明治安田生命のベストスタイルにデメリットはあるの??しっかり理解して契約しよう!
目次
明治安田生命のベストスタイルを検討するときはデメリットをしっかり把握しよう!
明治安田生命の主力商品は、ベストスタイルという総合組み立て保障保険です。
この保険は主契約をなくし、様々な特約を組み合わせて、自分なりの保障を組み立てる保険です。
様々な特約が準備されているので、色々な保障を準備できる万能な保険に感じます。
しかし、デメリットも存在するため、それらをきちんと把握して、検討することが大事です。
明治安田生命のベストスタイルのデメリット① 特約が多すぎる!
明治安田生命のベストスタイルのデメリットとして挙げられるのは、特約が多くて選ぶのが大変という点です。
ベストスタイルの特約は4つ(その他も含めると5つ)のカテゴリーに分かれており、その中から、選択します。
特約には、入院給付特約や、死亡保険金特約だけでなく、所定の介護状態や障害状態なったり、がんや重い疾病に罹患した時に給付金が受け取れる特約など、種類は様々です。
そして、ご自身で選択できる特約は、合計20種類にも及びます。
しかし、これらの特約の内容を自分ですべて確認して、選ぶのは至難の業です。
明治安田生命のベストスタイルのデメリット② 保険料が高すぎる!!
明治安田生命のベストスタイルのデメリットとして挙げられるのは、保険料がかなり高めに設定されている点です。
理由は単純で、明治安田生命は人件費などの経費が多くかかるため、その分保険料が高く設定する必要があるからです。
明治安田生命は専属の営業職員を雇用しており、その数は30,000名以上にも上ります。
更に、正社員の総合職や契約社員をを加えると、合計の社員数は40,000名にもなります。
このように多くの人材を投入し、新規契約の募集をしたり契約を管理したりするために、膨大な人件費がかかるため、必然的に保険料は高くなります。
明治安田生命のベストスタイルのデメリット③ 担当する職員が頻繁に変わる!
ベストスタイルだけではありませんが、明治安田生命は担当職員が頻繁に変わるため不便に感じられる点もデメリットの一つです。
明治安田生命に限らないことですが、保険の営業職員は、とても離職率の高い仕事です。
通常、保険会社の営業職員は保険を販売するだけでなく、契約者1人もしくは1世帯につき営業職員が1人就き、アフターフォローを担当します。
しかし、その営業職員の離職率がとても高いため、担当が頻繁に変わり、毎年違う担当の挨拶状が入っている、といったケースも珍しくありません。
何かあれば、この人に連絡しよう!というための担当者が、頻繁に変わるのはあまり喜ばしいことはありません。
ただし、契約自体はシステムで一括管理されており、過去に顧客と担当者とどんなやり取りをしたかも記録が残されているなど、一定の対策はされています。
明治安田生命はベストスタイルのデメリットは今後改善されるの??
明治安田生命のベストスタイルにはいくつかデメリットがありますが、これらの問題は改善されるものなのでしょうか?
明治安田生命では、今後もべストスタイルのような特性を持った商品の販売は続いていくと思われます。
それは、明治安田生命が採用しているビジネスモデルによるものです。
なぜ保障の内容を複雑にしているの?
明治安田生命のベストスタイルがなぜ内容が複雑かというと、それは営業職員のアフターフォローを前提とした、商品を開発しているからです。
趣旨としては、保障の内容が多少複雑であったとしても、営業職員がサポートすることにより、しっかり保障を準備することに重点を置いているからです。
そして、このビジネスモデルは決して悪いものではありません。
なぜなら、営業職員を3万人雇用しているということは、それだけ、雇用を生み出していると言えるからです。
雇用されている営業職員の付加価値を創出するために、ベストスタイルのような保障内容の複雑な保険を販売していると考えられます。
特約毎の保険料と、更新後の保険料もしっかり確認しよう!
ベストスタイルのように特約の種類が多く複雑だと、どの特約にどれだけの保険料を支払っているかも分かりにくくなっているため、しっかりと確認が必要です。
また、ベストスタイルは更新型の保険のため、更新すると保険料が上昇します。
年齢にもよりますが、上がり幅はとても大きいので、契約する前に設計書に書かれた更新後の保険料もしっかり確認しましょう!
明治安田生命のベストスタイルのデメリットまとめ
以上のように、明治安田生命のベストスタイルには様々なデメリットがありますが、これは捉えようによってはメリットとも言えます。
例えば、確かに保険料は高いですが、担当がつくことにより、請求の際もスムーズであったり、新しい情報を定期的に届けてくれます。
また、ベストスタイルは退院後の通院給付があったり、がんの再発でも給付がされたりと、給付内容が優れていない訳ではなく、同じ疾病で比較した場合、他社よりも給付金が多く受け取れるケースも存在します。
ですので、保険を選ぶ際は、ご自身がどういった保険を求めているのかを考えて、検討すると良いでしょう。
明治安田生命のベストスタイルはこのような人におすすめ!
例えば、以下に該当する方はベストスタイルを検討しても良いかもしれません。
- 保険のことはよく分からないから、担当に色々お願いしたい!
- 色々心配だから、多少内容が複雑でもしっかりした保障を準備したい!
逆に、自分でも保険のことはある程度分かる、保険料は出来るだけ安くしたい!という方は別の保険を検討した方が良いでしょう。