明治安田生命の特約は複雑!?保障内容をしっかり確認しよう!

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

明治安田生命の特約は複雑!?保障内容をしっかり確認しよう!

   

明治安田生命が用意する特約はとにかく数が多い!

明治安田生命が販売する保険商品には様々な特約を付加する事ができます。

その選べる特約の数はとても多く、全部で30種類前後にもなります。

内容を見ると、1つ1つはとてもシンプルなように思えても、色々なものが組み合わさるととても複雑になります。

保険を契約する際は、本当に自分に必要な保障を選ぶこと、更に加入内容を自分で説明できるくらいシンプルなものにする必要があります。

今回は、数の多い特約の中から選ぶ際に気をつけたい点を中心に説明していきたいと思います。

なぜ明治安田生命は多数の特約を用意しているのか

数ある特約から自分で選ぶのは難しい!

明治安田生命の現在の主力商品であるベストスタイルは、主契約がない代わりに、様々な特約を自由に組み合わせることができます。

これにより自分に合った保障内容を構成することが可能です。

しかし、保険に詳しくない一般の方が、多数の特約の中から、自分で全てを吟味し、特約を選択することは容易ではありません。

明治安田生命の特約は5つのカテゴリーに分かれている

明治安田生命の特約は以下の5つのカテゴリーに分かれており、それぞれのカテゴリーに特約が4~10個ほど準備されています。

  • 病気・ケガの保障
  • 重い病気の保障
  • 障がい・介護の保障
  • 万一の保障
  • その他の保障等

もちろん、商品によって付加できる特約は違ってきますが、主力商品であるベストスタイルは、これら膨大な特約の中から自分で特約を選ばないといけません。

また、商品に関する様々な規定があるので、自分が選んだ特約で契約できない可能性もあるため、自分で全て選ぶのは至難の業です。

大手の生命保険会社が特約の数を多くしている理由

前述の理由から、明治安田生命の特約を選ぶ際に、顧客は、明治安田生命の営業職員のおすすめや、アドバイスを元に選びます。

つまり、営業職員の存在がないと成り立たない商品を販売することにより、営業職員に付加価値を与えているわけです。

明治安田生命のビジネスモデルとして、営業職員が商品の契約からアフターサービスを一貫して担当しています。

このビジネスモデルを成り立たせるために、あえて商品の内容を複雑にしているように思われます。

明治安田生命の特約を選ぶ際は営業職員の言葉を鵜呑みにしてはいけない

明治安田生命の営業職員が勧める通りに特約を選択する事で、自分に合った素晴らしい保障を準備できるのであれば、全く問題はありません。

しかし、特約の中にはあまり必要性が高くない特約も存在しているおり、それを勧めてくるケースもあるため、注意が必要です。

また、営業職員が勧める特約は、純粋に利益率が高いという理由で、勧めてきているものもあります。

ですので、特約を選ぶ際は、自分で特約の内容をしっかり把握して、本当に自分に必要だと思うものだけ、選ぶ事が何より大事です。

特約の中でも代表的なもの

明治安田生命が販売する商品の特約は全部で30種類ほど存在しますが、代表的なものは以下の通りです。

  • 入院治療保障特約Ⅲ型(病気・ケガの保障)
  • 退院後通院治療保障特約(病気・ケガの保障)
  • 生活サポート終身年金特約(障害・介護の保障)
  • がん保障特約(重い病気の保障)
  • 重度疾病治療保障特約(重い病気の保障)
  • 家計保障年金特約(万一の保障)
  • 保険料充当原資積立特約(その他の保障等)

※()の中は先ほど述べたカテゴリーです。

この中でも加入を勧められるものとそうでないものが存在します。

明治安田生命の特約の中で比較的優れているもの

明治安田生命の特約で優れているものは病気や怪我の保障をする「入院治療保障特約Ⅲ型」です。

入院治療保障特約Ⅲ型

この特約は病気やケガで入院してしまった場合に給付金が支払われる特約です。

支払われる額は、治療にかかった診療報酬点数×3円が支払われ、つまり、自己負担がゼロ円になります。

非常に優れているように感じられるかもしれませんが1つだけ気をつけないといけない点が存在します。

それは、1入院につき、支払いの限度額が90万円という点です。

たかが1回の入院、と思われるかもしれませんが、「退院後180日以内の入院は同一の入院とみなす」という規定があるため、過信は禁物です。

明治安田生命の特約の中で、正直あまりおすすめできないもの

明治安田生命の特約であまりおすすめできないのは、「生活サポート終身年金特約」「保険料充当原資積立特約」です。

生活サポート終身年金特約

この特約は所定の日常生活制限状態になった場合に、一生涯に渡り毎年、決められた保険金が支払われる特約です。

あまりおすすめできない最も大きな理由は、あまりにも保険料が高すぎるという点です。

また、所定の日常生活制限状態というのは、身体障害1級もしくは2級に該当するか、要介護レベル3以上に該当など、給付要件は決して低くありません。

この特約は主に若年層や働き盛りの世代の方におすすめされる事が多いです。

しかし、こうした日常生活制限状態になる確率はかなり低く、費用対効果はあまり高くありません。

保険料充当原資積立特約

ベストスタイルは10年更新型の保険であるため、更新する毎に保険料が上昇していく仕組みです。

この保険料充当原資積立特約は、将来の保険料の上昇に備えて予めいくらか積み立てておくことにより、

保険料を上昇したときに、積み立てた分を取り崩すことにより、更新後の保険料の負担を抑えることができます。

しかし、この特約はあまりお勧めできません。

なぜなら、この特約を付加することにより、ただでさえ複雑なベルトスタイルの加入内容が更に複雑になり、ご自身で理解することがより難しくなってしまうためです。

保障内容をシンプルにするためにもこの特約の付加はあまりおすすめできません。

明治安田生命の特約は途中で変更できる!

既に明治安田生命の保険に加入をしている方で、上記の記事を読まれて、特約の内容を変更したい!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ご安心頂きたいのは、明治安田生命の特約は商品によっては、契約後も特約を付加したり、逆に外したり、保障額を変更したりできます!

特にベストスタイルやメディカルスタイルは「保障見直し」をすることにより、一定の規定の範囲内で、上記のような特約の変更が可能です。

ただしご注意頂きたいのは、場合によっては、保障見直しをした時点で保険料がその時の年齢で再計算され、更新は保障見直しから10年後になることがあります。

更に、見直しをする場合は、ほぼ確実に明治安田生命の営業職員と面談し、対面で申し込む形になるので、引き止めに遭ったり、新しい商品や特約を勧められる可能性があります。

明治安田生命の特約を選ぶ際に注意することまとめ

明治安田生命の特約を選ぶ場合の大事な心構えとしては、自分でしっかり考えて必要なものだけ加入するという気持ちです。

かといって保険は専門的な用語も多く、1人で理解を深めるには、限界があります。

一社専属の営業職員だけでなく、専門のコンサルタントや詳しい方に相談するのも1つの手であると思います。

そして自分の生活環境に合わせて、自分で特約を選んで行くことがとても大切です。

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