ドルスマートの前納払いとは?メリットやデメリットを徹底解説!
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ドルスマートの前納払いとは?メリットやデメリットを徹底解説!
メットライフ生命のドルスマートでは保険料の払込方法として月払い、年払い、前納払いが選択可能です。
特にメットライフ生命のドルスマートを契約する際、保険料の支払い方がポイントになります。
そもそも保険料の払込方法は毎月、定額を支払う月払いと年払いといって、1年分の保険料をまとめて支払うことで若干の割引が効くお得な払込方法です。
今回はよく「一時払い」と「前納」は似ているので間違えている方もいますが、ドルスマートの保険料を前納するとどんなメリットやデメリットがあるのか、そして他社の商品と比較した時にどの様な違いがあるのかをお伝えしていきたいと思います。
ドルスマートの前納とは?一時払いとは違うの?
ドルスマートの保険料は一時払いと言う払い方はできず、まとめて保険料を払いたい場合は前納払いだけになります。
「保険料を一時払いする」と言うのは「全保険期間分の保険料を1回で支払う方法」のことです。
これが一番トータルの支払保険料が少なくて済む払い方ですが、ドルスマートの場合は一時払いができないのでそれに代わる支払方法が前納払いです。
前納払いは「まとまった保険期間分の保険料を、保険会社に預けるような形で1回で支払う方法」のことで、年1回、または毎月の支払期日が来たら預けたお金から自動的に保険料が支払われるしくみになっています。
ドルスマートで前納できる期間と前納した時の保険料はどうなるの?
保険会社によって前納ができる期間やタイミングが違いますが、ドルスマートの場合は契約時のみ、最高10年分のみとなっています。
払込期間が10年の契約であれば全期前納となりますが、もっと長い払込期間の契約の場合は11年目以降は年払いで保険料を支払う事になります。
ドルスマートで10年分の前納払いを選択するとまとめて保険料を払ったときの為替が10年間適用されるため、支払い保険料に為替変動を受けないというメリットがありますが、反対に保険料が安くなる可能性もつぶしてしまうということもあります。
また、これからご紹介するソニー生命のように中途で前納払いをすることができる保険会社では円高に振れると前納を希望する人が増えるようです。
前納のメリット・デメリット
前納のメリットとは?
一時払いと比べてまとめて払うという点では同じですが前納は預けているだけですので、例えば契約者が死亡した場合や、途中で解約した場合は未経過分の保険料は返還されると言うメリットがあります。
契約して万が一すぐに亡くなってしまった場合はこの差は大きいですよね。
生命保険料控除でも一時払いと比べてメリットがあり、一時払いは最初に支払った年のみ控除ができますが前納は保険料を払っている期間中であれば毎年控除を受けらます。
生命保険料控除の枠を中々使い切れていない方は一時払いよりも前納払いの方がメリットになりますね。
前納のデメリットとは?
反対二前納のデメリットはと聞かれると特段、ありませんが、保険料を一気に預けるのでまとまったお金がないとできないって事ぐらいでしょうか。
トータルの支払保険料は一時払いが出来る場合より高くはなりますが、それを上回るメリットがあると思います。
ドルスマートの前納払いを他社比較
ドルスマートとよく比較される「ソニー生命の米ドル建終身保険」と「ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険」はどんな支払い方があるのか比較していきたいと思います。
ソニー生命の保険料を前納する場合は?
まずソニー生命ですがドルスマートと同じように契約時に前納を選択する事ができるのに加えて、途中でも何年分かまとめて払うって事ができます。
為替相場を見ている方だったら「今円高だからまとめて払っちゃおう」って事ができるので、ドルスマートより柔軟な対応ができるという事で人気のポイントの様です。
ジブラルタ生命の保険料を前納する場合は?
ジブラルタ生命はドルスマートとは反対で契約時は前納できず、中途前納はできるみたいですが月払いの場合でも最低6か月分以上でないと前納ができないようです。
細かいところですが保険会社によって全然ルールが違うって事にビックリですね。
この辺の話は契約する前にしっかり確認しておかないと、後で変更できないケースも多いので注意が必要です。
ドルスマートの前納払いとは?メリットやデメリットを徹底解説!のまとめ
ドルスマートの前納をはじめ、保険料の払い方ひとつとってみても色々あるんですね。
ドルスマートの場合、保険料の支払いが終わってもそのまま置いておいて増やそうと考える方が多いみたいです。
私が良いなと思ったプランは例えば30歳、男性、保険金額3万ドル、払込期間10年の全期前納プランです。
支払う保険料は11,259.39ドル(1ドル110円とすると1,238,532円)で最低利率の3%で推移したと仮定すると、10年後は返戻率が100%ぐらいですがそのまま置いておいて20年後には返戻率が123%、30年後には152%になります。
万が一、ものすごい円高になったとして1ドル80円になった時でも解約返戻金が円で1,375,920円なので元本が割れない計算になります。
3%以上の運用ができる可能性も高いですし、そのぐらい余裕をもって考えるとあまりリスクも気にならないかもしれませんね。