スミセイの終身保険の評判とメリット・デメリット、見直し必須は保険が不安材料に成り兼ねない
目次
終身保険を真剣に考える日『スミセイの終身保険』をどう思うのか
『スミセイの終身保険』は『5年ごと利差配当付終身保険』と『低解約返戻金型終身保険』に大きく分かれています。
配当金があったり、支払い保険料より多く返ってくる仕組みなど、とても聞こえの良い商品が多いです。
しかし実際の部分では住友生命の終身保険は特約の付加で手厚くはできる反面、保険料は割高になります。
果たしてスミセイの終身保険に仮にも入ろうと検討中、或いは加入中であればどうするか。今回の記事では保険のプロに意見を聞きながら私なりの意見で考えてみましたのでお伝えしたいと思います。
スミセイの終身保険の賛否両論意見トップ3
スミセイの終身保険:解約を勧める解約賛成派意見
- 安定した銀行などの安定銘柄への株式投資(ローリスク・ローリターンや配当金が良い銘柄)や投資信託をした方が、よっぽど利回が良い。
- 死亡保障と高度障害のみを目的に『スミセイの終身』を選んでいるのであれば、特約などの知識が少なくとも通販型で十分に低価格で加入することができる。
- 死亡保障や高度障害より働けなくなるリスクの方が高いので、収入保障に死亡保障や高度障害を付加した方が安心である。
スミセイの終身保険:解約を留める解約反対派意見
- 既に加入しているのであれば、保険の見直しをして特約を外す方が告知や契約などの手間が省けるので解約する必要はないと考える。
- 元々、『お金を増やす』という目的でなければローリスクの資産形成の基本モデルなので『スミセイの終身保険』がダメだというわけではない。
- 保険期間が65歳満了などと違って、終身保険として保険金支払い可能期間まで、『重複して保険料を払う』か『保険金請求可能期間まで間がある』方がリスクだと感じる。
スミセイの終身保険のメリット・デメリット
スミセイの終身保険に関して様々な保険のプロや生保レディに聞くと上記のような意見が聞かれました。
私個人としてのスミセイの終身保険のメリット・デメリットを考えましたので、参考にしていただければと思います。
スミセイの終身保険メリット:スミセイは補償でも保障でもなく保証が強い
スミセイの終身保険を考える際、メリットは圧倒的な商品に対するスミセイバリューだけでなく、『住友生命』という会社の規模や信用などを考えるとスミセイバリューに安心感を求めていることが多いと言えます。
メリットとして『スミセイ』=生命保険、『アフラック』=がん保険というように、生命保険のイメージを確立しているのはスミセイでしょう。
そして、俳優の織田裕二さんがCMで出ている、イーデザイン損保などが最近力を入れ始めた『オペレーターのスキル』も住友生命にはあります。
スミセイはやはり保険金を加入者に払ってきた『数』や『金額』が他の生命保険会社に比べて圧倒的に多く『スミセイコールセンター』は他社を凌駕するほどの知識量と提案力を持っているため心強くメリットだと言えるでしょう。
住友生命の最大のメリットは保障や補償より強い、保証力なのかもしれません。
スミセイの終身保険デメリット:『保険料の高さ』
スミセイの終身保険にどれだけ目には見えない付加価値がついていても、『終身保険』は『終身保険』です。
商品だけで比較してしまうと、特約を付加しなければ『スミセイの終身保険』はスミセイの保険商品として充実した内容とは言えないでしょう。
しかし、特約を付加すると益々保険料が上がってしまうため、保険料が払えなくなった時のための保険を探すことになってしまいそうです。
そうすると、本来、安心を確保するための『保険』が不安要因となってしまえば、本末転倒で終身保険を選ぶ時に『スミセイの終身保険』である必要性はなくなってしまうのです。
私ならこうする『スミセイの終身保険』
私自身『スミセイの終身保険』は加入していないのですが、加入していたらまず『保険の見直し』は必ず行うでしょう。
そのなかで、私自身スミセイバリューの付加価値は大きいと思っていますが、見直しをした際に『スミセイの終身保険である必要性』を確認はします。
『スミセイの終身保険』と比較する3項目
- 自分のライフスタイルで終身保険が本当に必要なのか。
- 基本保障の中で住友生命を上回るメリットがあるか。
- 保険料がスミセイという付加価値をなくしても入りたいと思うプライスバリューがあるか。
スミセイの終身保険を見直しする際に気を付けていただきたいのは上記3つだと言えます。
そして、必要に応じてプロの保険やファイナンシャルプランナーなどのコンサルタントに相談を複数人にして、様々な角度から自分の保険や人生設計を客観視してもらうのも自分の人生を見直す良い機会になると思います。
大きなお金が動く終身保険だからこそ、定期的な情報収集や保険の見直しは必要です。
未加入の現時点の私は『スミセイの終身保険』、革や素材の価値だけではなくブランドバリューが販売価格に上乗せされるブランドバッグのように見えます。
スミセイの終身保険について真剣に考える日についてのまとめ
これまでいろいろな記事でスミセイの終身保険に関してお伝えしてきました。
住友生命という財閥系の保険会社だけにネームバリューは他の会社から群を抜いており、安心を求める日本人には一定の評価が常にあります。
しかし、保険商品開発や営業員の態度はそのネームバリューに胡坐をかいている状態が続いています。
以前書いた記事に住友生命終身保険の解約返戻金や住友生命終身保険の配当金がありますし、最終的に住友生命終身保険の評価をご覧いただければと思います。
住友生命の終身保険を解約するか継続するかは様々な記事を参考にして判断いただければ幸いです。