならよくある!という怪我を保障してくれます。
中耳炎と同じように、手術の方法によっては支払い対象にならないケースもあるので、確認が必要です。
子供の保障って必要?コープ共済の加入について考える
子供の医療費は自治体による医療費助成があるので、窓口での支払いはほとんどありません。
そのため「保障は必要ないのでは?」と思われる方も多いはずです。
ただし、子供の医療費自体ではなく、親の損失に目を向けてみてください。
- 仕事を休まなければいけない
- 付添で個室に入院しなければいけない
- 通院にかかる交通費
- 家事ができないことによる出費
など、子供の怪我や入院には思わぬ形で出費がかさむものです。
コープ共済の共済金がその穴埋めになると考えればどうでしょうか?
全額を賄うことは無理ですが、少しでもプラスになれば家計には嬉しいですよね。
月掛金1,000円程度であれば、何かあった時のお守りとして加入を検討してみるのも良いかもしれません。