明治安田生命の勧誘方法はとても計算されている!?

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明治安田生命の勧誘方法はとても計算されている!?

   

明治安田生命の勧誘方法を徹底解説!

明治安田生命などの保険会社の営業職員は電話やアンケート等、様々な方法で保険を勧誘してきます。

「なぜ、お昼ご飯食べてる時に話しかけてくるんだろう?」

「どうしてアメ配ったり、アンケートの記入を依頼されたりするんだろう?」

と明治安田生命の勧誘がしつこいと思ったことはありませんか?

今回は明治安田生命を例に、営業職員がどのような目的でどのように勧誘してくるのかを解説したいと思います。

明治安田生命の勧誘の方針

明治安田生命は営業職員を大量に雇っており、営業職員が顧客に向けて直接勧誘して販売しています。

このビジネスモデルは創業当初から変わりませんが、営業の方針は少しずつ変わってきています。

現在は、「アフターフォローで保険を変える」をスローガンに、既存顧客へのアプローチ数を増やし、そこから紹介などを狙う営業手法となっております。

ただし、新規の顧客に全くアプローチをしないかというとそうではありません。

明治安田生命の営業職員が新規の顧客に勧誘する場合、以下のステップやプロセスを踏んで営業していきます。

明治安田生命が勧誘する時の訪問先

明治安田生命の営業職員が訪問する先は、大きく分けて「職域」と「エリア」の2つに分かれています。

職域は、営業職員1人1人に割り当てられた「会社や工場などの職場」のことで、お昼休みなどに訪問し、その職場の社員さんに営業します。

エリアは、営業職員1人1人に分担された「担当地域」のことで、主にそのエリアに住んでいる、既に契約がある方に対して訪問します。

明治安田生命が主力商品を勧誘するまでの手順

では、明治安田生命の営業職員が、新規の顧客に対して、どのようにアプローチをしているか説明します。

ここでいう新規の顧客とは、まだ明治安田生命と何も契約していない方の全てを指します。

顔を覚えてもらう

明治安田生命の営業職員は、新しく職域やエリアの担当になった場合、まずは毎日訪問し、顔を覚えてもらいます。

基本的に毎日訪問し、アメなどのお菓子を配ったり、ニュースやチラシなどを配ったりして、まず顧客と仲良くなることから始めます。

アンケートを記入してもらう

訪問先の人に顔を覚えてもらったら、次はアンケートを記入してもらいます。

アンケートにも色んな種類があり、保険に関するものから、保険とは全く関係のないアンケートまで、様々な種類が存在します。

また、中にはアンケートに答えると景品がもらえるものや、答えるだけで粗品がもらえるものもあります。

このアンケートの目的は、名前や生年月日、更に現在契約している保険の内容などの顧客情報を取得し、保険の試算表つまり設計書を作成することです。

設計書を作成し顧客に持っていく

設計書が作成できる準備が整ったら、最初は積立や年金などの、貯蓄性商品の設計書を持ってくるケースが多いです。

これらは、創客商品といって、医療保険などの保障性の商品よりも顧客が関心を示しやすいです。

中でも最近はライトシリーズという、少額で始められる貯蓄性の商品を進めてきます。

実はとても魅力的な商品!?ライトシリーズとは

明治安田生命のライトシリーズは貯蓄を目的とした商品で、以下の3種類があります。

  • じぶんの積立
  • つみたて学資
  • ひとくち終身

特に、じぶんの積立は毎月5000円から始められるため、若者でも気軽に始めることができます。

ライトシリーズはとても商品として優れている反面、あまり会社にとって利益にならず、営業職員の成績にもあまりなりません。

ですが、ライトシリーズを販売することにより、新規の顧客からの契約件数が増え、更に顧客との関係構築もできるため、明治安田生命は力を入れて販売しています。

明治安田生命が主力商品を勧誘する時の方法

明治安田生命のライトシリーズで新規の顧客を獲得したら、いよいよ保障性の主力商品、ベストスタイルなどを勧誘してきます。

①加入内容がわかるものを持ってきてもらう

まず、他社などで医療保険を既に契約してるかどうか確認し、契約していた場合は、

「今の保障内容が自分に合っているかどうかいっしょに確認しましょう!」

と言って、今の契約内容がわかるものを持ってきてもらうように依頼してきます。

②パソコンに契約内容を入力し、グラフを作成する

後日、顧客が持ってきた加入内容を、営業職員は会社から支給されたパソコンに打ち込み、保障のバランスが整っているかどうかが示されたグラフを作成し、顧客と一緒に確認します。

ですが、このグラフは自社の主力商品のベストスタイルが1番キレイな形になるようにプログラムされています。

このように、今の契約している保険が自分に適していないことを示して、ベストスタイルだとバランス良く保障できることをアピールします。

明治安田生命の営業職員が勧誘時に見せるチラシ

明治安田生命を始め、保険会社の営業職員は色々な営業用の資料やチラシを持参してきます。

しかし、営業職員が持ってくる資料やチラシに書いてあることを鵜呑みにしてはいけません。

本当にがんは2人に1人がかかるの?

例えば、「がんは2人に1人がかかる時代」という言葉を聞いたことはありませんか?

確かに間違いではありませんが、実際に2人に1人ががんにかかっているのは、80歳以降のご高齢の方々です。

もちろん若年でも、がんに罹患してしまう人は存在しますが、確率的にそこまで高いわけではありません。

がんに罹患する確率は、遺伝的な要素や、生活環境によるものが大きいので、自分の家系ががんのキャリアなのか、タバコは吸うか、などを考慮して契約するか判断しましょう。

明治安田生命の勧誘についてのまとめ

以上が明治安田生命の勧誘について、近年取られている手法でした。

保険の営業でよくイメージされる、むやみやたらに飛び込み営業をしたり、必要以上に紹介を迫ったりなどということは近年は少ないです。

別に先ほど紹介した、勧誘方法が悪いと言っているわけではなく、勧誘をしてくる理由や背景をあらかじめ知っておくことで、対応も変わってくるかと思います。

また、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、自分でも保険についての理解を深めて、保険を選ぶことがとても大切です。

そして、明治安田生命では保険の勧誘だけでなく、採用(仕事)の勧誘も行っているのでハローワークの前で勧誘を受けたという人もいらっしゃるでしょう。

保険の営業員は向き不向きがかなりはっきりしているので、採用に関してはまた他の記事でお話していきたいと思います。

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