明治安田生命の終身保険の評判が良くない理由とは?知っておくべきデメリット
目次
明治安田生命の終身保険の評判があまり良くない理由を解説
明治安田生命の終身保険は、保険のプロや実際に契約されているお客様、販売している営業担当者からもあまり評判が良くないのは理由があります。
保険を検討される際に「終身」という保障を気にされている方も現在でもたくさんいらっしゃいますが、なぜ明治安田生命の終身保険は評判が悪いのか、
それぞれの立場から見た明治安田生命の終身保険の評判があまり良くない原因になるデメリットと、なぜ魅力を感じられないのかを紹介します。
明治安田生命の終身保険は営業職員の評判もあまり良くない
明治安田生命の終身保険は、お客様に販売する立場である営業職員からもあまり評判が良くないのが実情です。
明治安田生命の終身保険には、パイオニア、エブリバディ10、祝金付きシニアプランなどがありますが、明治安田生命はどれもあんまり積極的に売ろうとはしていません。
なぜなら現在、明治安田生命は掛け捨ての保障性の商品の販売に力を入れており、終身保険など貯蓄性のある商品にはあまり注力していないからです。
なぜ明治安田生命は掛け捨ての商品を売りたがるの?
なぜ、掛け捨ての商品を売ろうとするのか、理由は簡単で掛け捨ての保障性の商品の方が儲かるからです。
保障性の商品は被保険者が死亡したり入院したり特定の疾病になった場合に保険金を支払うため、支払いの事由が被保険者や契約者の意思とは無関係ですので、給付される確率などを保険会社が計算しやすく収益を上げやすいです。
一方貯蓄性の商品は、これらの事由に加えて、契約者が解約したくなった時に解約でき、さらに支払った保険料よりも多く返さないといけないため、収益を上げにくいという性質があります。
もちろん、保険会社による運用により収益を上げることができれば、貯蓄性の商品でも収益を上げることが出来ますが、現在のマイナス金利政策の影響で運用による収益は非常に上げにくい状況となっています。
よって、終身保険を販売してもあまり自分の成績とならないため、営業職員も積極的に販売してきません。
明治安田生命の終身保険は保険のプロからの評判はどうなの?
一方明治安田生命の終身保険の保険のプロからの評判ですが、こちらもあまり良いものではありません。
ここでいう保険のプロとは、保険の代理店やファイナンシャルプランナーの事ですが、他社でさらに魅力的な終身保険も販売されていることもあり評価はあまり高くありません。
なぜなら、パイオニアは解約返戻金だけでなく、死亡保障額すらも元本割れする可能性があったり、
エブリバディは一時払いしか選べず、払い込みから10年経過しないとメリットが出てこない、更に祝金付シニアプランは商品内容が複雑なため、総じて商品的な魅力は薄いことが原因です。
明治安田生命の終身保険は顧客からの評判はどうなの?
明治安田生命の終身保険は、以上のように元本割れする可能性がかなり高く、メリットもあまりないため顧客からの評判もあまり良くありません。
現在、明治安田生命の貯蓄性の商品の中で評判が良いものは終身保険ではなく、学資保険やつみたて保険など、比較的保険料が低くリスクも低い商品が人気となっています。
特にこれらの商品は、明治安田生命でも創客商品と言われ、明治安田生命も新規顧客の獲得のために販売を推奨しています。
明治安田生命の終身保険の評判まとめ
以上のように明治安田生命の終身保険は、貯蓄性の商品としての魅力もかなり薄れたため、評判はあまり良くありません。
筆者自身も、明治安田生命の終身保険はあまりオススメできる商品ではないと感じています。
一方で、終身保険や貯蓄性の商品へのニーズは依然として高いです。
あまり終身というワードに囚われることなく、様々な保険やその他の方法も検討し、自分に合った資産運用の方法を検討すべき時代になってきていると思います。